直火不可 電子レンジ不可 のグラスポットですが、
メリタのドリッパーを愛用する者は、メリタのグラスポットを買わねばなりません。
純正至上主義で申しているのではありません。
開口部直径が約80ミリないと、メリタのドリッパーがきちんと収まらないのです。
どうしてもメリタのドリッパーを使いたいので
上のドリッパーなら、カリタやハリオのドリッパーとの差はあまり感じません。
でもね
このアロマフィルター(ドリッパーを指してフィルターと呼んでいるようです)の性能を知るにつけ
他銘柄のフィルター、また同じメリタでも通常品や陶器のそれを利用する気持ちになれません。
アロマフィルターの抽出口は、センターには存在せず、偏心しつつ最下部より数ミリ上部に備わるのです。
この工夫のお陰で、「蒸らし作業が確実に、そして簡単に行なえます」
「抽出後半に存在する、雑味が落ちてしまう心配が減ります」
メリタのレギュラーフィルターと、アロマフィルターとの風味の差、味わいの差は
ほぼ万人が認識できるものです。
このメリタのドリッパー(フィルター)に合わせて最適化されているグラスポットに
ストレートポットという製品がありました。
MJ-30-90という品番のこれは、非常に使いやすくてスタイリッシュなものでした。
なにより側面にプリントされた容量の目安(1カップ・2カップ)が
一般的にお店で利用されるコーヒーカップのそれに正しく準拠していたのです。
実測値で130ミリを1カップに設定していることを確認しています。
しかし手持ちのストレートポットを全て割ってしまった後に、ディスコン扱いを知りました。
試しに新型のメリタガラスポットを買ってみます。
カフェリーナと呼ばれる、メルヘンチックな丸いガラスポットは、メリタのドリッパーに最適化されており、きちんと嵌ります。
しかし、サイドにプリントされているカップ数の目安が ストレートポットのそれとは異なる基準で
書かれていました。
ストレートポットが 130ミリなのに
カフェリーナのそれは110ミリなんです。
ご家庭用で使われる場合はあまり気にならないかもしれませんが、業務用で愛用するには
すこしばかり気になる欠点です。
また電子レンジ不可 直火不可 というのも ご家庭用としては落第だと思われます。
温め直すために行平鍋を用意するか、保温プレートを用意する必要が出てきます。
またメリタ以外のドリッパーを想定した他銘柄のガラスポットなら、500円前後で入手できることもあります。
写真左はハリオ用のそれです。
でも広い開口部は、内部を洗浄する時に便利です。
できれば各メーカーが80ミリに寄り添って、世界規格となれば良いのに、、と恨み言。
まずはメリタさんに、ストレートポットの再販と、1カップ当たりの容量をプロ仕様カップの130ミリに再設定していただきたい旨をお伝えしたいです。
次も、そしてその次もメリタのフィルターシステムとガラスポットを買いますので、
どうぞよろしくおねがいします。
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購入金額
973円
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購入日
2017年04月30日
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購入場所
楽天まんまる堂
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