現在息子に「elm.」を使わせているのですが
使用当初より「僕はスマホのタッチ操作が苦手だから、ガラケーの方がいいなぁ」とのたまわっていました。
しかしながら通信費を払っている者としては、料金の安い「スマホ+格安SIM」で利用させたい。
現在使用している MVNOの料金とガラケー通話のみの基本料金は大して変わりませんが、息子の通話先は親への連絡だけなので、LINEの無料通話を使えば通話代はかかりません。
そして今後利用の多くなる中学野球チームの連絡も LINEでのやりとりが基本になっていると確認出来たので、LINEを使える環境は必須です。
そこでガラホ(Androidベースのガラケー)なら LINEも普通に使えるようなので、そちらも検討したのですが、息子はガラケーが良いと言いながらいくつか使いたいスマホアプリがあるようでスマホも捨てがたいようなのです(^^;
そこで以前より興味のあった折りたたみスマホの FREETEL「MUSASHI」を購入する事にしました。
中身は普通の Androidスマホでありながら、ガラケーのテンキーパッドとほぼ一緒の物理キーボードが付いた折りたたみスマホです。
MVNOは現在利用しているところのままにすることとし、安く販売しているところを探すと、限定台数でセール販売されているのを見つけ購入しました(購入から2週間経ってもまだ販売価格が変わっていませんが)。
FREETELの名を冠しているので、SIM等付いてきたり案内でもあるのかと心配していましたが、全くの単品での販売の様です。
【仕様と特徴】
主な仕様は以下の通りです。
サイズ:
123.1x 63.1 x 17.6mm
重量:
約198g
OS:
Android5.1
ディスプレイ:
4.0inch、800×480 (外面/内面共)
CPU:
MT6735M Quad core 1.0GHz
メモリ:
RAM 1GB、ROM 8GB
外部メモリスロット:
microSD 最大128GB(SD/SDHC/SDXC)
カメラ:
メイン 800万画素、サブ 200万画素
バッテリー:
2,000mAh
SIMスロット:
スロット数 2(micro/micro)
ネットワーク(周波数帯):
2G(GSM) : 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
3G(WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/900MHz(Band8)
4G(FDD LTE): 2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/900MHz(Band8)/800MHz(Band19)
Wi-Fi:
802.11 a/b/g/n
Bluetooth:
4.0 LE対応
テザリング:
Wi-Fi、Bluetooth、USB
センサー:
GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / 光センサー / 重力センサー
/ e-compass
SIMは micro SIMが二つ搭載されていますが、デュアル待ち受けには対応しておらず、どちらか片方のみでの利用になります。
またイヤホンジャックは付いておらず、添付品のマイクロUSBイヤホンジャック変換アダプターを利用する事で 3.5mmステレオミニプラグのイヤホンを使用する事が出来ます。
しかしながら microUSB端子にはキャップが付いており、変換アダプターを使うにも充電時にもちょっと面倒です。
発売から一年経っており、当時のスペックから見ても低スペックでありますが、本品の特徴は何と言っても携帯電話の様に折りたためる事です。
しかも携帯電話とは違い内側と外側に同スペックの液晶画面を持っており、閉じても普通のスマホと同様の操作で使用する事が出来ます。
ガラホは Androidベースとはいえ Google Playには対応しておらず独自アプリしか使えませんが、本品の場合は普通の Androidスマホを携帯電話の様に開いて通話出来たり、物理パッドを使って文字入力が出来るので今まで携帯電話の操作が出来ない事を理由にスマホに移らなかった人には良いかもしれません。
ただし、開いた時のサイズが 4インチのスマホ 2枚分になるのでかなり大きく感じます(^^;
【外 観】
内容物は本体の他、バッテリーパック、ACアダプター、USBケーブル、マイクロUSBイヤホンジャック変換アダプター(3.5mm)、保証書類になります。
液晶には両面共に保護フィルムが貼られていました。
物理パッド背面にはメインカメラとフラッシュが並び、下側にスピーカーが付いてます。
画像では見え辛いですが、内側液晶の上側に受話スピーカーとカメラ、光/近接センサーが並んでいます。
