Xperia Z4までは使用してきたが
流石にZ5までくると値段が高くなり気軽に購入できる金額ではなかった
なんというか中古携帯市場でもコスパの悪い端末
コスパがいい端末はもっぱら、AUのSOLやHTL製品などで
HTL23辺りは格安SIMも使えて意外と人気も高い端末だと思う。
iPhone辺りが鉄板のスマホ市場で、最近存在感の薄れてきた
Xperia
人気が下がってきた理由は
影を潜めてきた「ハイエンド。フラグシップ感」である。
Xperia X Performance そして今年の秋から登場の
Xperia XZ
彼らはCPUこそハイエンドチップを搭載しているものの
他社と比較すれば、カメラは突出したものは見えるが
メモリも3GB(すごいっちゃすごいのだが)
内蔵メモリも32GB(充分っちゃあ充分)
5.2インチのフルHD(3年前から既にあるスペック)であり
突出したものが見えない。
Xperia Z5 Premiumは「4K液晶」という
他社には到底真似出来ない
「真のフラグシップ」があった。
そんな色濃いフラグシップには劣るが
ちょうど去年の
「フラグシップ・スマートフォン Xperia Z5」を
なんと 1万6800円で入手してしまった(税抜)
やっす。。
「絶対何かあるでしょ」
商品説明書欄には何も書かれておらず
ただ、Xperia Z5 (501SO)とだけ書かれている。
ジャンク理由などが未記載
店員に聞いてみると
「あ~これは、うちのグループで買い取りした商品ですが
買い取りした時の事細かなチェックシートがあるんですけど
どうやらそれが入っていない状態で流通になってしまって。
なので動作未検証 データ削除のみのスマホになります」
とのこと。
電源は入るし、カメラも起動した。
そしてタッチパネルも快適。傷は少ないってか
普通の中古携帯端末より綺麗
ドット欠けナシ、ネットワーク利用制限ナシ
クレーム対応不可という
特に悩む理由が見当たらないジャンク
最悪携帯電話としての機能が不十分でも
スナドラ810を積んだ 高性能タブレットとして見れば
電子書籍端末としても使えるし
俺は言ってやった。
「買います」
と。
今更Xperia Z5を体感する。
操作の快適性は Z4とほとんど変わらない。
それもそのはずだ。
搭載しているCPUは同じ Snapdragon 810
現行のCPUよりは劣るが、8コアの64ビットARMを搭載したハイエンドCPU。
メモリも3GB搭載しており、現行販売している
格安スマホや中華スマホなどとも一線を画している。
カメラが2300万画素までアップし、
高速AFを搭載していたりと かなりの期待が持てる。
1万円台の中古スマホとしてみてもかなりレベルが高い。
ソフトバンク圏内の電波であれば完璧につかむ。
また、SIMロック解除(中古端末のためソフトバンク公式には出来ない行為だが)
を行えば、ソフトバンク、ワイモバイル、ドコモ、AU等
使える電波は広がりまくり。
壊れないかぎり、あと2年は使える携帯端末だ。
もしネットワーク利用制限がかかってしまえば(現在は▲判定)
もうそれまでだが、そのリスクを考えたとしても、この端末のコスパは異常だ。
液晶はFULL-HDで色調色鮮やかだ
Galaxy J1と見比べてみれば、それぞれの特性が見えてくる。
有機ELと単純なIPS液晶との比べなので
黒色の再現性や、コントラスト比等に違いが出てくる。
シンプルな綺麗さならGalaxyに軍配は上がるが
液晶の色調のチューニングやバランス。
そういったところにXperiaは肉薄している。
さすが多岐にわたる映像分野に首を突っ込んでいるわけではない。
Xperia Z5の液晶の綺麗さは 全く問題のないレベル。
完成された液晶の美しさを持っていた。
此処から先は、画面サイズを大きくしたり、別途ギミックを搭載するぐらいしか
ワンランクうえへ行くことは出来ない。
Xperia Z5等、Xperiaの液晶の画質は非常に安定しており
アクオスフォンなどのIGZOや、Galaxyの有機EL等と比べると
尖った部分がない分、癖も少ないバランス型のディスプレイだ。
Premiumは4Kディスプレイを搭載しているとのことで
それはそれで超尖っているが
Z5はそのままである。
言うなれば、液晶の画質は完成されてしまった。
CPUのおかげもあり、かなりさくさく動く
Xperia Z5のCPU性能はやはり爆熱で
クロックダウンは懸念されるが、ハイエンドなだけあり
普段使いに何一つ影響はない。
モバイルバッテリーを装着しながらポケモンGoは
ぶっちゃけ言えば「やめておいたほうがいい」かもしれない。が、
ゲームはもちろん快適に動作するし
はやりのスマホゲーもきちんと動作する
過酷な環境で行うことはXperiaはもちろん
