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シゲティの評価...

シゲティ演奏 「ブラームス ヴァイオリン協奏曲 作品77他」フィリップスPC-1514

録音1959-6 ワトフォード・イギリス 

ハーバート・メンゲス指揮 ロンドン交響楽団 ミエツィスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)

レコード発売1975  PHILIPS PC-1514(SR-90225)

 

  

  ヨーゼフ・シゲティ(Joseph Szigeti, ハンガリー語: Szigeti József [ˈsiɡɛtiˌjoːʒɛf], 1892年9月5日[1] - 1973年2月19日)は、ハンガリー出身のヴァイオリン奏者。日本ではヨゼフ・シゲティという表記も多く見られる。ハンガリー語名で姓・名の順に呼ぶとシゲティ・ヨージェフまたはスィゲティ・ヨージェフとなる。

 

 

                    

 

    

コピペ...

1940年にアメリカに移住し、1951年に市民権を取得した。同年、フランク・マルタンからヴァイオリン協奏曲を献呈されている。1960年からスイスに居を移し、フランコ・グッリ、海野義雄、久保陽子、潮田益子、前橋汀子 深井硯章 (ヒロフミ) らを教えた。

ルツェルンにて死去。娘はニキタ・マガロフと結婚した。

 

エッゲブレヒトによれば、シゲティはカール・フレッシュに「勉強不足。時代遅れのボウイング。デタシェ、スタカート、スピカートの部分では、弓がヴァイオリンの駒にあまりにも近づきすぎる。時々フォルテの部分で軋んだ音が出ている」と指摘されている。

山田治生は「表面的美しさを排し、ひたすら音楽の深みをつかみとろうとした。汚い音だって辞さない。ときにはヴァイオリンが軋みをあげることもあった」と評する。

 

宇野功芳はシゲティのテクニックについて「彼が現代のコンクールを受けたら予選落ちは間違いのないところであろう」としながら、「考え方によってはシゲティは意識して流麗な弾き方や甘美な音を避けていたのだ。(中略)シゲティの厳しい音がヴァイオリンの限界を超えた精神的な深みを感じさせ、高貴さを湛えているのはまさにこのためなのだ」としている。

吉村溪は「音楽に精神性を重んじる日本人好みの奏者」と評する。この評の根拠は、「弓が滑らかにすべるのを拒否するかのようにギシギシと弦を軋ませ、いかにも無骨な調べを衒いなく披露してみせる」ボウイングと、「音程にしたって随所に甘さが目立つ」ようなフィンガリングにも関わらず、「決して耳障りに響かず、それどころかいつの間にか音が五官を通り越して心に訴えかけてくるという稀有な芸風」にあるという。

 

 

 

 

 

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16人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • いぐなっちさん

    2017/04/15

    昔のクラシックのレコードて、面白いフォント使ってますね
  • タコシーさん

    2017/04/15

    いぐなっちさん
    私 フォントの処 FONTは詳しくないのです
    「シゲティのブラームス」ってとこ?
    70年代は歌手グループなども独自のフォント使っていましたね
    最近は如何なんでしょうか 
    レコード業界はフォントと言うかグラフィック関係で凝った物が多かったような気がします



  • いぐなっちさん

    2017/04/19

    そうです、シゲティのブラームスというところの書体です
    なんか美味しそうなフォントですね
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