Windows Phoneに興味はあったものの、Android端末をメインで使っている環境を移す気も無く、サブ端末として使うには価格の問題で手を出す気にならなかったのが、今年の 1月に格安で WPJ40-10が販売されたので手を出してみました。
結果から先に言うと、私は今後もメイン機はおろかサブ機としても Windows Phoneに乗り換える気はおきませんでした。
ただし使用用途を限定すれば結構使えるという印象です。
まず私がサブ機としても乗り換える気がおきない点は、使いたいアプリケーションが使えない点が一番です。
Windows Phone用のアプリケーションは少ないと聞いていましたが、ユーティリティや仕事効率化など現在使っているアプリケーションを置き換えるものは探すと結構見つかります。しかし、肝心の私がサブ機で使いたいアプリケーションは対応機器専用のもので代わりがありません。
例えばレーダー探知機や
デジカメ等
の専用アプリケーションで Androidもしくは iOSまでしか対応していません。
ただあくまで私の場合で、メイン機では常に持ち歩いて使うのに便利なアプリを入れてサブ機にはたまにしか使わない上記の様なアプリを入れるという運用をしているからで、SNSや仕事効率化カテゴリのアプリケーションはそこそこ使えます。
しかし娯楽系のアプリとなると有名どころのゲームは無いですし、観たい無料漫画アプリなどもありません。娯楽系に限らず、現在便利に使っているアプリケーションの全ての代替アプリケーションがある訳では無く、メイン機としては使いたくありません。
Androidより Windows Phoneの方が優れていると感じたのは、Androidではアプリケーションを別途インストールしないと開けなかった office文書がそのまま開けたくらいです。
それもクラウドを One Driveで利用している分には良いのですが、他のクラウドだととたんに使い勝手が悪くなります。私は仕事とプライベートでいろいろとクライドを使い分けているので、Windows Phoneでクラウドを利用するには運用自体を見直さなくてはならなくなってしまいます。
音楽プレーヤーとしての使い勝手は決して悪くないのですが、私の場合は専用プレーヤーで聴きたいので魅力は少ないです。
Windows Phoneだったら音楽聴きながらネットにも繋げちゃうんだぜ!と言われても、Android端末でも一緒ですし、iPod Touch(iPhone)とかの方がよっぽど魅力的ですしね。
結局、私の所では使い道のない子ちゃんなんだけど、考えてみると 5,000円でこれだけ出来るってのは凄いですね。
初めてのスマホデビューなら結構使える子ちゃんですね。ただ、使っていくうちに「あのアプリ無いの?このアプリも?」なんてなっちゃいそうですが(^^;
アプリケーションに関しては高機能な Windows Phoneでもどうしようもないですしね。
Windows Phoneは用途を絞って、それが自分のスタイルに合えば幸せになれそうです。
【外 観】
当初 NTT-Xのセールでは、背面カバーが更に 3枚付いてきたようですが、標準でも本体付属のカバーに加え 2枚付属しており更に保護フィルムまで付いているというお得な構成です。
背面カバーがプラスチッキーで安っぽいのは値段なりですね。
イヤホンジャックと microUSBポートは上面にあります。
Micro SIMスロットとmicroSDスロットは背面カバーを開いた内側にあります。
諸元
OS :Windows 10 mobile
CPU :MSM8909 1.1GHz
メモリ:1GB
ストレージ:8GB
ディスプレイ:4インチ TN液晶
解像度:480 × 800dot
SIMスロット:microSIM
SDカードスロット:microSDカード (最大 32GB対応)
カメラ 前面 : 200万画素、背面 : 500万画素
センサー GPS / Gセンサー / 近接センサー / 光センサー
サイズ:約124.5 × 約62.8 × 約9.9 mm
重量:約136.8g (電池パック含む)
SIMと SDカード、電池パックを装着し重量を量ってみると
カタログ値より軽い 130gでした。
使用用途を明確に出来ればお得な一品
後発という事も有り、ネットワーク接続プロフィールには主要な MVNOには対応しており、プロバイダ名を指定するだけで簡単にネット接続が出来ました。
その後、子供たち用に LINEモバイルを契約したので再度見てみると残念ながらありませんでした。
これは OS関係なく発売時期とメーカーの考え次第で仕方ありませんが、APNを追加してやれば良いだけですので問題は無いですね。
ショートメッセージを他端末から送ってみましたが、問題なく受信できてます。
ネット接続も簡単に出来スマホとしてメインで使うにも良さそうですが、一つ注意点があります。
MVNOの場合、通話料や通信量を減らすために各社から専用アプリケーションが出ている事が多いですが、ほとんど Windows Phoneには対応していません。
専用アプリケーションから電話を掛けると通話料が半額になったり定額で通話し放題になるのが、専用アプリケーションを使わないとサービスを受けられません。
データ通信でも指定アプリケーションを低速で通信したり、任意の間低速で接続したりするアプリケーション等がありますが、常に高速接続で通信量を節約する事が出来なかったりします。
結局、アプリケーションの壁にいたる所でぶち当たってしまうので、汎用的に使うには残念な OSなんですよねぇ。
更にしばらく経ってから気づいたのですが、購入当初は「FMラジオ」アプリがあったはずなのですが、いつの間にか無くなってしまっていました。
調べてみると、元々 OSデフォルトで入っていたのが、Microsoftの方針で外されてしまったようで、OSバージョンアップ時に消されてしまったようです。
まぁ使っていませんでしたが、いろいろ残念です....
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購入金額
4,980円
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購入日
2017年01月20日
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購入場所
NTT-X Store
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