小さいころに、小学校の図書室か、或いは、公民館などで読んだような記憶。
椅子を作ったうさぎさんは、自分が作った印に短いしっぽを椅子に付けて、皆の通る場所に置きます。
その椅子を巡って、通りがかった動物たちが、先に通った動物の優しさに感謝しながら、後に通る動物への優しさを残していく、というお話。
まず、うさぎさんが可愛いデスヨネ。
造形としては、ぬいぐるみのような感じなのですけれども。
逆に、それが筆遣いとマッチして、柔らかく映ります。
椅子にしっぽをつけるって、可愛いデスヨネ。
背もたれも、微妙にうさぎの耳のようなんです。
こういうのを見ると、自分でも工作してみたくなります。
そして、椅子に置かれる食べ物。
これも、また、柔らかそうだったり、つやつやと美味しそうだったり。
最初に食べられる、どんぐりが、凄く美味しそうで、自分でも拾ったどんぐりを齧ってみた記憶が有ります。(苦くて渋くて、大変でしたw)
おはなしの内容も、凄く優しいのですが。
やっぱり、この絵本を語ると、柿本幸造さんの絵の柔らかくて、でも、手ごたえのある、印象が強いですね。
もう一冊、机か何かを運んでいる絵本が記憶に残っています。
題名は失念したのですけれども、いつか、そちらも購入出来たらいいなあ。
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購入金額
700円
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購入日
2017年06月26日
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購入場所
ブックオフ