レビューメディア「ジグソー」

AMDの放つ、最強の駄々っ子

更新: 2017/04/10
はじめに

たまたま頼まれたので……つい

前々から、『RYZENはヤバそう』という噂は聞いていた。

 

Intelを超えるくらいだ!

いや、AMDのことだからどうせカタログスペック詐欺だ!

 

そんな噂話を聞き流しながら、冗談半分で話を聞いていたのだが、リリース直前になってとある情報を耳にした。

 

――どうやら、RYZENは8コア16スレッドでCore i7シリーズ並の値段になるらしい、と。

 

この話を聞いて私の態度は一変した。

 

「これ、ホントに期待していいのでは……?」

 

居ても立っても居られなくなった私は、ふと机の下を見た。

 

\やあ/

 

そこには不気味に青く光るデカいケースが鎮座していた……

 

そう、私は1年前にCore i7 5820Kで一式組んでいたのだった。

 

こんなことや

上がRadeon R9 390で下がGTX 960
上からRadeon R9 390、USB3.1ボード、GTX 960

こんなこと

上からRadeon R9 390(故)、GTX 750Ti、Radeon R9 380
上からRadeon R9 390(故)、USB3.1ボード、GTX 750Ti、Radeon R9 380

 

をした上に(2枚目は電源入れてすらいない。ていうかグラボで遊びすぎだろ私)、4.1GHzにOCした上で酷使しているメイン機。

 

当時ですら金欠で5820K+X99 SLI PLUS(後に初期不良で返金。X99-Aに)+panram(CFD)の8GB*2枚16GBキットにしたくらい(後に違法増築を繰り返して今に至る)なので、当然のようにお金がなかった。

 

なので、レビューやらベンチのスコアやら、フォロワーのツイートやらを指を咥えて見ていたわけなのだが、ここで思ってもみないチャンスが訪れる。

 

最初は、知り合いがPCを新調したいということで相談に乗っていただけだった。

 

が、お世話にもなっているし~ということで私が少し安く組むことを提案したところ

 

「あ、じゃあよろしくお願いします」

 

位のノリ(誇張表現)で頼んでくれた(?)のだ!

 

だったらそりゃRYZENで組むよね!!(おい待て)

 

と、いった感じで組むことになった今回のRYZEN機なのだが、スペックはこんな感じにしてみた。

 

CPU:AMD / Ryzen 7 1700 BOX

メモリ:crucial / CT2K8G4DFS8213 [DDR4 PC4-17000 8GB*2]

マザーボード:ASUS / PRIME B350-PLUS

グラフィックカード:PowerColor / Red Devil Radeon RX 480 8GB

SSD:WESTERN DIGITAL / WD Green WDS240G1G0A

HDD:WESTERN DIGITAL / WD30EZRZ-RT

電源:玄人志向 / KRPW-PB700W/85+

ケース:Thermaltake / Versa H24 Window /w casefan

光学ドライブ:ASUS / DRW-24D5MT

OS:Microsoft / Windows 10

※お値段は想像におまかせします。

 

ゲームもそこそこにするし、動画もそれなりに作るし、3DCGもやる方なので、RYZEN 7+RX480というスタンダード(?)といった感じの構成にしてみた(ただ単に使ってみたいパーツで選んだわけじゃないですよ)

この選択が後々大変なことになるのだが、その話は追々することにして早速RYZEN 7 1700のレビューに入ろう。

更新: 2017/04/10
スペック

AMDお得意のカタログスペック詐欺……?

全部列挙するのも何なので、公式サイトよりスクリーンショットにて
全部列挙するのも何なので、公式サイトよりスクリーンショットにて

 

ざっと見て気になるところと言えば、やはり8コア16スレッドという表記だろうか。

やばい、本当に8コア16スレッドだ!

噂ではいくらでも言えるが、こうして公式サイトに堂々と載せているということは本当に8コア16スレッドなのだ。

ちゃんとタスクマネージャーに16スレッド表示されてるしね。
ちゃんとタスクマネージャーに16スレッド表示されてるしね。それにしても圧巻だ。

 

次に気になるのは、デフォルトTDP/TDP65Wという表記。

8コア16スレッドをベース3GHzターボ3.7GHzでぶん回しているにも関わらずこの数値というのは、なんだか信じられない気分だ。AMDがそう言っているんだから多分正しいんだろう。

 

そして気にしなくてもいいかもしれないが、メモリチャネル数が2という点だろうか。

対抗馬となり得るIntelのCPUといえば、Core i7 5820K/6800Kといった辺りになると思われるが、これらは共にメモリチャネル数は4になっている。

 

