余ってきた2.5インチのSSDを有効活用するため、USB3.0タイプのHDDケースをいくつか購入しましたので比較しました。
USB3.1Gen2(10Gbps対応)
USB3.0ただし内蔵チップはSATA2
USB3.0/3.1Type-Aケーブルの製品は手持ちが増えたのと、Type-Cポートを持つPCが増えたので、今回はUSB3.0 Type-C(両端)の製品を購入しました。
Type-Cポートを持つPC
シンプルで必要十分
新しい製品のためかZIGSOWに写真が無いのが残念ですが、AUKEY DS-B6はUSB3.0 Type-Cのケーブルが付属した2.5インチSSD/HDDケースです。
写真では分かりづらいですが、ケーブルの両端がUSB Type-Cとなっています。従来のケールを流用するためケース側がmicroUSB3.0のケーブルがありますが、 Type-Cは正規の規格品であれば流せる電流がmicroUSBと違うので3.0Aが流せるType-Cは将来的に充電ケーブルにする場合も安心です。もっとも、HDDケースでUSB Type-Cの最大電力を使うことは無いでしょうから特にケース側がmicroUSBでも問題ありません。
USB3.0の性能は発揮しているが、3.1Gen2の性能が欲しい
評価PCはAsrockのX99マザーTaich USB3.1rev2の速度が出るType-Cポートを備えています。
速度的にはUSB接続のオーバーヘッドを考慮しても、USB3.0のほぼ限度一杯の速度です。
USB3.0-SATA Bridge Controller は中国Norel Systems Limited製のNS1066Xを採用しSATA III(6Gbps)の接続もサポートしています。
ただ、USB Type-Cは大容量の給電と高速データ伝送を実現し USB 3.1 Gen2の規格を満たしています。折角Type-Cのケーブルを採用したならHDDケース側もUSB 3.1 Gen2の性能も持って欲しかったです。
次にKingstonのSSDにアップグレード・キットとして付属していた2.5インチケースとの性能比較をしてみましょう。
Kingston SSD付属のアップグレードキット
平均速度的には、DS-B6とほぼ同等のようです。
USB3.0-SATA Bridge Controller はgenesyslogic.comのGL3321Gで、こちらは USB 3.1 Gen 1 と SATA 6Gb/sをサポートしています。転送速度は USB 3.1 Gen 1=USB3.0ですので変わりは無いと思いますが・・・
折角、X99taichiがUSB3.1Gen2ポートが有るのでそちらも繋いでみました。
気持ちシーケンシャルライトが速くなったようです。
価格に見合った性能でパフォーマンスも良い
たまたま割り引きセールで購入しましたが、USB Type-Cのケーブル付属でUSB3.0の速度を十分に発揮してるのでコストパフォーマンスのバランスは良いと思います。
また、中身のSSDを入れ替えるのも簡単で、スクリューレスでの脱着が出来ます。SSD自体をスペーサなどでロックはしていませんが蓋に付いたスポンジが中身のSSDを絶妙にホールドしているので外れる心配も少ないと思います。
USB Type-Cの2.5インチケースが必要な方にはお勧めだと思います。
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購入金額
1,679円
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購入日
2017年05月10日
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購入場所
Amazon
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