ES-Tune USB 2.0切替器 USB切替器 手動 2.0対応 PC4台用 4入力1出力 4ポート切替器 プリンタなどを共有 小型 軽量 です。
とてもシンプルなUSB2.0PC4台用 4入力1出力 4ポート手動切替器です。
□■□■1セットのKB・マウスを4台のPCで共有!■□■□
ワンセットのUSB接続キーボード・マウスを4台のPCで使うために入手しました。
(上に挙げた物は、どちらも2台用の手動切り替え機です)
「自動切換え」、「半自動切り替え器」の様な便利な物も存在しますが、便利な反面、ユーザーの望まない動作をすることがレアケースながらあります。
また、バグなのか仕様なのか、Swを押しても「切り替え」が出来なくなる「致命的な欠陥」もしばしば見付かります。
ELECOM社製の切り替え機の場合も原因はPC側にありそうなのですが、上記の問題動作があって頭を痛めていました。
「回避方法」と言うか「脱出方法」は、「問題のあるポート」からUSBコネクターを抜くだけと簡単なのですが、いちいち「また戻す」などと言う作業はとても面倒臭いです。
そこへ行くと、本機の場合はストロークの深い「機械的なSwを押して切り替えると言う方式」なので、「まず、問題は起きないだろう」と考えられます。
持ち合わせのKVMの「USB切り替え機能」だけ(「映像切り替え」をしない)を使おうかとも思ったのですが、本体の大きさが余りにも大き過ぎるので止めました。
本機の場合、30mm×90mm×120mm 重さ170g ととてもコンパクトに出来ておりどこにでも置いて使えそうです。
□■□■USBと映像は別々に切り替えるのが良いのだ!■□■□
USBと映像を同時に切り替える「KVM」と言うのもあって便利なのですが、一般的には「1台のモニター」と「1セットのKB・マウス」を複数のPCで共有出来ます。
ただ、モニターも複数になったり、2台のモニターを同時に使いたいなどの場合に自由が効きません。
複数のモニターを切り替えて同時に使うためには「マトリクススイッチ」と言うのがありますが、これは「画像」のみの切り替え用です。
まあ、お金さえあれば複数のモニターを扱えるKVMもあるらしいのですが、アマチュアの買える代物ではありません。
そんな訳で、自分のところではこれが一番都合が良いのです。
自分のUSB機器や2台のモニターの切り替えに付いてはとても長い説明が必要になります。
詳しい説明は割愛しますが、2台のPCをほぼ同時に扱う為には「リンクケーブル」も一緒に使っています。
□■□■早速、使ってみましたこのみ!■□■□
やはり、想像通りの「アジア系外国製品」でしたが、「本国から発送」などと言うことはありませんでした。
普通に、中2日ぐらいですぐに到着しました。
「黄色くて臭いテープでぐるぐる巻き」と言うことも無く、丁寧な梱包で綺麗なパッケージに入って来ました。
本機はとても小さく、上から見た面積は我が家で使っている「標準的な無線マウス」とほぼ同じ大きさでした。
一昔前なら、「タバコの箱」と比較して「ホープの箱よりも小さい」などと表現するところです。
本体ケースのデザインも垢抜けしており、黙っていれば「あちら製」なんて誰も気が付きません。
フロントパネルにはストロークの深い機械的なSwが4つ並んでいます。
リアには、USB2.0Aメス×1、Bメス×4のコネクターがあるだけ。
裏には何もなく、メーカーさんのシールが貼ってあります。
ケースは、想像したよりも遥かに洗練された「洒落たデザイン」の切り替え機でした。
(実際に設置して使用しているところ)
後は、4本のケーブルとUSB機器を必要個所にただ繋ぐだけ。
自分の場合は、今まで使っていた切り替え機から外した全てのケーブルをそっくり差し替えるだけでした。
PC側のコネクターは接続済みなので、作業の所要時間は3分も掛かりませんでした。
□■□■使用上の注意点■□■□
①ケーブルは付いて来ません!
