タイトルは「ダイナマイトナース」ですが、題材としては彼女たちの勤務する病院での出来事でしょうか。
ゲーム性としては、UNOに近い、駆け引きと足の引っ張り合いをメインにしたものになります。
また、そのゲーム性と題材により不謹慎であると感じる患者への扱いやルールなどの表現がありますので、ご不快に感じる方は、この先を読まずに閉じられることを強くお勧めします。
アイテム用画像と共に、私の所持しているダイナマイトナースのパッケージの写真なので、ボロボロの状態です。
特に表には、箱が開かないようにと掛けていた輪ゴムが溶けてくっついてしまっていますね(汗
一緒においておいたソフィア聖騎士団の箱にもくっついてしまって、切なくなります。
まあ、それはともかく。
ゲームは、冒頭にも書いたように、UNOのように一定の条件を満たすプレイヤーが出るまで、手札を使って駆け引きや、相手の妨害をしていくものになります。
タイトルに書いた、ブラックなメディカルコメディというのは、このゲームの目的が如実に表しています。
すなわち、「病院が患者を治療して退院してもらうのは当たり前です。なので、ゲームの目的は、多くの患者を治療したかどうかではなく、いかに病院で亡くなる患者を少なくすることで評判をあげるのか、という事になります」との事。
また、ダイナマイトナースの世界では、手術を必要としないと思われる症状であっても、営利の為に手術をするという指導がなされている為に、手術なしで退院する事は出来ません。
この組み合わせで、かなり香ばしいブラックさだと思います。
ルールは、割とシンプルです。
・カードは、患者カード、医者カード、イベントカードの三種類。
・各プレイヤーは初期に患者三人分のベッド枠を持っており、治療順番待ちをして置くことが出来る。
・患者カードは、治療難易度があり、難易度以上の力をもつ医者カードで「手術」しない限り治療完了しない。一度の手番で一枚だけ使える。
・医者カードの能力値以下の難易度になるように難易度を合算して、患者を複数人治療する事が出来る。治療に使える医者カードは一度の手番で一枚だけ。
・治療数を競わないので、患者カードは、他のプレイヤーに対して使用する。
・患者カードを使われた(外来患者)場合、手札から医者を使用して治療するか、入院患者としてベッド枠に入れるかを選べる。
・急患マークのついた患者は、その場で治療出来ない場合、死亡する。
・外来患者と入院患者は同時に治療出来ない。
・入院患者が、ベッド枠を超過している場合、入院歴の長い患者から超過している人数分「容体悪化」していく。
・「容体悪化」一度目で患者を裏返して、二度目で死亡となる。
・「容体悪化」から、一気に治療完了にする事は出来ない。
・医者が治療すると宣言した後に出されたイベントカードにより、患者の治療難易度が医者の能力を超えた場合、治療失敗で「容体悪化」する。
・ゲームの勝敗は、死亡患者が10人になったプレイヤーが出た時点で、一番死亡患者が少ないプレイヤー。
とまあ、治療メインのゲームではないので、ブラックさが漂いますね。
イベントカードも、「誤診」「たらいまわし」「インターン(実力不足だったという表現)」「合併症」や、「もみけし」「奇跡の生還」「店じまいセール」「税務監査」というような感じ。
患者は、小指の切り傷からガンまでの様々な症状があります。切り傷で入院して容体悪化っていうと、確かにそれはダイナマイトなナースがいますね。
今のご時世だと、ちょっと販売しにくいかもしれませんねぇ。
といいつつも、リメイク版のリターンズが出ている模様ですが。
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購入金額
2,300円
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購入日
不明
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購入場所
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