レビューメディア「ジグソー」

小さいのに速い!まさに”革命児”のM.2 NVMe SSD

SSDなんて、SATAで良い。または性能が高いNVMe SSDはPCIeスロットでちゃんと熱対策しないと、M.2のNVMeでは爆熱で使えたもんじゃないはず。

 

なんて、偏見を持っていた私のM.2 NVMe SSDに対する認識を覆す製品が、このSSDだった。

 

 

てか、すんごいちっさいのね!

 

2.5インチのSATA SSDですら小さいと思ったのに、メモリよりも小さな基板。しかもNVMeだけにSATAとはケタ違いのスピードが出るだなんて。

 

ちなみに、かつてレビューした、PCIe NVMe SSDとの比較をすると……

 

 

 

 

Intel 750 SSDの性能を上回っている。恐ろしい時代が来たもんだ。実際にはどうなのかみてみると、

 

 

マシン構成等のせいでOS起動までの時間はさておき、ブートしてからのWindowsの挙動がちょっとおかしな事になっている。このSSDはOCマシン用に作ったので、極力無駄なものを入れていないにしてもハンパなく速い。

 

あんまり起動が早いので、OCするとパソコンが凄くキビキビと動くので気持ち良い。そういう意味で使っていて有名なOCerにでもなった気分になれるので嬉しい。

更新: 2017/04/10
冷却性能

製品に改善・工夫がしてあり、ヒートシンクは要らないと感じた

既存のM.2 NVMe SSDには必ずと言っていいほど「熱問題」が付きまとっていた。特にこの製品の前作にあたる「950シリーズ」では「速いけど熱い」という話であったので、速いからといって使う気にはなれなかった。

 

しかし、960EVOにはSSDのシール自体に特殊な加工がしてあるようだ。

 

 

これはSSDの裏面なのだが、普通に取り付けると熱がこもりやすい箇所だが、ラベルシールの裏面に伝導率が高い銅の層がある。これが放熱効果に一役買ってくれるだろう。

 

また、製品自体も「950シリーズ」の時より改善されているようで、それも相まって常用でヒートシンクを使う必要がなさそうだと感じた。

 

 

更に私の環境だと、このように立てて置くことで、更にCPUファンの吸気により熱を効率よく排除できるため、動作中に手で触れても熱いとは感じないほど。通常時やベンチ中では40度を切っていた。

大きなデータのやりとりはしていないのでその時に改めて測定するが、これなら期待できそうだ。

 

※'17/4/10追記

 

「雫さんに怒られちゃったよ!!」

 

 

というわけで、CrystalDiskMark 5の動作中での温度を確認。寒かったので暖房をきかせた状態の、室温26度だったが、素の状態で最大55度まで上がった。ただ、これなら私の目的(オーバークロック)ならヒートシンクをつけてまで対策しなくてもいいだろう。ストレージとして多用する場合は安全のためにメモリFANをつけた対策が必要かも?!

  • 購入金額

    31,980円

  • 購入日

    2017年03月24日

  • 購入場所

    PCワンズ

25人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • ポン酢レッサさん

    2017/04/10

    れいんさん

    速すぎて今までのHDDやSATA SSD時代が旧世代に感じちゃいます。
    2017年はM.2 SSD元年になるかも?!
  • Vossさん

    2017/04/10

    搭載方法の勝利だなぁ・・・・
    平行設置だと、M.2って結構温度高めなんですよね。
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