レビューメディア「ジグソー」

酸味が少なくすっきりしたアイスコーヒーを飲める

2017.02.07 追記


 

 

水出しコーヒーは酸味が少なくすっきりした味だと聞いており、以前より気になっていました。

 

とは言え、飲みたい時にすぐに作れないとかそもそも水出しコーヒーの事をよく知らない(調べれば良いだけですが(^^; )からとなんとなく手を出さずにおりました。

 

それが正月に実家に行った時に寄ったスーパーで本品が特価になっているのを見つけ、衝動買いしました。

1000mlとなっているのは出来上がりの量で、コーヒー抽出時はストレーナーいっぱいに入ったコーヒー粉+粉が吸ってしまう水が 150mlくらいになりますので、容器そのものの容量は 1400mlくらいあると思われます。

購入時には 1リットル瓶なので冷蔵庫のドアポケットに余裕で入るだろうと目論んでいたのですが、サイズが底の直径実測 93mm、全高 285mmあり家の冷蔵庫のドアポケットに入らず焦りました。

幸い家の冷蔵庫の野菜庫に背の高いポットが入るスペースがあったので無事使えていますが、水出しコーヒー用の容器は表示の量より大きくなるので購入する際は先に入れる場所を気を付けた方が良いです。

更新: 2017/02/01

【外 観】

容量が 1,000mlとなっていますが、先に書いた通り出来上がり量なので、結構背が高いです。

説明書によると 1,000ml作るのにコーヒー粉をストレーナーの網が見えなくなる位まで入れるようにとあり、大体 80gのコーヒー粉を使います。

家でホットで淹れる時に奥さんが濃いのが好きなので普段多めにコーヒー粉を使っていますが、それよりも多くコストは余計にかかってしまいます。

ストレーナーの底は回転させると外れるようになっており、抽出後の粉を捨てるのに逆さにして底を外すと中の粉を一気に廃棄できます。

更新: 2017/02/01

【淹れ方】

まず使用するコーヒー粉は人によっても違うようですが、説明書には深煎りの中細挽きがおすすめとあります。

 

コーヒーショップに行けば店の人が知っているだろうと説明書など読まずに行きつけのお店に行くと、水出しコーヒーを作った事が無いので分からないと言われてしまいました(--;

 

挽き方をどうすれば良いか逆に聞かれ、細挽きだと粉っぽくなるとどこかで見た気がしたので、今回は粗挽きでお願いしました。

 (説明書では中細挽きがおすすめでしたが、UCCのホームページでは細挽きをお奨めしており
  他でも探してみると細挽きの方が一般的な感じがします)

 

説明書によると粗挽きでは抽出効率が悪く出来上がりが薄く感じられるとなっているだけなので、挽き方の違いは抽出時間を長くする事でカバーできそうです。

という事を家に帰ってきてから説明書を読んで判断しました(^^;

 

今回挽いてもらったコーヒー豆は、その行きつけのお店が熊本から仕入れているこちらになります。


200g 1,400円

 

いつものお店でコーヒー粉を頼むとお店で出しているこちらを挽いてくれます。

(今回初めて仕入れ元を探しましたが、こちらの豆です。「And Coffee Roasters」)

 

こちらをストレーナーの網目が見えなくなるまで入れ(約80g)

水の注ぎ方は、少量ずつ粉全体が湿るように(”の”の字を書くように)注ぎ、粉と水をなじませるためにスプーンなどで軽くかき混ぜます。

この時、かき混ぜすぎると苦みの原因になりますし、メッシュを傷つけないように気を付けます。

水はバンドの半分くらいまでを目安に入れます。大体 1,150mlくらい入ります。

そしてストレーナー上面にある●マークを前方に合わせてからフタを閉め、冷蔵庫に入れます。

抽出時間約8時間が目安との事なので、粗挽きにしてしまったので10時間ほど入れっぱなしにしておきました。

冷蔵庫から出してストレーナーを外すと、大体 1,000mlくらいですね。

出来上がりは、元々ホットで飲んでいた時も酸味が少ないコーヒーなのですが、しっかり味が出て酸味が少なく大変飲みやすくて気に入りました(^^

 