他機種の810搭載スマホどれもきびしいことなので
スマートフォンとしての範疇外の
アグレッシブな使い方は
アグレッシブな使い方を想定したスマートフォンを使うべきである。
といってもどれがいいのかはっきりはわからないので
ゲームをメインで考えるなら「iPhone」なのだろうきっと。
カメラは進化している
もっぱらメインカメラは SONYのRX100なのだが
やはりどこでも持っていけるわけではないし
カメラを持っていない時に、綺麗な景色や空を見た時
カメラがなければ後悔してしまう時がある。
Xperia Z5はデュアルカメラといった最新カメラシステムは搭載していないが
1/2.3 サイズの2300万画素カメラを搭載している。
他社のカメラと比べても確実にハイエンドクラスのカメラを搭載しているし
Xperia Xシリーズには搭載されていない
「4K」を搭載している。
気合を入れればこれで映画だってなんだって撮れる。
カメラの写りは流石にRX100と比べると天地の差だが
フォーカススピードの速さや、RX100 V1にはない
4K撮影などのアドバンテージもある。
また防水でもあるので、雨の中の撮影なども可能である。
ここらへんを切り取って見れば
Xperia Z1シリーズから見ても 大きな変化はない。
無いが、プレミアムオートも2300万画素で使えるようになったり
電子手ぶれ補正も割りと強力。
ハイエンドデジカメとは違うが
カメラとしてみれば恐ろしく強力な機能が盛りだくさんで
例えば 薄暗い環境下での はっきりとした写真を残す シーンや
逆光時でも被写体の顔をきちんと残すことができるアドバンテージ
これは数年前のスマートフォンではなかなか出来なかったこと。
確かにハイエンドカメラは
逆光時や、薄暗い環境でも「確実に綺麗に残す」ことがアドバンテージ
スマートフォンは「綺麗に残すこともできる」
ぐらいまでは到達している。
過度な期待はしてはいけないと思うが
撮り手の技術を試す面白みが スマートフォンにはあるのだ。
試行錯誤してもSDカードに大量保存ができる。
昔のフィルムカメラはシャッターを押す=お金が減る
だったが、今は時間だけ。
すごいもんですよ
指紋認証最強伝説
やっぱり指紋認証はいいですね。
iPhone5Sでもっぱらお世話になっている
指紋認証をXperiaでもついにできるようになりました。
基本的にどんな指でも認証できるんですが
やはりおすすめは親指かな
これを大量なパターンで登録すれば
解除の煩わしさが解消できるかも。
流石に6Sの高速解除には及びませんが、PINコードを打つ面倒くささは
完全に開放された気がしますね。
なお冬は手袋という敵がそれを妨害する模様
Xperia ZL2から見て 確実な進化
ZL2はスペックこそ Z4やZ5と似るが
液晶がやはり違う。同じフルHDだが
IPSとVAじゃかなり変わってくる。
また、本体もでぶっちいZL2から、Z5は薄くなり
なおかつ、キャップレス充電だ。
便利この上ない。指紋認証も使いこなせば確実に便利だったりするし
目立った進化がないのが残念だが
買い換えてみれば変わった部分は体感できるだろう。。。
まぁ進んで買い換える必要性はないかも……だが
デザインはスタイリッシュでカッコいい
Xperia はスタイリッシュでスッキリした端末だと思う。
他の携帯端末と比べても
Xperiaの代名詞というものはあんまりない。
だが、Zシリーズで統一されている両面ガラスデザインで
高級感は他のアンドロイド端末より一足抜きん出ている。
Xシリーズからは金属背面となったとのことで
両面ガラスデザインというのはここで一段落といった所か。
カッコいい
そして美しいデザインを対立させた
中性的なスタイルを持ったXperia。
すべてのスマートフォンは殆どが中性的なんですよね。
その中でもブラックカラーのXperiaは
メンズチックなデザインがなんともグッドです。
Xperiaの進化はどうすればいいのか
Xperia XZは まだ
真のXperiaにはなっていないだろう。
確かにXperiaは他のスマートフォンより
わざとなのか一歩下がっている節がある
例えば、Xperia Z5の時も他社は WQHDディスプレイを搭載したり
USB Type-Cを採用したりもしていない。
XZに関しては2歩下がっている感じがする
4GBRAMなどにもなっていないし
USBはtypeCだが2.0のまま
レーザーAF等 あまり目立った目玉機能は見当たらない。
iPhone7のようなデュアルカメラ搭載などもない。
要はCPUはハイエンドそれ以外は据え置きという
Xperiaを最強で有って欲しいと思っている
ユーザーからしてみれば面白く無い端末の極みだろう。
