先日、SPRAGUE ATOMやF&Tのコンデンサに入れ替えたSV-2A3EPXですが、秋葉原のコイズミ無線がセールをやっていて、フィルムコンデンサが安くなっていたのでついつい買ってしまいました。
PPフィルムコンデンサですが、ESRが小さく温度特性も良いこともあってオーディオでは音が良いコンデンサとして好まれて使われますが、構造上大容量化が難しく、50μFくらいになるとものすごくデカく、かつ高額になります。
Jantzen Audioはデンマークのメーカーで、Cross Capはオーディオ用のメタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサです。
お手頃価格のコンデンサなので買いやすいのが良いところ。
今回はセールをしていたのでなんと1個2,001円でした。購入の際に1円まけてくれて、ちょうど2,000円にしてくれました。
Z-capも使ってみたいのですが、如何せん価格が…アンプペアで4個必要なのですが、コンデンサだけで2万円弱もしますのよ…
今回はアンプのB電源側のコンデンサを入れ替えることに。
もともと350V 47μFが入っていて、計算では250V程度らしいのですが、ぎりぎりの耐圧はちょっと避けたいこともあって、400Vのものをチョイスしました。
47μFのフィルムコンデンサの中では直径44mmと扱い安いサイズです。
iPhone6sと比べるとそのデカさが解るかと。
交換前のF&Tのケミコンと比べると、これくらいサイズが違います。
ここまで差があると、元々あった場所に収まらないので、配線を考える必要があります。
あまり無駄に配線を引き回したくないので、どうしようか…。
結局、こんな感じで収まりました。
左側はちょうど良いスペースがありましたが、右下はどう考えても収まらないので銅製の単芯ケーブルを使って空中配線を追加しました。
一応ショートしないようにスリーブをかぶせてみました。
大きめなコンデンサなので結束バンドを使って軽く固定しています。
さて、音はどうかなーということでレッツ視聴。
…て、こりゃすげえ!!!
なんて言うんですかね、高域~中域がケミコンのときのもやっと感が無くなって超伸びやかになってます。
ここまで激変するのか…。こりゃ全部フィルムコンデンサに換えたくなる人がいるのも解るわ~。
といっても、容量的にケミコンじゃないと無理なのと、そう換えればよい訳でもないと思いますが。
かなりアンプのキャラクターが変わりますから、逆にあれ?って感じになってしまうこともありそうな気が。
でも、音質にダイレクトに影響する部分にフィルムコンデンサを使うと、音質激変しますし良さそうですね。
6V6のパスコンとかにも使ってみたいですが、さすがに100μFはケース内に収まらなさそうな気がします。
まだエージング始めたばかりなので、1週間くらいでどれくらい変わるかが楽しみです。
先日、Obbligato Gold Premium Capに換えたカップリングコンデンサですが、JantzenAudio Z-Silver 0.1μFがとても気になり始めておりますw
しかし、0.1μFのコンデンサ1本で3000円ですからね…
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購入金額
2,000円
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購入日
2016年08月25日
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購入場所
コイズミ無線
elenz77さん
2016/11/16
ちょもさん
2016/11/17
電源周りをフィルムコンで固めると、ものすごいコンデンサの量になりそうですね…。
一度フィルムコンデンサの良さに慣れてしまうと、いろいろと置き換えたくなってきてしまいます。