そもそもメモリチャネルとは何かと簡単にいうと、同じメモリを使用すると、並行処理が出来て処理速度が早くなるのだ。そして、このメモリチャネル数は多い方が処理速度が早くなるわけなのだが、RYZEN 7 1700は2枚までしか対応していない。

 

通常のCore i7(7700Kとか)であればメモリチャネルは2になるので同じ条件となるわけだが、RYZENは多コアCPUだ。つまり、ユーザーの比較対象は4コア8スレッドのCore i7ではなく、自然と6コア12スレッド以上のCore i7(Intel曰くHigh End Desktop Processors)になってくる。そうなると、このメモリチャネル数の点で負けてしまうわけだ。

 

と、ここまでメモリチャネル数に拘って書いてみたが、RYZENには価格という大きな(というかとんでもない)メリットが有るので、メモリチャネル数で負けていたとしても関係ないとは思う(いわゆるRYZEN 7が買えない5820Kユーザーの僻みとも言う)。

 

たまに「AMD(Radeon)はカタログスペック詐欺だ!」という主張を聞くのだが、こうやって改めてカタログスペックを見てみるとそうでもない気がしてくる。TDPについては信じられないけど。

更新: 2017/04/10
外観

武骨な感じがCool! リテールクーラーもカッコイイ

CPUの話で外観ってなんだよ!

などとツッコミが入りそう(というか自分でもすると思う)だが、これがなかなか侮れないのだ。

 

ではまず、外箱から見ていこう。

これがRYZENの外箱だ!
これがRYZENの外箱だ!

青系で殴ってくるIntelに対抗して(?)か、グレーベースの落ち着いたカラーリングに、赤系のワンポイントが映えている。RYZENの文字がスタイリッシュなのもGood。Core i7の文字なんか野暮ったい。

じゃじゃーん、RYZENさんも控えてます。
じゃじゃーん! 外箱上面にRYZENさんも控えてます。

 

そして、箱を開けると中身が現れる。

ばばーん!
ばばーん!

うおっ、すげぇなんか高級感ある!

実は私、AMDは今回が初めて。なので必然的にIntelとの比較になってしまうのだが、Intelに比べて内箱にも高級感が感じられる。リテールクーラーがちゃんとした箱に入ってるのも初めて出し、CPUが別の箱に収まってるのとかビックリした。

 

そしてCPUが入ってる箱の内容物。
そしてCPUが入ってる箱の内容物。

プラのケースに入ったCPU本体と、説明書に貼り付けてるだけじゃないステッカー、そして説明書だ。

このプラのケースは割と開けやすくて(Intelのは結構開けづらい)、ご対面もスムーズに行った。

ごたいめーん
ごたいめーん

そして裏側。CPUにピンがあるの何年ぶりに見ただろう。
そして裏側。CPUにピンがあるの何年ぶりに見ただろう。

CPUの見た目だが、まずヒートシンクがデカいという印象を受けた。

というのも、IntelのCPUはヒートシンク側からもう少し基盤が見える(気がする)のだ。

 

ヒートシンクがデカいということは、つまりそれだけ冷えるということなのか、それともそれくらいのサイズじゃないと熱くてやってられないということなのか……それは詮索しないでおくとして、やはりヒートシンクが少し大きいと思うのだ。

 

あと、説明書がすごく丁寧だった。

Intelはこんなに書いてなかったと思うんだよな……
Intelはこんなに書いてなかったと思うんだよな……

 

次に、リテールクーラーを見ていこう。

先に断っておくが、私はIntelでしか組んだことがないので、Intelの羽が回ってるだけの扇風機との比較になっている。

それでは、これがRYZENのリテールクーラーだ。

え、カッコよくない?
え、カッコよくない?

いいの? こんなカッコよくて……

Intelのリテールクーラーに比べて、もうビックリするくらいカッコイイ。しかもこれで光るっていうんだからズルい。Intelもこれくらいやれ。やれなかったらあの背の高い奴をHi Endの方に付けろ。

高さはだいたいこれくらい(グリス保護の為にカバー外してません)。
高さはだいたいこれくらい(グリス保護の為にカバー外してません)。

真上から見るとこんな感じ。
真上から見るとこんな感じ。

 

写真を撮りながら「いいなぁ~」とボヤいて呟いてしまう程お気に入りだ。自分で組むなら1800Xにするつもりなのだが、バルク品はこれ(?)がついてくるらしいのでそっちを買うつもりだ。バルク品 #とは

 

と、写真を撮りまくっていたら気が付いた。

なんか、スゴイ小さいカバーが付いてる(外側のAMDロゴの横)。

あ、取れちゃった。
あ、取れちゃった。というか写真ボケすぎ(デジカメ不調だったのでスマホで撮影してます。すいません)

 

中には何やら端子が。これなんだろうな~と思ってたら

付属のケーブルがどうやら入るっぽい。
付属のケーブルがどうやら入るっぽい

これ、LEDを光らせる為のケーブルなのだ。マザーボードのLED端子に接続することでクーラーのLEDを調整できるようだ。これ取り外し可能にするとか金掛ってんなぁ……

 

金掛ってる繋がりでびっくりした所がもう一つ。

えっ!? ファンケーブルスリーブやん!!
えっ!? ファンケーブルスリーブやん!!