説明書によると

 「必ず冷蔵庫で保存し、2~3日以内にお召し上がりください。日が経つと酸化が進みます」

とあり、とりあえず半日後に飲んでみてもほとんど味は変わっていません。

しかし次の日に飲んでみると結構酸味が強くなっていたので、その日のうちに飲みきった方が良さそうです。

 

そして今回粗挽きだったにも関わらず底には微粉が少し溜まっていました。

ネットで調べてみると、細挽きで淹れている人が抽出後に更にペーパーフィルターで濾してから飲んでいる人がいました。それにより微粉が無くなり飲みやすくなるそうです。もっとも私は飲んでいて気になりませんでしたが。

更新: 2017/02/08
総評

しばらくおいても味が変わらずアイスコーヒーを飲める

水出しコーヒーはお湯での抽出方法と違い脂肪分がほとんど出ないので、飲みやすくスッキリした味になるのが特徴です。

その代りに抽出しにくいので、深煎りの豆を使い細挽きにした方がしっかり味が出る様です。

 

もっとも酸味やコク、濃さなどは人の好みなので、炒り方や挽き方はあまりこだわらなくても良さそうです。

 

今回試しに他に気に入っているライオンコーヒーの市販のコーヒー粉で抽出してみたのですが、無事美味しく予想通りに飲めました。

 

先の UCCのホームページでは市販されているレギュラーコーヒーは中細挽きが多いとあったので、わざわざコーヒーショップで豆を挽いてもらうまでも無さそうです。

 

気に入ったコーヒー粉があったらいろいろ試してみると良さそうです。

 

特に注意するのは抽出する時間により濃さが変わるので、何度か試してみて好みの濃さに出る時間を把握しておくと良いでしょう。

そして、抽出には 8時間くらいかかりますので作る時には夜に作って朝に出来上がりというパターンが良いでしょう。

 

しっかり味を出すためにお湯で抽出するより多めに粉を使うので、コスト面ではお湯出しより悪いですが、お湯で抽出した時と違いしばらく置いておいても酸化し辛いのは良いですね。

 

冬に購入しているのでまだ稼働率は低いですが、夏になったら毎日でも作っていそうなので、それまでにコストパフォーマンスの良いコーヒー粉を探しておくとします(^^

 

 


2017.02.07 追記

 

フェレンギさんよりアイスコーヒー用として販売されているコーヒー豆があるとの事を教えていただきネット販売されているモノを探してみると、結構出てきますね。

 

共通しているのは炒り方で、どこも深煎りで販売していますが、挽き方に関しては説明書では中細挽きがお奨めとなっていましたが、お店によって様々なようでした。

コメントでもフェレンギさんのところでは粗挽きでしたね。

この後ネットで購入したお店では注文時に、中細挽きか中挽きかを選べ、それぞれ水出しでは”中細挽き”をドリップしてからの場合は”中挽き”をお奨めしていました。

 

とにかくアイスコーヒーだと一杯分のコーヒー粉使用量が多い上、家族の消費量が多いので(^^; 時々購入している行きつけのコーヒー店のモノだと懐に優しくありません(^^;;;

 

そこでネットで評判の良かったお店でアイスコーヒー用を含む深煎りコーヒー粉セットを購入してみました。

計1,300g 2,278円
左から 500g、500g、300gの計1,300g 1,998円(税込、送料込)

 

真ん中がアイスコーヒー用で全てブレンド粉です。

左と真ん中がラオス産コーヒー豆がメインで右のモノはインドネシア産コーヒー豆がメインに使用されています。

アイスコーヒー用のみ中細挽きで他は中挽きでセット販売されていました。

アイスコーヒー用単体だと 500g 648円(税込、送料別)で、普段飲んでいるモノよりもかなり安い。懐にはかなり優しいが、味がちょっと心配(^^;

 

とりあえずアイスコーヒー用ブレンドをホットで飲んでみる事に。

深煎りだけあって、濃い色ですねぇ。

飲んでみると苦みが強いですが、結構好きな味です。奥さんに言わせると美味しいけどスッキリし過ぎ(コクが無い?)との評ですが、水出しだとまた変わるかな?