ケーブルはおろか、マニュアルなど何一つ付属物はありません。
必要なケーブルは自前で用意して下さい。
類似品でUSBケーブルが付いてくる製品もありますが、その分セットの価格が高くなります。
また、付属されるケーブルは粗悪品が多く、自分で気に入ったものを調達するのがベスト。
USB2.0のAオス-Bオスが4本必要で、もう1ヵ所はマウスやKBを直接接続する場合は不要。
「ハブ」などの機器を接続する場合は、片側はAオス、もう一方は使用する機器に合ったコネクターの付いたケーブルを用意します。
②Swの押し方で、「NC」にもなってしまう
(全てのSwの頭が出ており、どのポートもセレクトしていない「NC」の状態)
Swを押す時のちょっとした力の入れ方やタイミングで、「どのポートもセレクトしていない状態(NC)」になってしまう場合があります。
通常は、常にどれか1つのSwが押し下げられた状態で、別のSwを押すと最初に押されていたSwはOFFになり頭が出た状態になります。
「故障」ではないので、通常通りに使いたいポートのSwをゆっくりと押し下げて下さい。
そうすれば、正常に切り替わるはずです。
③インジケーターは無い
「電源が無いので」と言うのは理由になりませんが、「電源を使わない設計」なので「現在、どのポートをセレクトしているか」などのアンサーはありません。
少し考えて設計すればアンサー表示は可能ですが、故障や不具合発生のリスクが高まります。
「スイッチの頭が出ているかどうか?」で判断して下さい。
④手許に置かないと使い辛い
「リモコン」が付いている訳でも無いので、本機はリアルのデスクトップ上のオペレーターの容易に手の届く範囲の「手許」に置かないと極端に使い辛いです。
「自動」や「半自動切換え」と違って使用するPCを切り替えたら必ずスイッチを押さなければならないのですから、これはとても重要です。
□■□■最終的な「評価」■□■□
この種の機器の評価はとても難しいと思います。
目的が単純に「USBの使用するポートを切り替えるだけ」なので、トラブル無く切り替えられれば「良し」と言うことになります。
また、使用していて「信号の品質に低下が無いか?」などが焦点になると思いますが、一般ユーザーには「信号の品質の評価」なんて出来ません。
「高価な計器」も持っていませんし、テストも出来ません。
したがって、何の「トラブル」も無く「使い辛い点」も無ければ「合格」となります。
本機は、今の所トラブルは皆無で、これと言った誤動作も認められません。
間違いなく「合格」です。
のみならず、「コストパフォーマンス」の観点から見ても「とても優秀である」と言えます。
本体価格の市場価格はおよそ698円、それでいて高品質なのにはとても驚きます。
本機に付いては「中華品質」と言う言葉は「死語」です。
「USB2.0の切り替え器を探しているいる」と言う方は、迷わずこれを使うべきです。
□■□■関係ないけど、分った事■□■□
本機に、USB接続サウンドカードをぶら提げて使用しています。
USB接続サウンドカードは、本機と組み合わせてミニジャックで接続したスピーカーを4台のPCで切り替えて使えるようにする為に使っています。
本機を使うと、KB・マウスと一緒にスイッチ1つでスピーカーの切り替えも出来るので重宝しています。
USB接続サウンドカードは、生きているPCのUSBスロットに繋がるとLEDが点灯するので、パイロットLEDが無い「本機」の弱点を補ってくれます。
とても便利な使い方を偶然発見した訳ですが、他にも発見が…。
それは、「半自動式USB切り替え機」を使った時の「誤動作」の原因と対策がほぼ判った事です。
もともと「良く理解していた筈の原因・理由」なのですが、それは「USBポートのスペック」に関するものです。
PCに依っても違うのでしょうが、「同じPCのスロットでも二種類ある」と言う事。
本機で、偶然、間違って「電源を入れていないPC」を選択してしまった時の事。
電源が入っていなくても、PCによって、繋ぐスロットによってはLEDが点灯するのです!
ええ、すっかり忘れていたのですが、USBポートのスペックによっては充電などの目的から、「PCの電源をOFFにしても電圧が出ているものがある」と言う事なのです。
今回は詳しく調べるのが面倒なので「一台のPCでそれを回避しただけ」(別のスロットに差し替えただけ)です。
過去の記憶と合わせると、「少なくとも手持ちの2台のPC」は「充電ポート」があったみたいです。
これが、「自動式、半自動式USB切り替え機の誤動作の原因」でした。
(何となく、「そうだろう」とは思っていた事ですが)
これでもう「半自動式USB切り替え機」もトラブルを避けながら使えそうですが、やっぱり「完全手動式」の方が使い易いです。
□■□■将来的に「気になる点」■□■□
とても原始的な機械スイッチによる切り替えなので、「耐久性」は気になるところ。
しかし、この程度の価格なら「壊れた時はまた新しいのを手配する」って事で何とかなりそうな気がします。
まあ、新調しても「また、すぐに壊れる」とかと言う話になれば別ですが…。
682円の切り替え機が1万円するKVMよりも素晴らしい!
確かに「使う目的」がやや違うのですが、682円の本機の方が1万円のKVMよりも便利なのです。
現実に、自分は高価なKVM(持っているのに)は使っておらず、もっぱら、安価な本機を常用しています。
高価なUSB切り替え器を購入予定のユーザーさんは、予定を即刻中止して「本機」を使って見てください。
-
購入金額
698円
-
購入日
2019年06月20日
-
購入場所
aPieceOfSomethingさん
2019/06/29
僕も同じもの2台持っています。
機械式なので勝手に切り替わることもなく、
『光らない=存在感がない』のが逆に気に入ってます。
hachiさん
2019/06/29
「安過ぎて平気か?」と思いましたが、本当に良いですね!
故障しないし、眩しくないし、誤動作も皆無。
主張しないのが主張ですね。