システムコンポとして商品登録はしましたが、実は我が家に転がっているのはそのうちのアンプ部分のみ。

90年代にはMD/CD/FM/AMといったオールインワンのコンポ（いわゆるミニコンポ）が流行りましたね。

そのミニコンポの上位グレードは各種デッキを組み合わせるシステムコンポでした。

最近はMDやカセットテープが衰退してしまい、ミニコンポもCDとアンプのみ、場合によってはUSBやネットワークオーディオを内蔵して細々とラインナップされ続けております。

閑話休題。

この製品はそんなシステムコンポ華やかなりし時代、90年代後半に販売されたソニーのPixyシリーズに属する製品の一部です。アンプ部分にも品番が振られており、TA-MS717となっております。

購入経緯はPCにろくなアンプとスピーカーがなかったため。

かといってお金はありませんので、いつもの通りハードオフへ。

2軒回って、PCに使えそうなアンプやミニコンポはない、または予算オーバー（予算2,000円で買おうと思うほうが間違っている気もしますが）だったので諦めて帰ろうとしたところ、これがジャンクコーナーに500円で転がっておりました。

このコンポ、「電源が入らないため動作未確認 500円」となっておりました。

が、この製品はチューナー、アンプ、CDレシーバー、MDレシーバーの4点セットが本来の姿。実はCDレシーバー（チューナーボックスだったかも）を接続しないと、電源を入れることができません。

もちろん、我が家にそんなおあつらえ向きのアイテムが転がっているわけもありません。

なぜこれを買ったのか？　実はこの機種「SOURCE DIRECTボタンを押しながらFUNCTIONキーの↓を2度押す」ことで電源を入れることができます。便利ですね。

そんなこんなで、我が家のPCオーディオ環境は

PC　→（ライン入力）→SONY TA-MS717 → ONKYO ST-V20XM　という構成になっております。

内部的には見る限り結構ゴツいトランスが入っているようで、音質もまずまずですよ。

そのうちDACを接続し、もうすこし高音質で音楽を聴けるようにしたいところです。