全くの未使用品でない限り、高値で買い取ってもらえる事はないそうですが、身の回りに溢れている現行通貨の中で、「簡単に見つけることが出来る流通量の少ない硬貨」として、周囲にギザが刻まれている「ギザ十」は、ラッキーアイテムとして一部の好事家たちが収集対象としているようです。
知り合いがレジに無いか? と尋ねていたのを思い出して、手持ちの10円玉を探しましたところ
まずは5枚が見つかったので、先ほど50円玉と対価交換したところです。
戦後の日本をくぐり抜け、今も立派に働いてくれています。額面通りの価値が保証されています
独立行政法人造幣局が発行している10円硬貨は
直径 は 23.5mm
組成は 銅95 亜鉛4 錫1
重量は 4.5g
かつて銀貨や金貨が流通していた時代には、硬貨の流通性を残したまま、周囲を僅かに削りとって換金する輩が居たそうで、その悪巧みを阻止するために、硬貨の周囲に「ギザ」を刻んだのだとか。
現行の10円玉に、その行為を行う理由は全く存在しないので、あくまで修飾目的だと思われます。
昭和26年から30年まで。 31年は発行されておらず、32年と33年が発行された年次です。
特に33年の発行枚数が少ないそうで、コレクターアイテムとして、ここが狙い目だそうです。
左から26年 27年 29年 29年 29年 発行貨幣でした。
実際に29年の発行枚数がイチバン多いと記録されているので、それに準じた発見枚数でした。
宇治の平等院が刻まれていますが、左26年発行の硬貨だけ屋根の上に鎮座する鳳凰の意匠がことなるのだとか。
この写真の解像度では確認できません。 また他の硬貨のすり減りが激しいこともあり、上手く比較出来ませんでした。
みんな私より年上でした。 色々な財布を渡り歩いて、色々な自販機のレールを滑り、多くの子供に握りしめられたんでしょう。
まだまだがんばってね〜。 特に君たちはラッキーアイテムとして愛されているそうですからね。
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購入金額
50円
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購入日
2016年08月27日
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購入場所
どこかで
L2さん
2016/08/29
しかし、手持ち資産への含有率が多くなってくると置き場所に困る事態になりまして。
親に相談したら、郵便局に預けられてしまいましたw
意味無いやん!
その後、貯金箱を買って集め直したギザ十がどこかにある、はず。
フェレンギさん
2016/08/29
>親に相談したら、郵便局に預けられてしまいましたw 意味無いやん!
<たしかに〜。 ずっと使える鉄板ネタが手に入ったとしたら、ギザ十効果があったことになるんで、それは良しとしましょ〜。 面白いです。
checkerflagさん
2016/08/29
26年って・・・昭和?ですよね。
私より年上やん。
フェレンギさん
2016/08/29
イチバン若い33年鋳造品でも、ほとんどのおものだちより年上なんでしょうね。
いちど、ピカピカにしてみようと、クレンザーで磨いてみましたが、輝きはするものの、すり減り感が凄かったです。