物理パッドの見た目は携帯電話とあまり変わりませんが、携帯電話と違ってアプリによって挙動が違ったりするのは、Androidスマホにキーボードを繋いで操作している時と同じ感じです。
それでもソフトキーボードから文字入力するよりは格段に入力し易いので、物理パッド一体型の恩恵は十分感じられます。
その他のボタン/端子類は
右側面物理パッド側に電源ボタンと microUSB端子(キャップ付き)があります。
こちらの電源ボタンは OSが起動している時には、「画面復帰/消灯」や「電源OFF」時に使えますが、「電源ON」時には、物理パッドの電源ボタン(終話ボタン)からしか行えないようです。
また、蝶番部分にストラップホールがあります。
左側面物理パッド側には音量ボタンがあります。
下側面の物理パッド側にマイクがあり、携帯電話の様に開いて通話するようになります。
バッテリーカバーを開くとこんな感じです。
続いて 5インチスマホと
携帯電話と
サイズ比較をしてみます。
占有面積で言えば画面サイズ通りの比率ですが
本品は折りたたみ故、スマホ 2枚分の厚さになってしまうのは仕方ないですね。
衝撃?なのはやっぱり開いた時で、携帯電話より少し長いだけのようですが、幅がある分かなり圧迫感はあります。
幅自体は 4インチスマホと同等なので手で持つこと自体は女性でも問題ありませんが、顔の小さな人だとかなり大きく見えそうです。
なんか昔にこの位大きな受話器の固定電話を持っていたなぁ(遠い目)。
【APN設定】
FREETEL製なので APN設定でデフォルトに登録されているモノが少ないだろうと予想していたのですがそんな事は無く、今まで使ってきたSIMフリースマホよりも多いくらいでした。
どこまでスクロールさせても mineoが出てこないので、目の敵にしているか?と思ったら一番下にありました。
こちらにチェックを入れるだけで難なくモバイルネットワークに接続出来ました(^^
「ソフトウェアアップデート時の注意点」
アカウントや諸設定を終えると早々にソフトウェアアップデート(ワイヤレスアップデート)が上がってきていたので、アップデートしてみました。
指示通り進めるとダウンロードが始まり、サイズが大きいので放ったらかしておき、しばらくして戻ってくるとエラーが表示されておりインストールできていませんでした。
最初の画面で SDカードを内部ストレージとして使っている場合は外してから行うような事が書いてあったので、SDカードを挿さずに進めていたのに SDカードが挿さっていないとアップデートできない仕様のようです。
(何度か試してみての評価です)
気を取り直して microSDカードを挿した上で再度アップデートを試みたところまたしてもエラーが....
電源ケーブルを繋いでいれば良いかと思ったのですが、結構判定がシビアなようです(^^;
もう少し充電されるのを待って行うことでやっと先に進みました。
先に進めると
無事解凍が始まり、その後ドロイド君画面になりアップデートが終了しました。
本来ならばこれで完了のはずだったのですが、なぜかビルド番号が変わっていませんでした???
しかしながら、再度最初からやり直す事でやはり新しいバージョンが見つかり、進める事で無事アップデートが完了しビルド番号もしっかりダウンロードしたモノと一緒になりました。
最後のドロイド君まで表示されたのにアップデートが出来ていなかった件は不明ですが、通常注意する事は microSDカードを挿した上でバッテリー残量が 30%以上の状態で行なえば問題無さそうです。
しかし、なぜ何でも無さそうなところでエラーを続出させるかなぁ(^^; >私
やっぱり物理パッドは便利(^^
画面を閉じていれば普通のスマホと同じに使え、文字入力するのにやっぱり物理パッドは便利で、通話も口の所にマイクがくるので安心感があります。
ただし解像度が低くスペックも低いので、バリバリ使いたい人には向いていません。
物理パッドは便利なので、この形状で高スペックなモノが出たら私自身が使ってみたい気もしますが、便利とはいえやっぱり開いた時の大きさは気になります。
文字を入力するにも携帯電話の様に片手で入力しようとすると、数字キーは下の方にあるので下の方を持って入力しようとすると結構重いです(^^;
文字入力時はもう一方の手で蝶番当たりを支えながら入力する事で楽になりますが、折角携帯電話みたいなのに両手を使うなんてスマホみたいです(スマホですけど)。
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購入金額
8,980円
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購入日
2017年03月01日
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購入場所
e-TREND
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