 

ということで、ここ数日毎晩寝る前に用意し次の日の朝に取り出し飲んでいますが、冷たい分更に飲みやすい感じですが、正直今までのコーヒーとの味の違いは分かりますがどの辺がアイスコーヒー向きなのかイマイチ分かりません(--;;;

久々に違いの分からない男の本領を発揮している気が....

豆の特徴として苦みが強く酸味が少ないモノがアイスコーヒーに向いているそうなのですが、元々酸味が少ないコーヒーが好みでその様なコーヒー粉を選んで購入していたので分からないという事にしておいて下さい(^^;;;

 

なんにせよ、今までより数段コストパフォーマンスの良いコーヒー粉が美味しかったので、今後は今回のお店のモノを頼む事にするかな。

他の深煎りコーヒー粉はアイスコーヒー用の粉が無くなってから開けてみますが、少し酸味が出るもののコクが強い特徴があるそうで、そちらを水出しコーヒーにした時にどの様な感じなのか楽しみです。

 

  • 購入金額

    1,000円

  • 購入日

    2017年01月03日

  • 購入場所

    イトーヨーカドー

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コメント (8)

  • フェレンギさん

    2017/02/01

    こんばんは、フェレンギです

    コーヒー豆はアイスコーヒー用をお使いでしょうか? うちのお店で水出しは扱っていませんが、ドリップで淹れるコーヒーでは、ホット用とアイス用では豆の焙煎度合いがかなり異なります。

    嗜好品ですので、ホット用のコーヒーをアイスで飲んでも美味しいよ というケースもありましょうが、もし「アイスコーヒー用豆」を未体験なら ぜひ試して下さい。

    写真は粗挽きアイスコーヒー用豆400gで5リットルを淹れている様子です。
    ネルドリップしてから急速冷却し、口がすぼまったガラス瓶に移して冷蔵庫保管します。

    口がすぼまったガラス瓶を使うのは、空気に触れる面積を減らして酸化を防ぐため。

    ネルドリップしたアイスコーヒーの場合、淹れたては香りが良いものの一晩以上寝かしたほうが
    美味しくなるんですよ。 ホットコーヒーでは考えられないでしょうが、そうなんです。

    今は健康志向で無糖を好まれる方が多いのでガムシロップを別途付けていますが、甘いのがお好きなら熱いうちに上白糖を混ぜると、シロップに比べて断然美味しくなります。

    よければ気に入ったところを参考にしてくださいね〜。
  • atsuo@tokyoさん

    2017/02/01

    今回水出しコーヒーを淹れるにあたっていろいろ調べると水出し用だと深煎り(イタリアンロースト)が良いとあったのですが、普段行きつけのお店ではレビュー中の豆以外見たこと無いんですよねぇ(^^;
    これ一本でやっているような小さい店なので、挽き方くらいしかお願いできず...

    そこ以外では市販のコーヒー粉しか買った事が無く、どこでどう頼んで良いかって感じなんですよね。
    もっとも、徒歩圏内で他にコーヒーを炒ってくれそうなところもあるのですが、元々 2年前にダイエットを始めるまでコーヒーは苦手でブラックなんてほとんど飲んだ事が無いくらいでしたので、未だ豆を買うこと自体が敷居を高く感じています(^^;;;

    今後はいろいろ試してみたいと思っているので、まずはアイス用に豆を炒ってもらって試してみたいと思います。

    お店の方がアイスコーヒーを作る時はドリップ後急速冷却するような事を他で読みましたが、フェレンギさんのところではその後冷蔵庫保管もしているのですね。
    とにかく酸化しないようにすぐに飲むイメージがあったのですが、寝かした方が美味しくなるとか、やっぱり奥が深いなぁ。

    コーヒー豆をお店で見ていると、値段がピンキリでほんと悩みます。
  • フェレンギさん

    2017/02/02

    参考までにウチのお店で使っているコーヒー豆の写真を用意しました。

    左がアイスコーヒー用 深入り中粗挽きです ネルドリップ用
    右がホット用     最も細かい挽き目  ペーパードリップ用

    見るからに違うでしょ こんな感じです。
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