HDMI入力方式の HMD(Head Mounted Display)になります。
VRには対応していませんが、対応解像度が 1080p(フルHD)のモノとしては格安の部類に入るでしょう。
仮想ディスプレイサイズは 4mの距離から見た時の 120インチに相当します。
昔買った HMDは解像度も低く横から光も入ってくるので没入感も無く全然ダメダメでしたが今回はどうかな?
【外 観】
付属品は本体の他、遮光カバー、電源アダプタ、HDMI延長コネクタ、イヤフォン、クリーニングクロス、説明書になります。
外観がいかにもプラスチック製だったり可動部が金属プレートむき出しだったり、ちょっと安っぽい感じなのが少し不安です....
可動部ですが、ボックス上のボタンを押しながら引っ張る事で前後にスライド出来ます。
10mmほど動きますのでメガネを掛けながら視聴する事が出来ます。
また 90度曲がるようになっており本体を跳ね上げる事で頭から取り外すことなく視覚を確保できるとありますが、実際に装着して跳ね上げられる角度は 30度分くらいです。
もっともこれだけ跳ね上げられれば座った状態で机上を見渡せるので十分でしょう。
手前側に上記状態まで曲がるので、使わない時に収納しておく時には便利です。
手前側はこの様になっており、おでこが当たるクッション部は厚く、本体重量が 250gしかないので長時間装着していても痛くなってきません。
そしてレンズは下側にあるレバーで左右に調整できるようになっています。
遮光カバーはゴム(シリコン?)製でレンズ外縁のくぼみにハメるようになっており、カバー側の穴の外側がプラスチックで補強されているので、両側をまず先に引っかけるとハメ易いです。
ゴーグルタイプと違い顔に圧迫が無く、それでいてしっかり遮光されていい感じです。
メガネを掛けていても、カバーが薄いので横からの押さえ付け感があまりありません。
底面には電源ボタン等、操作を行うボタンやレバーが配置されています。
視聴関係で操作できるのは光度と音量だけで、切り替えボタンを押す毎に光度と音量に切替り画面下にレベルバーが表示されます。
光度は 9段階、音量は 14段階調節できます。
リセット穴の右側のボタンはダミーで、押す事は出来ません。
本体への給電は HDMI端子から延びている USB端子から行いますが、
付属の電源アダプタは 5V/1Aとなっており、対応するモバイルバッテリーからも給電可能でした。
PCの文字もくっきり見える
XGA解像度表示の Windows 10 PCに接続してみたところ、端の方の文字までくっきり見え驚きでした。
上は右側のレンズにカメラを押し当て撮影したところで、四方の壁の奥に映像が見え没入感がすごいです。
ただ壁に映像が反射してしまい気になるので、もっと反射しない素材だとなお良かったのですが。
入力はフルHD対応ですが実解像度は 1280×800 dotなので、フルHDの PC画面を表示させてしまうと少し文字が滲んでしまいますが、購入目的はストリーミング動画や DVD再生なので十分な画質のきれいさです。
更に HDCPにもしっかり対応していますので、様々な機器で使えるのも良いですね。
ストリーミング動画は MHL変換ケーブルを繋ぎ再生したいところですが
最近のスマホ(Andoroid端末)は軒並み MHLに対応しなくなってしまったので、ミラキャストアダプターを接続し視聴しています。
また本品にはスピーカーは無くイヤホンからのみ音声を聞く事が出来ますが、目と耳を完全に塞ぐのは嫌なので、周りの音の聴こえるイヤホンを使用しています。
折角 Android端末に繋げるのでスマホゲームをやりたいところですが、タッチ操作はやりようがありませんね(^^;
ゲームをするなら手元操作は簡単な方が良いので、ファミコンクラスのゲームと相性が良いです。
ゲーム機本体を触る必要があっても HMDを頭から外す事無く操作できるのも良いです。
10月に届くミニスーファミも期待してます(^^
ただ使っていて気になったのがレンズの調整幅なのですが、もっと間隔が狭くなった方が良いかと思います。
現在私は両方のレンズを一番内側にした位置でクッキリ見えるのですが(外側にズラすとぼやけてくる)、私よりも顔が小さい(目の間隔が狭い)場合は一番内側でも映像がぼやける可能性があります。
試しに私より顔の小さい息子に装着させてもクッキリ見えているとの事なので、それほど気にする事でもないのかもしれません。
外見の安っぽさから見え方など心配でしたが、中身はしっかりしており大変満足してます(^^
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購入金額
24,800円
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購入日
2017年09月19日
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購入場所
Amazon
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