和気清麻呂が猪に助けられたとの故事
京都の愛宕山は、大宝年間に役の行者と僧泰澄によって開かれ、
後に和気清麻呂は平安京遷都に際して京の西北(戌亥=乾)にあたる愛宕山に「愛宕神社」を創建
火防の神が祀られる愛宕信仰の総本山として、愛宕神社の御札は、ほぼ全ての京都の飲食店の厨房で目にすることができます
愛宕山
愛宕山は古典落語の舞台としてもよく知られております。
お大尽が、かわらけ投げの茶店から土器の代わりに小判を投げます。
お供の太鼓持ちが「あの小判はどうなりますの?」「そらひろた人のもんやがな」
「ほな」ということで、茶店から借りた傘を落下傘代わりにして飛び降りる太鼓持ち。
なんとか無事に降りた太鼓持ちは全ての小判を拾うことに成功しますが、日が暮れると狼に襲われてしまうということで、着物を解き、竹に結びつけて、その反動で茶店まで帰ります。
「おぉよう帰ってきたな。これからもひいきにしてやるぞ。で小判は?」
「しもた、下に置いてきた」
登山に際して、手作りの小判と杖代わりに傘を持参し、写真を撮ってまいりました。
日帰りハイキング代わりの愛宕山登山は、見えない景色、単調な道のりで あまりオススメできるものではありません。
しかし7月31日から8月1日までの間に愛宕山参りを行うと、千日詣りとなり、3歳までの子供が詣ると、一生火難から守らえるという言い伝えがありまして、夜通し多くの参詣者で賑わいます。
またほぼ毎日お参りをなさる方もおられる 京都人には馴染みの深い神社です。
清滝側とは逆方向の道を辿ると月輪寺があります
明智光秀は、本能寺の変の前日に、ここ愛宕山参詣のあと、月輪寺でおみくじを引いて
清滝から東へと進軍したそうです。
柘植の一刀彫 猪の根付を買いました
鈴付き
標準的なボールペンから大きさを想像してください
-
購入金額
1,000円
-
購入日
2015年08月頃
-
購入場所
愛宕神社
インディアンヘッドさん
2017/03/12
フェレンギさん
2017/03/12
こちらでは火防の神様として崇められておりますが、前述の落語になぞらえると、関東では秋葉様が有名になるようです。
一度秋葉様にもお参りしたいと思っております。