6SN7の銘管といえば、高信頼管であるRCA 5691を挙げる方は数多いと思います。
実際、オークションでも1万円を余裕で越える金額で売買されていますし、出物も少ないのでかなりレアな球となっています。
5691ほどメジャーではないですが、地味に“音が良い”と呼ばれている管があります。
それが、Sylvania製の「Bad boy」と呼ばれる球。
特長としては、
1)3穴のT型ブラックプレート
2)管の1/3の高さにセットされた、ボトムゲッター
3)上部と下部の長方形マイカ。トップマイカは、三つの小さなエッジが管壁と接しています。
4)銅グリッドポスト
5)1xx、2xx、3xxの日付コード(最初の1桁はそれぞれ1951年、1952年、1953年、xxは週を表示)
6)黒ベースに緑の文字でシルバニアまたはJAN-CHS-6SN7GTとの表記
といった点が挙げられるそうです。
参考サイト:http://www.audioasylum.com/cgi/vt.mpl?f=tubes&m=235559
といっても、Bad boyで検索すると2穴のブラックプレートの管も出てくるので、正解はどれ?ってのが微妙だったりします…。
さて、今回の品はというと…うーん、2穴プレートですし、残念ながらBad Boyの要件は満たしていない様子。
といっても、実際に鳴らしてみましたが柔らかいいい音してますよ。
この形のT型プレートって、現在でも生産されているロシア製の6SN7によく見られる形状です。
RCAも同じ形状のものを作っていますね。
T型プレートだと何かメリットあるのでしょうか。
Sylvaniaはこのあとトライアングルプレートになってしまっているような気がします。
コストの問題…?
さて、のんびりBad Boyを探してみますか。
でも、6SN7って比較的安いのでいろいろ買ってみましたが、今使っているRCAの初期型6SN7が一番音良いんですよね…。
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購入金額
0円
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購入日
2016年08月08日
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購入場所
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