もう一生AMDのリテール使おうかと思うレベルで至れり尽くせりなのでした。

 

……ていうかこれ外観のレビューって言うわけじゃないんじゃ(ry

更新: 2017/04/10
各種ベンチマーク

笑っちゃうくらいにマジなじゃじゃ馬!

さて、ベンチマークの方だが、ここでAMDのお約束が一つ。

 

出てすぐはドライバのせいで本当のスペックを出せない(事が多い)

 

特にRadeon(グラボ)の方でよくあることなのだが、AMD製品はリリース直後はドライバやらBIOSやらが不安定なことが多いのだ。

このRYZENも例外ではなく、やっぱり色んな所に不具合を抱えている(そういう意味でじゃじゃ馬)。

BIOSが不安定だとか、メモリ相性が出るとか、マザボ(特にX370)が不安定だとか、初心者が組むには少しハードルの高いCPUになってしまっている。

 

恐らく今だけのことなので、このことを批判するのは半年~1年経っても解決しなかったときにしてください。

 

といったことを一応念頭に置いて、各種ベンチマークを見ていこう。

今回行ったベンチマークは定番のCINEBENCHと、CrystalMarkの2種類だ。

それでは早速見てみよう。

 

・CINEBENCH

 

どのCPUレビューでも見かける、定番のベンチマークソフトだ。

CPUに一気に負荷を掛けられるので、このソフトの完走をOCのテストに使っている人も多いのではないだろうか。私もこのソフト完走+Prime95を20分完走+70度以内を常用のクリア条件としている。

 

前置きはさておいて、RYZEN 7 1700のスコアを見てみよう。

えっ、マジで!?

このスコアを叩き出した瞬間、思わず笑ってしまったくらいだ。

正直、まさかここまでとは思っていなかった。#ごめんなさいAMD

少し(ベース3.8GHz位らしい?)OCするだけで1800Xを超える! なんて言われていることは知っていたのだが、まさか定格でここまでのスコアを叩き出すとは。

これなら、あえて1700を選んで簡易水冷で3.8GHz常用も賢い一手かもしれない。

 

参考までに、私のメイン機(Core i7 5820K@4.1GHzOC+R9 380)のスコアを載せておく。

まさかここまで離されてしまうとは思わなかった。

BIOSやソフト等が整ってきたらこれよりもスコアが伸びるかもしれないと考えると、禁断の一手(5820K@4.5GHz)も考えなければいけないかもしれない。

 

一方で、GPUへの依存の大きいOpenGLの方ではR9 380がぶっちぎっている

だが、これは恐らくRX480のドライバがまだ出来上がっていないということなのだろう。こちらもドライバの安定化によって恐らくスコアを伸ばしてくるだろうから、これからが楽しみである。

 

・CrystalMark

 

 

次に、PCのスコアを総合的に見ることが出来るベンチマークソフト、CrystalMarkのスコアを見ていこう。

こちらのソフトはCPUメモリGPUドライブ総合的にスコアを見ることが出来るベンチマークソフトだ。これだけの量のベンチマークとなると、それなりに長い時間を必要とする用に感じるが、それほど長い時間を要しないというのもプラスポイント。

 

では、RYZEN 7 1700のスコアを見てみよう

 

こちらも、かなりのスコアを叩き出している。

特にスゴいのがCPU性能に依存するALUFPUの数値。

 

比較対象として私のメイン機のスコアを出すが、

ご覧の通り、特にALUにおいてかなりの差をつけられている。ていうかまさかここまで完敗とは(´・ω・`)

メモリは48GB積んでいたり、SSDガン積みだったりするので、そこら辺で盛り返しているが、CPUは完全に負けている。後、ひっそりグラボが勝ったり負けたりなのはやっぱりドライバだろうか。

 

