「KINGJIMがDM100後継の発表しないな」と思っていたら、PORTABOOKが発表されました。

2015年の暮れの話です。

ところがレビューがあがってこない・・・価格設定が高すぎましたから。

そんなPORTABOOKの価格が「5万円切り始めそうだぞ」・・・と思っていたら、2万円そこそこで売ってると聞いて、速攻買いましたよｗ

ポメラ的発想のキーボードですね。

折り畳みキーボード機は久しぶり。

「スライドアークキーボード」って言うんですって。

基本性能を簡単におさらいします。

OS：Windows10 Home 64ビット

CPU：Intel Atom x7-Z8700(物理4コア、論理４コア、1.6GHz　最大2.4GHz）

メモリ：2GB（LPDDR3-1600）

ストレージ：eMMC 32GB(eMMC5.0)

ディスプレイ：8インチノングレア（1280x768）

サイズ：204x153x34㎜（キーボード閉じたとき）

重量：830g

バッテリー駆動時間：約5時間（JEITA2.0）

付属アプリ：Microsoft Office Mobile プラス365サービス

アンパッキングします。

紙製の高級感ある包装です。

本体以外の梱包品は、説明書等とACアダプターとUSBケーブルだけ。

表面処理はラバーコーティングです。

「ちょっと絞りが・・・」っていう写真ですが、全体にピントを合わせるより、ラバーの質感がわかりやすいと思うのでアップします。

上から見て、右手側に電源スイッチとSDカードスロット。

奥側に各種ポート（写真左からイヤホンジャック、USBポート、HDMI出力、VGA出力、電源）。

電源ポートはmicroUSB（タイプB）でスマートフォンやタブレットと同じです。

Passmarkでベンチを取りました。

トータルスコア：７２２（世界平均２２７１）

モバイルノートなんでアベレージに届いてませんが気にしなくていいですね。

我が家にはじめてキングジム製品が入ったことを考えれば、PORTABOOKが2万円そこそこで売られたことも悪くないんじゃないか・・・という気がしないでもない。

でもね、９万で売ろうとしたモノが２万というのは悲しいかもね。

それでいろんなモノを見ながら考えてみようと思います。

最初はこちらDM200。せっかく発表されたので。

やはりポメラは割り切り感が絶妙な気がします。

ノートパソコンをつくって儲けるって、今や大変なことだと思いますし。

DM200をタブレットのキーボードとして使えば、たいていのノートパソコンでできることはできちゃいますね。

2つ目はこちらVAIO P。

サイズ感はDM200に似てますね。

「DM200の形でWindowsが動かせたんじゃないの？」って言われても仕方なさそうです。

３つ目はこちらPG-IP99。iPad専用のキーボード。

こうやってタブレット専用キーボードを作るっていう手もあったかもね。

「キーボードだけで得られる利益が少ない」、「ノートパソコンも実はそれほど儲からない」、「とはいえDM100後継に期待できるかな」さあどうする・・・というのがPORTABOOKの背景なのかなって感じますね。

・光学式ポインタによる操作が、思い通りにならない。

・「電源スイッチをどのくらい押してればいいか」わからない。