プレートに合わせて 50mm幅のアダプタです。

上面

1/4インチネジへの変換アダプタが付属しているので、日本製の三脚にもそのまま取り付けられます。

底面

ノブは大きめで軽い力で回せ、止まったところから勝手に回ってしまう事はありません。

開き具合によってプレートを横から滑らせたり、上からプレートの片側をひっかけて着脱したりするようです。

そして最大に開いてみたのですが、手持ちの 200PLのプレートはどれも使えませんでした。

販売ページのコメントでは使えないと言っている人使えると言っている人がおり、購入時期で違うのか個体差が大きいのか分かりませんが、対応と書いている以上使えないってのはどうなんでしょう。

もっとも本品で 200PLを使うつもりは無いので、ショックではないんですが。

プレートを載せてみると、思った以上に軽く締めただけでキッチリ固定されます。

ただ軽く締められるのは比較的ノブが大きい事が理由だと思うのですが、アダプタの厚みよりノブの方が大きいので使用する雲台によっては干渉してしまいそうです。

ブツ撮り時に三脚のモバイルモニターで撮影画像を見るべく取り付けてみました。

普段ブツ撮りは座卓で行なっており、使用頻度が低いコンパクトな三脚を使うことにしました。

まずはモバイルモニターのホルダーにプレートを取り付けます。

こんな感じにハマります。

三脚の雲台側を見ると元から付いている 200PL用のクイックシューを外して本品をネジ留めできそうでしたが、三脚自体はカメラ用としても使っていくので 200PLに本品を取り付け運用する事にしました。

ちょっとスマートでは無いですが、これでカメラとも共用できます。

そして懸念していたノブの大きさによる干渉が発生してしまいました。三脚側のレバーとノブが干渉してしまいレバーが擦れています。

ただアルカスイス互換のプレートは上下の向きが固定されないので、本品の上下を変える事で干渉なく使える様になりました。

当初はモバイルモニターを物撮り時に使用している頑丈な三脚に取り付けようとも考えていたのですが、三脚自体を結構移動させるので邪魔なので、モニターは別に設置した方が使い易く今後は今回の運用で使っていく事になりそうです。

そして今回初めてアルカスイス互換のクイックシューを使いましたが、使用したクイックシューのおかげでもあるのでしょうが、200PLよりもガタツキが少なくしっかり固定されています。

しかし反面、レバーで固定する 200PLの方が簡単に固定出来て楽です。

また、アルカスイス互換の場合は少し緩めた時に左右方向にすり抜けてしまう恐れがあるので、しっかりカメラ（今回はモニター）を押さえておかなくてはなりません。

200PLならば少し緩めただけでは抜け落ちる事が無いので安心です。

それとノブを回転させて固定させる方法だと、しっかり固定出来ているか確認を怠ると少しずれて緩んでいたために抜け落ちるなんて事も考えられ、少し不安になります。

もっともあくまで想像なだけで私の所で発生した訳では無いのですが、精度の低い（品質の悪い）アダプターだと実際に発生しているようなので、今後この様な事が発生しないか見守っていきたいと思います。