・おまけ

ベンチマークとは別なのだが、リテールクーラーの冷却性能(というよりは1700の発熱量)を、Prime95を用いてみてみよう。

まず、これが多少の作業をこなしている最中の1700の温度だ。作業をこなしている最中ではあるが、アイドル時でもあんまり変わらないので割愛する。

そして、これがPrime95を走らせ始め5分程経った時の温度だ。

やはりリテールクーラーというべきなのか、多コアCPUの宿命とも呼ぶべきか、速攻で70度を超えている

そして、これがPrime95を10分走り切った直後の温度だ。

なんと貫禄(?)の81度超え。目視確認での最高温度は82度ちょうどだった。

ここまで発熱するとなると、およそリテールクーラーでの運用は厳しいだろう

一応断っておくが、部屋は暖房を入れていない。恐らく15度~20度前後だったと思われる。

この状態だと、夏場が少し怖い気もする……

 

が、これはあくまでCPUが100%使用され続けたときの温度だ。

5820Kを使用していての経験上、映画クラスの動画をエンコードしていてもCPUが100%に張り付くことは滅多にない。故に、そこまで怖がることはないかと思われる。

これが多コアの強みなのだが、いかんせんそれで発熱も大きくなっているので諸刃の剣だ。

精神衛生上落ち着かない人は、是非Water 3.0 Ultimateを使おう

5820Kを4.5GHzで常用してもマックス60度後半で安定するぞ!
5820Kを4.5GHzで常用してもマックス60度後半で安定するぞ!

更新: 2017/04/10
良いところ

AMDの反撃の狼煙第二弾はマッスルカー!

ここまでベンチマークを含めて色々と書いてきたが、RYZEN 7 1700はやはりマッスルカーだ、という感想を抱いた。

 

組んでから安定するまでが大変で、色々なことを試して、結局2日丸々掛かってしまった。

PC自作の経験がそれなりにあったから良かったものの、初心者の方がこのCPUを扱うのは少しハードルが高いかもしれない。

とはいえ、まだ人柱の段階なのでこれから良くなっていく可能性は大いにある。というか絶対良くなる。

なので、是非使ってみたいという人は夏頃~秋頃まで待つことをオススメする。

 

あれ、良いところって視点なのに良いところ書いてないな……

ということで箇条書していく。

 

・リテールクーラーがめっちゃかっこいい。

・4万で6万のCPUをフルボッコに出来る。

・暴れないようになだめることで愛着が湧く。

・ロゴがカッコイイ。

・ステッカーもカッコイイ。

・箱もカッコイイ。

 

……あれ、なんか違うような気が(ry

稼働中の様子をトップからパシャリ。赤く光るのがカッコイイ。

更新: 2017/04/10
残念なところ

めっちゃ不安定! 爆熱!

残念なところ、といわれてもう上に出し切ってしまった。

正直なところ、私の環境では事前に人柱レビューしている方々の報告にあったような不具合はほとんど起きなかった。

メモリ相性も問題なかったし、BIOSフリーズ問題も、BIOSアプデでマザボ光らなくなる問題も発生していない。

 

じゃあなにが『めっちゃ不安定!』だったかというと、OSだ。

 

私は元々ノートPCの再生の際に購入したDSP版のWindows 10のディスクを所持しているのだが、今回は自分のPCではないため新たにOSを購入し直した。そこまでは良かったのだが、うっかりというか、癖というかで、結局OSインストールに使用したのは古い方のディスク。確か2015年の10月に購入したものを使ってしまったのだ。

やけにあっけなくBIOSが表示されて、OSのインストールもうまく行って、

 

『なんだ、RYZEN素直じゃん!』

 

などと慢心した私を見透かしたように、この古いディスクが猛威を振るう……

 

ドライバもあらかた入れ終わり、いざOSをアップデートしようとすると……なんとOSが頻繁にフリーズするのだ。

ブルースクリーンなら目処が立つからまだ良い。

何も出ず、画面が完全に固まってしまい、マウス操作もキーボード操作も受け付けなくなる

ここまで順調に来ていて初めての躓きで、逆に楽しくなってきたのだが、そう思っていたのも最初だけ。OSが最初にフリーズしてから5時間ほど格闘した頃には、もう完全に死んだ魚の眼をしていた。

 

その辺りで諦めてその日は就寝。

翌日起動し、無理やりOSのアップデートを掛けると、なんとかアップデートに成功

そして二度目のアップデートでアニバーサリーアップデートが適用された。

どうやらこのアニバーサリーアップデートがキモらしく、これが適用された途端にOSが安定し始めたのだ。

実際、アニバーサリーアップデート適用後は一度もOSがフリーズしていない

現在、12時間の連続稼動試験中にこのレビューを書いている為確定ではないので、安定(仮)としておくが、恐らくこれからRYZENで新規に組む方はアニバーサリーアップデート以降のアップデートが適用されたWindows 10のディスクでOSのインストールを行う事をオススメする。

