創元社のゲームブック、スーパーアドベンチャーゲームシリーズ。

ナムコ編の第二弾ですね。

著者は、前作ゼビウスに続いての古川バルキリー尚美氏。

ゼビウスとの間に、ドルアーガの塔シリーズが鈴木直人氏によって、発表されております。

発行番号的にも、三部作の後ですねぇ。

あとがきにもバルキリー尚美氏が、鈴木氏などの手腕を絶賛しているので、影響がかなりあったようですね。

前作からのゲームブックとしてのパワーアップ度が大きいです。

もちろん、題材として、ヒロイックファンタジーの王道である、ドラゴンに攫われた姫を救う勇者の物語が使われているから、親和性が高い、というのもあるかもしれませんが。

挿絵、表紙絵は寺田克也氏という豪華さ、なんですが。

当時は気づきませんでしたねｗ

剣と魔法の幻想絵巻的なバタ臭さが良いですよねー。

キャラクターシートの裏の地図は、ソーサリーシリーズなどを意識した感じのものですね。

古地図という感じで、好きです。

後年、ドラゴンバスターのリメイク作品として、ドラゴンヴァラーという作品が出ましたが。

アーケードゲーム版＞ゲームブック版＞ドラゴンヴァラーという感じで、世界観が変遷しつつも繋がっているような感覚があります。