同ブランドではこのイタリア産のニューヨーク地の牛革を使った小物類を「ニューヨーク シリーズ」としていくつか出しており、今回の財布と同じように L字にジッパーが開く長財布もありました。

先のポーチには 22cmくらいまでの長財布なら入るところ、17cmという長さで余裕で入ります。

最後までどちらにするか迷ったのですが、小銭へのアクセスの良さで本品に決めました。

長財布の場合は外側のジッパーを開いた後に、更に中の小銭入れのジッパーを開きます。

本品の場合は、内側の小銭入れにフタが付いていません。

小銭入れの開口部は外側のジッパーに近いため、ジッパーを閉じていれば財布の中で小銭がこぼれる事はありません。

小銭を出したい時にはジッパーの一辺だけを開けば、すぐに小銭を取り出せます。

この真ん中の小銭入れを挟んで両側にスペースがあるので、お札とそれ以外のカードなどを分けて収納出来ます。

この小銭入れの色は外側の色毎に違っており、色が単調にならないのも良かったです。

当初の予定通り大変薄くコンパクトにお札と小銭を入れる事が出来て概ね満足しているのですが、私の好みによるところで微妙に気になるところがあります。

今まで長財布や二つ折り財布を使っていたせいか、お札に折り目を入れるのがイヤなんです(^^;

しかし本品に入れる時にはキッチリ折らないとお札がズレてきて、ジッパーに当ります。

当り方によってはジッパーに挟まってしまいます。

しっかり折って奥まで挿し込めば良いのですが、どうも慣れません。

そこでお札をマネークリップに挟んで入れてみたところ

マネークリップの重みで収まりが良くお札がズレてきません。

もっとも二つ折り財布と違いピッタリとしたスペースに入れるのですから、マネークリップに挟んでいてもお札に折り目は付いてしまいますが、何も無い時と比べキッチリ折らなくて良いので納得は出来ました。

マネークリップなんかに挟んだらそれこそお札を取り出すのに面倒だろうという意見もあるかと思いますが、私の用途としてはあくまで近所にしか持ち歩かないので、基本支払いはスマホのおサイフケータイ払いで済む事が多く実際の使用頻度は低いので大した問題ではありません。
（それを言ったら小銭入れのジッパーも大した問題では無かったのですが(^^; ）

結局は求めていた薄さとサイズでデザインが気に入っているので、後はすぐに壊れるという事でも無ければアバタもエクボで大した問題では無いですね(^^;;;