まずは実機から確認したデータをメーカー情報を無視して公開してからレビューです。少し長いですが、最後まで読んでいただければ幸いです。
メタルボディがいいね!
・共通ハード
CPU:Intel Atom x5-Z8300[Max:1.8GHzx4コア]
GPU:Intel(R) HD Graphics
メモリ:2GB
ストレージ:32GB(実容量:29.12GB)
ディスプレイ:8inc IPS 1920x1200[8:5]
DPI:280dpi
マルチタッチ:5点
WIFI:Realtek RTL8723BS Wireless LAN 802.11n SDIO
対応帯域:2.4GHz(5GHzは未対応)
Wi-Fi Direct:対応
カメラリアフロント共通
写真: 2.0MP (1600 × 1200[4:3])
動画: 0.9 MP (1280 × 720[19:6])
センサー:加速度[KIONIX]
インターフェイス:microHDMI,3.5mmLineOut,microUSB(OTG対応),microSDカードスロット(128GBまで認識確認済み)
本体厚さ:8mm弱
重さ:333g
・Windows側起動時
OS:Windows10[ビルド 10586]x64
空きメモリ:703MB(全体:1.93GB)
空きストレージ:3.33GB(全体:17.85GB)
※日本語ローカライズ後の容量です。初期は7GB程度空きあり
・Android側起動時
OS Version:5.1(32bit)[カーネルバージョン:3.14..37]
空きメモリ:1300MB(全体:1898MB)
空きストレージ:6143MB(全体:6943MB+OS領域)
デフォルトアプリ:なし
・Windowsベンチマーク
エクスペリエンス:最大6.1,最小4.1
[プロセッサ:5.6,メモリ:5.5,グラフィック:4.1,プライマリハードディスク:6.1]
ストレージ:Read@72.67MB/s,Write@28.28MB/s
FFベンチマーク設定:1280x720高品質(ノートPC)
DirectX9@562[動作困難],DirectX11@413[動作困難]
DQベンチマーク 設定:1280x720標準品質ウィンドウ
評価:重い、スコア:1770
・Androidベンチマーク
AntutuBenchmark:61180
[3D:16827,UX:19890,CPU:18789,RAM:5674]
Geek bench:Single-Core@909,Multi-Core@2072
ストレージ:Read@77.03MB/s,Write@33.62MB/s
RAM Copy:3188.56MB/s
各セクションについて
まずは外観について
何と言ってもX80Powerの目玉はこの価格(1万ちょい)でスリムなメタルボディです。プラスチックとは違い、頼りない感じがなく
しっかりしており、品質的にも上場です。高級感は?というと、上位(高額)のタブレットと比べると当然おちますが、それでも販売価格を考えれば十分な品質です。
あとはメタルにした恩恵として、熱伝導が良くなり、微量ではありますが、排熱が良くなっているかと思います。
インターフィス等について
ボタンは電源とボリューム+-の3つボタン、リセットボタンはなしです。microHDMIはVer1.4でフルハイビジョン対応、microUSBはOTG対応で、付属のOTGケーブルを利用すればUSB(Typ-A)機器が使用可能です。
駆動はUSB2.0(480Mbps)です。ドライバー等にUSB3.0の記載があったので、テストしてみましたが、結果としてはUSB2.0駆動でした。
留意点としては、マイクが右側面下にあるので、持ち方によってはマイクを覆う形になるので、マイクを使用する方は縦持ち右側面下部は持たないように工夫が必要です。
そのた、3.5mmLineアウトがあります。あと、センサー系ですが、加速度のみのほとんどなし、ゲームアプリでセンサー系必須のアプリはほぼアウトと思った方がいいです。
液晶について
ひと昔前はTeclastといえば、液晶に品質があまり良くないと言われてたこともありましたが、とくに問題なくしっかりと視野角(178度)が確保されており、映像も綺麗かと思います。
性能について
良くも悪くもZ8300です。低価格のCPUとしてはパワーがあり、価格から考えればベンチマークも良いスコアが出ています。
ただ、Androidのゲームなどの中には、ARM系に最適化がなされているゲームや3DゴリゴリのFPSでGPUなどのパワーが必要なもはやや苦手です。
Z8300を積んだタブレットの中でも特にスコアが悪いというものではないので、CPU周りで障害になるものがなく、Z8300をうまく活かせている雰囲気です。
ゲーマーでなく、ヘビーデスクワークでもなく、ライトからミドルにかけてのユーザーであればまずまず満足かと思います。
各OS:Windowsについて
どちらのOSも共通ですが、標準ストレージの空き容量が心もとないです。microSDカードが128GBまで対応を確認できているので、うまく活用する必要があります。
Windowsは起動時に初期設定が必要で、ローカライズ(日本語化)がなされていません、自分で日本語パッケージをインストールする必要があります。
また、日本語パッケージをインストールしても、根幹部分では現地の言葉が残っています。大きく問題になることはありませんが、気になる方は注意が必要です。
日本語化を行った時点で、ストレージの残り容量が3GB強となります。アップデート等もあるので、不要なアプリの削除やアップデートするならば、順番など工夫が必要になります。
アプリとしては、Androidに切り替えるアプリが入っているのみで、他に標準以外のアプリはなしです。
各OS:Androidについて
こちらも同様でストレージの空きが少ないです。説明は割愛
初回起動時にすでに日本語化がされており、あとは必要に応じてGoogleのアカウント登録して、アプリをダウンロードすればいいだけ!ただし、逆になにも入ってないのでGooglePlayゲームなどのゲームアプリとの連動で必要なGoogleアプリ系もはいっていないので、インストールが必要です。手間ではありますが、もともとのストレージの容量が少ないので、下手に標準で色々と現地の言葉で理解できないアプリが入っているよりは数倍良いかと思います。
ゲーム等のアプリについては、一部権限関係にうるさいアプリなどがインストールできない、またはインストールできても動作しないものがあるので注意が必要です。
ゲーム動作としては、高画質で3DゴリゴリのFPSなどではコマ落ちがみれますが、2Dやちょい3Dレベルであればほぼ問題なく動作します。
まずは1万ちょいの価格でありながら
まずは1万ちょいの価格でありながら、メタルボディ、Windows10とAndroid5.1どちら実行可能な点は間違いなくコスパとしては良いかと思います。
ただし、ネックとなるのはストレージの容量です。microSDカードがUSB3.0準拠(60MB/s以上での動作を確認済み)での動作が可能なので、できるだけ大きめの容量で高速なものをチョイスして
データやアプリの逃げ場とすればある程度は汎用的に使用できる良質機かと思います。ただ、そこまで良いmicroSDカードですと、タブレットの金額の半額程度はするので、なんだかな?って感じもしますけどね・・・
評価としては繰り替えしにないりますが、この価格でメタルボディとデュアルOSは間違いなくありでほぼほぼ満足の星4つです。
オススメは、Windows10かAndroidどちらのタブレットがいいかわからないし、本格的に使用するかもわからない!でもプラスチック製の筐体はいや!というわがまま?な方にはジャストフィットかと
逆にお勧めできない方は、海外製品に抵抗がある方、高スペック、大容量を必要とする方などかと思います。
掲載したい画像がおおいのですが、容量の関係でアップできません
気になるものがあればブログをみていただければ幸いです。
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購入金額
12,980円
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購入日
2017年03月01日
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購入場所
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