いずれかのスペックは尖っていないと
スマートフォンとしては需要がなくなるという
売り手側の大きな悲鳴が上がっているのかもしれない。
だが、私としての感覚としては
スマートフォンというものは一段落
つまり完成されているものだ。
そこに下手に「エッジスクリーン」や「未完成のデュアルカメラ」や
「オーバースペックのRAM搭載」「肉眼で見えるないレベルの高繊細なディスプレイ」
そういったものを 先進的に搭載し それを売りにすることに限界を感じたのかもしれない
スマートフォンで進化の可能性を感じるものといえば
一つはデュアルカメラだろうか。
これはハードウェアレベルのカメラの限界の底上げをできるメリットはあるが
扱い方を間違えると無用の長物となること。
SONYがおそらく他の業界より先に行く手段は
カメラセンサーの増進だろうか? 流石に1インチのセンサーを搭載しては
分厚すぎるし、レンズも大きくなってしまい
これまで培ってきた薄型スマホの技術が水の泡になる
現在搭載されている「1/2.3 CMOSセンサー」を2つ並べ
一つは「遠景フォーカス専用」もう一つは「接近用カメラ」として活用
2つの写真を合成し、背景ぼかしや、より正確なフォーカスを表現した撮影が可能になる。
またシーン以外ではカメラのセンサーを共有し
「より多い光の取り込み」を可能にし
より綺麗な写真を撮影することが可能になるという考え方
こういったことも出来れば普通のデジカメにはない
カメラの撮影技術の進歩に向かいそうだが
こういった使い方はしないだろうが、Xperiaも間違いなく
販売終了しないかぎりはデュアルカメラを採用する未来があるだろう
その中に XZのレーザーAFがシナジー効果とし
より確実なフォーカスと はっきりとした撮影が可能になるかもしれない。
だがデュアルカメラはまだまだスタート地点だし
中途半端に搭載して
現行のカメラより劣ってしまっては意味が無い。
XZのタイミングではまだ間に合わなかったのだろう。
あとメモリを4GBにしなかった理由。
今は必要ではないという判断だろう
4GBあれば確かにバックグラウンドのアプリを貯めこんでも
安定したり
高度なアプリの挙動も安定に繋がる。
ただし、アプリの安定はもちろんだが
その分バッテリーも食うというメリットが有る。
据え置きの機械であれば
積めば積むだけいいのだが
モバイル端末はバッテリーとの戦いだ
4GB無いと 確実に他の端末と差がでる局面が出ないかぎり
焦って4GB積む必要はないという判断だろうか?
あとはバッテリー容量やUSB 3.1非対応の現実
これは、安全面の課題解決がくるまでは待機かもしれない。
確かに高速給電や高速データ通信が可能になる3.1を搭載するのは
フラグシップ端末としてはあるべきなのかもしれないが
今年に入って問題になっている Galaxy Note7のバッテリー爆発問題
これは笑えないものである
フラグシップ端末が故に
小さな箱のなかにあれもこれも詰め込むと
溢れてしまい使い物にならなくなってしまう危険性もあるのだ。
特に電源周りは
「バッテリー容量減ってる!!」とか
「他社では2000積んでんだから 3000つめ!」
とかむちゃくちゃな顧客の声がどうしても出てくる。
そこを無理して搭載すると
安全面とトレードオフになってしまう
こうなっては……安心して使えない。
ある意味Xperiaは先を行っている。
「スペックはもちろん大事だが、そればかりを追い求め、無茶をすると痛い目をみる」
まぁもちろんXZが爆発事故起きてしまえば
上記はなんの説得力もなくなってしまうが
カタログスペックだけでスマートフォンを決めるべきではない
曲面ディスプレイも見た目は素晴らしいし使える機能も増えるが
100%使える機能とは言えない
ということをXZで学べるかもしれない。
だが向上性の無いスマートフォンは売れない。
今後としては
カメラの進化、より使いやすい機能の進化
小型端末の強化
デザインの一新
オーディオビジュアルの強化
グラフィックの強化
そういったところが大きくなるだろう。
下手に尖った機能を付けて
会社が傾くより
確実に新型が出るための調整に入ったのかもしれない
Xperiaには期待している
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購入金額
16,800円
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購入日
2016年09月15日
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購入場所
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