数年間酷使したメインマシンを組みなおそうと思っていた所
Ryzenが丁度いいタイミングで出たので一台構築(ということにしたい)
Ryzen5 1600XはRyzenシリーズの中位に位置する製品で
6コア12スレッド TDP95W
ベースクロック3.6Ghz シングルコアの最大ブースト時4Ghzの性能を持つCPUです。
---------------------
■サクッと組んで感想
Ryzen5 1600XはPrecision Boost(シングルコアのみ)が有効に働いた場合は4GHz
そこからさらにXFRというブーストで4.1Ghzまで回ります
このXFR自体は温度に余裕があれば回るので大体のクーラーならば+100Mhzと
考えればよろしいかとおもいます。
ですので全コアの場合は基本的に3.7Ghz動作と考えるといいとおもいます。
Precision Boostの発動条件はわりと厳しいので気が付いたらヒョコッと4.1Gになった
ログが残るという感じですのでアクセント的なものと考えたほうが良いと思います。
シングルスレッドのベンチマークを取る際には余計な処理を防ぐなど
最大性能を発揮できる環境をつくらないと
なかなか良いシングル性能の結果が出なかったりします
まぁ実用では十分快適ですけどね。
また第一世代RyzenのX付きモデルは
1600xも1700x1800xと同じく20度のオフセットがあるらしく
HWモニターなどでは高温に表示されてしまうみたいです。
■環境
CPU Ryzen5 1600X
CPUクーラー Contac Silent 12
MEM CMK16GX4M2A2666C16
MB MSI B350 PC MATE
VGA HIS RadeonRX480 8G(リファ)
OS Windows10 Creators Update
電源 Antec NE550C
-------------------------
■CinebenchR15 score
R5 1600X マルチ1239 シングル161
(A10)7700K マルチ 289シングル 85
レンダリングを行うベンチマークの定番Cinebenchだと
6コア12スレッドの威力が爆発
時代遅れのなんちゃって4コアAPUなんてザコもいいところです
マルチスレッドテストの速さには思わず変な笑いがこみ上げてしまう程
■Photoshopとかほかの実用ソフト
マルチスレッド処理に対応している
PhotoshopCS6において5000ピクセルほどに拡大した絵を
ガウスぼかしの最大設定で試した場合は
A10-7700kに対しておよそ7倍強の速さ
(photoshopでの処理時間表示から計測)
非マルチスレッド系ソフトで同様のぼかし処理をした場合ですと
openCanvas6というお絵かきソフトで試した場合は
およそ1.5倍強程度の処理速度差でした
(測定機能がないのであくまで目安)
■ゲーム
あまり重いゲームではないけど
wowsをやってみたところ
1080p解像度では十分以上な性能があるとおもいます(●´ω`●)
■ざっと感
デュアルモニタでyoutube垂れ流しつつ MMOをログインして放置しながら
お絵かきという用途には大変おすすめです。
ながら作業向けCPUの正統進化系といえるでしょうか
俺はOCするぜって人でしたらXなしのもありかもしれませんが
設定つめるのめんどくせぇって人には1600xがいいと思います。
------
ver1_4/24
Ver1.1 20180 3/1 誤字修正
-
購入金額
33,264円
-
購入日
2017年04月12日
-
購入場所
ツクモ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。