本格的に調べものをする場合、ウィキペディアで資料名を求めて、それを入手したりして、自分で確認するのが一番、かな。
でも、まあ、お手軽に調べるならば、そこまでの労は重いデスヨネ。
そんな時には、これ。
造事務所編のよくわかる本シリーズ。
さらりと表面的に有名どころのエピソードをみるには十分です。
ただし、深く考察しているような気にさせる文章になっているので、内容の吟味と、自分で調べなおす必要はあります。
例えば、この本に収録されている水滸伝の「入雲竜、公孫勝」の妖術のエピソードでは、
『公孫勝に次ぐ、梁山泊の妖術の使い手「樊瑞」が「喬道清」に破れると、公孫勝は代わりに進み出て、悉く相手の術を破った。
その為に、「樊瑞」「喬道清」は公孫勝の弟子となった。
その実力ゆえか、梁山泊では公孫勝は席次が4番目と高位である。
ちなみに「樊瑞」は61番目なのですが、「喬道清」は番外、「樊瑞」に勝ったのに酷い扱いである』
と記されています。
水滸伝をご存知の方ならば、「何を言っているの?」と思われるでしょう。
梁山泊での席次は、108の宿星の順位によって示されているものです。
宿星では無い「喬道清」が番外なのは、当然の事なのですが…。
こういう部分がありますので、参考にするにしても、話半分、かなあ。
ウィキペディア公式であっても、そういう部分がありますけれども、ねw
-
購入金額
0円
-
購入日
2016年09月09日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。