デジイチ用に雲台&三脚を持っていますが、ビデオ用の雲台というものは持っていないので、評判の良さそうな manfrotto 雲台 プロフルードミニ雲台 701HDV を購入してみました!
価格推移をチェックした所、12522円まで下がって来た後、横ばいだったので・・・自分的にはちょっとお高いビデオ雲台ですが、気合いでポチってみた。
13000円もあれば、雲台付きの中型三脚が買える訳で(^^;
では、どんなビデオ雲台なのか、簡単にレビューしていきます!
このビデオ雲台は、manfrottoというイタリアのメーカーで、このビデオ雲台もイタリア製でした。
プロフルードミニ雲台と言う事で、プロ用の上位機種のミニサイズ版みたいですが・・・結構大きいです。
コンシューマー向けHDカム(ハンディカム等)用みたいです。
フルードというのは、オイルみたいなモノで潤滑というより抵抗として注入されていて、パン(ビデオカメラを左右に振る)する時に独特の抵抗があり、スムーズなパンが出来る感じでした。
それでは、各部の説明でもしちゃいます。
コチラには、クイックシュー解除ボタン(赤いボタン)、チルト(上下方向)固定ノブが付いてます。
後、パン棒を左側にも取り付ける事が出来るように、ネジ穴が開いてます。
コチラには、前後にスライドするクイックシューを固定する為のレバーが付いてます。
左右に付け変え可能なパン棒は、解除レバーを回す事により、取り付け・取り外しが可能です。
底面には、三脚取り付け用に 3/8”ネジ穴 が開いてます。
このネジは、1/4”と3/8”があるので、手持ちの三脚が1/4”の場合は変換アダプターが必要です!
大抵のクイックシューは、正方形か長方形でもカメラボディに隠れるくらいの小型が多いですが、コチラのクイックシューは、50x90mmと結構大きいです。
そして、クイックシューは前後にスライドします!
何故スライドするかというと、長物レンズ等で重心が前後に偏る場合に、スライドさせる事により重心位置を中央付近に移動する事が出来ます。
これで、前後のバランスが取れて、不用意なチルトやブレを抑えれるのだと思います。
先ほど、クイックシュー解除ボタン(赤いボタン)がありましたが、スライドし過ぎてクイックシューが抜け落ちるのを防ぐために、解除ボタンを押しこんだ状態で無いと、抜けないようになってるので、安心です。
さて、クイックシューを外したのがコレですが、カメラ用のネジも2種類存在するので、交換出来るようになってます。
ネジの左側に見える金色の凸は、ビデオカメラ側にある凹に差し込む用ですね。
ビデオカメラをパンした時に、カメラがズレるのを防ぐ役目だと思います。
最初に、このビデオ雲台は大きいと書きましたが、SONY HDR-PJ590Vに取り付けた場合、どんな感じか見て頂けると分かると思います。
業務用としては”ミニ雲台”ですが、コンシューマー向けとしては、ちょっと大きい!?
私が普段使っている、Velbon ULTRA LUXi Lとの比較写真ですが、どう考えても頭デッカチでアンバランス(滝汗)
パン時にフルードの抵抗が結構あるので、ULTRA LUXi L では三脚ごと振り回してしまうと思います。
中型以上の三脚と組み合わせないと、まともに使えないと思います・・・
素直に、SONY純正のリモコン三脚を買う事をオススメします(笑)
パン棒はネジで固定されるのですが、噛み合いによりズレ無い様になってます。
パン棒自身も曲がってるので、自分のスタイルに最適な取り付けがボチボチ可能です。
PENTAX K-mに、クイックシューを取り付けてみました。
このままでも、使えない事も無い。
バランスは悪く無いと思う。
3/8”と1/4”のネジが付属しますが、使うのはどちらか一方。
そこで、使わなかったネジを保管する場所が、雲台にありました!
◇ 他の機能 ◇
後は、カウンターバランス内蔵って所ですかね。
スプリングが内蔵されていて、カメラをチルトさせても中央に戻るように働きます。
ただし、クイックシューの前後調整をして、重心を中央に持って来てる場合に限りますが。
それと、水準器も付いてます。
この雲台は、パンとチルトの2軸なので、三脚自体で水平を出しておかないと、ビデオカメラの水平が出せません。
manfrottoの三脚だと、エレベータ部に水平を出す機構が付いた製品があるので、その三脚とセットで購入するのが吉ですね!
私は、予算が無いので・・・ orz
◇ 使用感 ◇
しっかりした三脚に取り付けする事を前提ですが、パンした際にヌルヌルーっと動きます。
抵抗が大きいので、素早く動かしたり上方向に力が入ると、相当な重量級な三脚じゃないと浮き上がったり動いたりします。
もちろん、捻り方向の剛性の弱い三脚だと、ブレまくると思いますよ!
そうそう。
三脚使用時は、ビデオカメラの手ぶれ補正を切りましょう。
切らないと、逆にブレます(汗)
◇ 撮影サンプル動画 ◇
引き籠りなので、いつかアップしたいと思います(笑)
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購入金額
12,522円
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購入日
2012年03月26日
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購入場所
らんまるさん
2012/03/26
三脚使用時の手ブレ補正カット…もしかしたら意識したことなかったかもしれません(笑)
言われてみれば確かにそうかもしれませんね。
以前ソニー製のビデオカメラを買った時には、ソニー純正のガッチリした三脚を購入した思い出があります。昔のハンディカムは今のモノより重くて大きいので、それを支える重量感のある三脚だったように思います。(今もたぶん家のどこかにあるような)
ちなみにその時のビデオカメラは こちら でした。
愛生さん
2012/03/26
本格的なビデオカメラですね!
レンズも大きいし。
最近のは、片手で軽々持てるサイズですから、普通の三脚でも充分かなって思います。
このビデオ雲台は、軟い三脚だとまともに使えないとは思いますが・・・・
ねおさん
2012/03/26
最近のハンディカムって、三脚固定で使ってると、手ぶれ補正がオフになってくれるみたいですよ。
先日卒業式を撮ってた時、途中で画面に三脚マークが出て、手ぶれ補正表示が消えているのに気付きました。
取説で確認していないのですが、多分・・・
愛生さん
2012/03/26
試した時は、手ぶれ補正の影響でふらついてました。
今度、説明書を読んでみますw
私の使用目的には、オーバースペックかも(^_^;)
リーダーさん
2012/03/27
もはやプロ用……
愛生さん
2012/03/27
でも、撮影目的はレビュー用動画(笑)
退会したユーザーさん
2012/03/27
リーダーさんも書かれていますが、プロ用ですね。
抵抗用にフルードまで入っているんですか。
>パンした際にヌルヌルーっと動きます。
この動きは気になりますね。とても興味があります。
ですが、私の場合 先にビデオカメラを買わないとダメですね。(汗)
愛生さん
2012/03/27
サイズ的には、ミニ雲台なので・・・ハイアマチュア向け!?
私は、弩素人ですが(^^;
フルードの抵抗で、一定のスピードでパン出来ます。
この雲台を使うには、それなりの三脚が必要なので、道具から入るタイプの人間で無ければ、SONYハンディカムを購入した場合は、SONY純正のリモコン三脚がオススメですw