愛用していたAVアンプSR-17EXがいい加減古くなってきたので、近いクラスのAVアンプを中古で買おうと思っていた矢先に、ビックカメラで展示処分品を見つけたため購入。
家庭用AVアンプとしては必要十分
上を見ればキリがないし、旧来のSR-17EXの後継としてはSR70xx系になるわけで、そこと較べて音質がどうこう、チャンネル数がどうこう、デザインがどうこうというのはルール違反かなと思う。
定価85,000円、実売59,800円で最新のDolby ATMOS、DTS:Xに対応、4Kをパススルーできるというだけでも十二分に値段なりの値打ちがあると思う。
省スペースで最低限
SR-17EXという5.1chアンプが25kgオーバーで巨体だったのに対して、今回のモデルは8.5kgで非常にスリム。約1/3の重さで、実際サイズもそれに近い感を受ける。
逆にシャーシなどにお金がかかっている感は全くなく、機能を詰め込んだという感じがする。
その結果、薄くて個人的には洗練されたデザインにまとまったと感じる。
ただし、SR-17EXが140W*5chだったのに対して、こちらは50W*7chとかなり控えめ。それでも、自宅で映画を見るために使用するのであれば十分と言える。
AVアンプだから…
スピーカーの選択の問題で、このアンプのポテンシャルは全く発揮させていないという自覚があるため、この評価は辛めだとは思う。
しかし、迫力はともかく、音に繊細さがあるかと言われれば、オーディオ的には重心が高すぎる感じがして、繊細というよりも細く感じる。
フロントにBOSE314、リアに101IT、天井に111CL-3という構成の中、センターにVCS-10をもってきているものの、このVCS-10の非力さが際立つため現状では非常にバランスが悪いシステムとなってしまっている。
これをせめて33WERあたりに換えてやればもう少しは活かせるかもしれないが、本来は7本のスピーカー、すべてが同じものの方が良いのではないかと感じた。
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購入金額
37,584円
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購入日
2016年08月頃
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購入場所
ビックカメラ名古屋駅西
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