私も新しい方を使っていればこんなことにはならなかったはずなのに。

 

それで、もう一つの悪いところ。

それが発熱問題だ。

AMDのCPU/APUには付き物な問題だが、これが割りと洒落にならない

 

そこまで暑くもない春先ですら高負荷が連続すると80度を超えてしまうわけだ。

これが30度を超える真夏に稼働した場合はどうなってしまうだろうか。

恐らく熱暴走でのブルースクリーンを引き起こしたり、最悪パーツが熱で破損したり、寿命を縮めてしまったりするかもしれない。

そうならないためにも、最低でもサイドフローの外部CPUクーラー出来れば簡易水冷クーラーの使用をオススメしたい。

 

ケースやマザーボードとの相談になるが、現在AM4ソケットに対応している簡易水冷クーラーも幾つか存在している。これから時間が立つにつれ、公式対応の簡易水冷クーラーも増えてくるだろうし、リテンションキットの販売、配布も考えられる。なので、RYZENで組もうと考えている方特にOCをしようと考えている方は簡易水冷クーラーの使用をオススメする。

更新: 2017/04/10
満足度

コスパ最強

もう散々書き尽くしたのでもう書くこともないのだが、1700はやはりコスパが素晴らしいということに尽きる。

 

これも散々例に出しているが、Core i7 5820Kは私が購入した当時で6万円弱した。今でも5万円弱の値が付いているCPUだ。また、CPUだけでなくLGA2011-v3ソケットのマザーボードも軒並み2万円台後半以上の値段が付いている。

 

だが、1700はなんとCPUが4万円、OCをしなければマザボードは1万円台前半からある。つまり、5820Kを買う値段でCPUとマザーボードがセットで買えてしまうのだ。それにも関わらず、1700は5820K(それも大幅にOCしたもの)を大幅に上回っている。

 

『結局スコアだけで実用ではCore i7の方が有利』

といった意見もあるが、個人的にはスコアが上=実用性でも上といった感想だ。

最も、これは動画制作や大きいサイズのテクスチャを扱う私の環境での話なので、ゲームしかしないような環境ではCore i7の方が有利になり得るというのも正しいと思われる。

 

だがしかし、1700にはCore i7にはない最高の物を持ち合わせている。

それは……

 

ロマンだ。

 

それを言ったらおしまいな気もするが、それでも言わせて欲しい。

 

だって、8コア16スレッドがTDP65Wで動いてるんですよ!?

 

しかも4万で買えて、マザボードと合わせても6万しないんですよ!?

 

更にOCしたら一番上の1800Xも超えるんですよ!?

 

つまり10万の5960Xにも勝てるんですよ!!

 

こんなにロマン溢れるじゃじゃ馬を扱えたのは、本当に楽しかったです。

個人的にはG3258で頑張って5.1GHz目指した時並に楽しかったです(結果は5.0GHzでギブアップ)。

 

スペックとかスコアとか、そういう意味でもロマンを感じる石。

自作erの皆さん、食いつかない手はないですよ(笑)

更新: 2017/04/10
総評

ロマンとコスパを詰めて爆熱の業火で焼き尽くすマッスルカー

なんかスゴイよくわからない事書いてますが、こんな感じです。

ロマンの塊というだけでなく、コストパフォーマンスも抜群で、その分爆熱で、いろいろな不具合を撒き散らしながらフルパワーで走りまくるマッスルカー。それが1700と言った印象です。

 

これはまあ、2日合計15時間位かかってやっと安定させた直後にこのレビューを書いているからというのもあるのだと思いますが、そこまで間違ってもないと思います(よね?)。

 

個人的には苦労させられたー! っていう思いと、めっちゃ楽しかったなー! っていう思いが入り混じって、他人のPCだというのにこのまま手元に置き続けたくなってしまっています(おい

いつか自分のメイン機もRYZENにしたいですねー。その時は1800Xで4.5GHz常用とかやりたいです。

 

最後になりますが、ここまでムダに長いレビューを読んでいただきありがとうございます。

本当はもうちょっと簡素にまとめるつもりだったのですが、書いているうちに筆が乗ってきてしまいまして……実はこれでも結構削ったんですよ。

 

今回の構成パーツはそれぞれ別個でレビューを上げる予定ですので、そちらも是非よろしくお願いします。

それでは。

  • 購入金額

    42,091円

  • 購入日

    2017年04月05日

  • 購入場所

    Amazon.com

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