先日登録した、ボシュロム製ウェイファーラー(B&L5022)
改めてレンズを入れ替え、使っていくことにした。
ただ、30年以上経っているので、痛みが出てきている状態で、今後いつ迄使えるかわからない。
何かあれば、修理不可ってこともあり得る。
現在日本国内で販売されているのはRB2140Fという末尾にFの付くモデルだ。
Fはアジア市場向けフルフィットモデルを指し、欧米向けのナショナルフィットモデル(無印)とは細部が異なっている。
- ノーズパット(鼻あて)を大きく、丸みを持たせた形状にしてある
- フロント前面の傾斜を緩く(20° → 15°)し、頬に当たりにくくしている
- 丸型の頭の形状に合わせてテンプル(弦)に緩やかなカーブをもたせている
- 欧米人に比べて顔が大きいので、レンズを大きく(50mm → 52mm)している
ボシュロム時代にもアジア向けのFE(Far East)モデルがあったが、所有するB&L5022は欧米向けのオリジナルモデル(現在のナショナルフィットモデル)だ。
RB2140Fを何度も店頭で見たり、試着もしてみたが、横幅がやや大きくなった上に大きく弧を描くテンプルは、コメカミとの隙間が広く空くので、スマートさに欠けるし、B&L5022とは別物に見える。
なんとか、ナショナルフィットモデルが入手できないか探してみると、地元の老舗メガネ店がネット販売をしているのを見つけた。
レイバンは、その人気ゆえ偽物が非常に多いので、多少高くなっても信頼のおける実店舗での購入が望ましい。実店舗であれば、フィッティング調整もしてもらえる。
そんなことで、メガネの春田さんで購入してきたわけだ。
一本目は、コレがなくちゃ始まらないブラックモデル。
RB2140 901 50 3N
万が一、B&L5022が使えなくなる事があっても、これで後継ぎができた。
オリジナルウェイファーラーを再現
1999年にレイバンの製造権がアメリカのボシュロムからイタリアのルックスオティカに移り、2004年にウェイファーラーは廃盤となるが、高い人気によって2007年に復活する。
そのスタイルは1952年の登場以来、ほとんど変わっていない。
見た目の大きな変化は、右レンズと両テンプルに入るRey-Banロゴだろう。
左レンズの刻印は、BLの砂打ちからRBのレーザーエッチングに変わっている。
この刻印は、裏面に打たれたものと、表面に打たれたものがあるが、本モデルは表面だ。
モデル名は、RB2140 901 50だ。
RB2140がナショナルフィットモデルの証。
901はフレームカラーで、ボシュロム時代はエボニーと呼ばれていたが、現在ではブラック。
この後ろにレンズカラーを表す数字が入ることもあるが、G-15レンズの場合は入らない。
テンプルに刻まれた50□22は、レンズ幅50mm、レンズ間隔22mmを表し、150はテンプル長、3Nはイタリアの規格でレンズ濃度を表している。
サイズなどは、オリジナルレイバンとほぼ同じだ。
サイズが変わらないので、フェイスシルエットはほぼ同じ。
特徴の傾斜もそのままだ。
テンプルもストレートだ。
これこそが、ウェイファーラーだといえるデザインだ。
フィット感は、フルフィットモデルにやや劣る・・・
ナショナルフィットモデルの特徴は、
- 強い傾斜のフロントフェイス
- 低いノーズパット
- ストレートなテンプル
小振りで強い傾斜のフロントフェイス、ストレートなテンプルこそがウェイファーラーの美しさだと思う。
掛けた感じも、テンプルに隙間が空かずスマートに見えるし、フィッティング調整してもらったお陰で、しっくりフィットしている。
ちなみに、わたしの場合は、頬には当たらないで済んでいる。
しかしながら、試しにかけてみたフルフィットモデルのほうが、大きな鼻パットのお陰で掛けやすくなっていた。
多くの人に合うのはフルフィットモデルだと思われる・・・
眺めていても飽きない
美しいシルエットは、眺めていても飽きることがない。
保証と付属品について・・・
正規品にはミラリジャパンの保証書が添付されている。
保証期間は2年間だ。
そして、付属するタグと、左レンズに貼ってあったG-15レンズのシール。
左:タグとレンズのシール 中央:タグ裏面 麦:付属レンズクロス
B&L5022のケースは、袋状のソフトケースだったけど、しっかりしたケースが付属している。
付属品に関しては、フルフィットモデルと全く同じと言える。
-
購入金額
15,876円
-
購入日
2017年08月04日
-
購入場所
メガネの春田 清水駅前店
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。