ゲームボーイ版ウィザードリィ外伝2・古代皇帝の呪いのコミックですね。
ゲーム自体も、ウィザードリィの持っている西欧的な文化圏から少し離れた、中東的な雰囲気を持つ都市が舞台となっており、敵の文化的な区分も、かなり幅が広くなっています。
ゲームプレイの段階では、モンゴルの皇帝っぽいかなあ、などと古代皇帝のアレを想定していたのですが、コミックで読むと、ティムールさんのような雰囲気でしょうかねぇ。
ギミックは中華文化圏が入っていますので、版図の影響力を考えると素直にモンゴルかな。
そうすると、韃靼の文字もありますので、ジョチ=ウルス(キプチャク=ハン国)辺りなのかもしれないかな。
ヨーロッパに残るバトゥさんの悪評を考えると(多分関係無い考察w)
舞台となるアルマールにて、冒険者たちの墓所迷宮探索も佳境に入った頃に、主人公が東の島国から仇敵を追って辿り着く。
というのがお話の流れ。
冒頭では、主人公が故郷を追われ、兄二人を失うシーンから始まります。
小烏丸、童子切安綱、村正を携えているのですが、小烏丸以外は兄二人の遺品。
遺髪で封印されているという設定で、お話の展開に従ってスムーズに武器が強化されるという感じ。
ついでにロード系最強武器になる、錆びついた刃入手も、イベントでしたね。
スペシャルパワーの人間になる、の使い方が美しかった。
あ、この二つに関連する展開は、二巻だった。
(´・ω・`)
ベニ―松山さんが原作で、作画を池上明子さん、というゲームボーイ版外伝2そのままのタッグなので、上手い事ゲーム内の要素を入れつつコミック化しているなあ、という感想です。
改めてみると、ホビット盗賊なジャックが男の娘っぽいw
まあ、ホビットは可愛いがお仕事だから良いかな。(隣り合わせの灰と青春だと、アレですがw)
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
プレカリアート真面目明さん
2017/01/31
L2さん
2017/01/31
隣り合わせの灰と青春の影響で、僧侶は人間と決めてしまった人がいますw
ベニ―松山さんのウィザードリィへの愛から来ているのでしょうねぇ。
4以降の本伝ではストーリー性が強すぎますし、外伝は3から、色々と…。
PC版外伝の戦闘の監獄とか、五つの試練のような、復古的なシステムでシナリオを見たいなあ、と思います。