ドスパラで販売されている8.9型モバイルモニターです。言うまでもなくシングルモニタよりデュアルモニタのほうが作業しやすいのですが(うちの母艦ではヘテロジニアス構成のトリプルモニタ環境です)、ノートPCやタブレットPCには普通ディスプレイが1つしか付いていません。出先でデュアルモニタ環境が欲しい、というときにはモバイルモニターを一緒に持ち込むことになります。
内容物・付属品
内容物は、本体、説明書、HDMI→MicroHDMI変換ケーブル、電源用USBケーブル、ACアダプタです。ACアダプタは2.5A出力です。
HDMIケーブルは付属していませんので(店員に確認しました)必要な場合は別途購入する必要があります。また、スタンドも付属していませんので別途タブレットスタンドを用意しましょう。
バッテリー内蔵、程々の大きさ
この製品の特徴として、電池を内蔵していることが挙げられます。そのため、電源を繋がなくてもしばらく使用することができます。バッテリーは公称値で8Ah、4.5時間駆動とされています。
心配な場合、モバイルバッテリー(2.1A出力対応のもの。iPad対応と明記された製品であれば大丈夫と思われます)を用意しておくと良いでしょう。ノートPCなどの端末にUSBで(電源を)繋げて使うこともできるようです。
大きさは8.9型です。Windowsタブレットでいうと、8.0型では小さく、10.1型では気軽に持ち運ぶというものではなくなります。その2つの「いいとこ取り」をしたサイズが8.9型で、ドスパラではこのサイズのタブレットPCも販売しています。見やすさと持ち運びを考えたほどほどのサイズ感です。
また、解像度も1920×1200(WUXGA)あります。計算すると254.4dpiです(ちなみにうちの母艦のメインモニタは102.5dpi)。
重さは実測502gです。ドスパラの同サイズのタブレットと同じくらいの重さです。
PCに接続して使う場合は、別途タブレットスタンドなどを用意しましょう。また、ドスパラの製品紹介では「スティックPCを繋いで使う」「デジカメに繋いで大画面で確認する」という使い方が紹介されています。
この製品はタッチパネルを搭載していないようです。特殊な使い方をしない限りは無くても困りませんが。
音声出力はスピーカーと⌀3.5ステレオジャックです。
なお、本体右に名状しがたいUSB端子のようなものが付いていますが、これは保守対応用なのでエンドユーザーでの使用はできません。
他のモバイルモニターより安価
この製品のいい所は、何といっても他のモバイルモニターより安価な点です。1万円台前半の小型モニタを探すと7型のみで数も少なく、1万円台後半まで考えたところで8型止まりのようです(7月24日未明現在の価格コム)。
さらに、この製品はバッテリーを内蔵しているため、モバイル機器としての使い勝手が良いものとなっています。
Raspberry Piの初期設定に使う
Raspberry Piの初期設定のため、一時的に使用しました。Raspberry Piで動いているのはLinuxであるため、SSHでログインすれば、ということになるのですが、その前にSSHを有効にし、環境によっては無線LANに接続しなければなりません。この場合どうしてもローカルでログインすることになるので、ディスプレイとUSBキーボードが必要となります(サーバー用にするつもりでCLI環境にしたのでマウスは不要。なお、その後スイッチングハブとCat6ケーブルを買ってきて有線接続しました)。
ドット密度が高いので、/boot/config.txt で適切な解像度に設定しないと細かくて見づらいことがあります。
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購入金額
14,580円
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購入日
2017年07月07日
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購入場所
ドスパラ大阪・なんば店
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