ひょっとしたら、cybercat家に転がっている変なものシリーズかも知れんw
話は学生時代に遡る。
当時音楽サークルに所属していたcybercatはギターの真空管アンプヘッドを手に入れた。
とはいっても。球なし。
某有名ギターアンプメーカーのヘッドのガワだけとも言える。
自分はギターは持っているが、デモテープつくりでつま弾く程度で上手くはないし、ギターアンプを使うアテがあったわけではない。でも部室で「ご自由にお持ち帰りください」状態のそいつを見たら、何となくもったいなくてそのジャンクヘッドを持ち帰った。
その後何とか復活できないかと回路を調べていて、まず初段に使われる12AU7を手に入れなきゃ!と思い手に入れたもの。入手経路は電気科の先輩経由だったようなおぼろげな記憶あり(^^ゞ
ものはNEC!の12AU7。12AU7というと9ピンの双三極管でよくプリに使われているが、現在手に入るのはGolden Dragonなどのちうごく製やチェコスロバキアのTESLA、お露西亜のReflectorあたり?一方ビンテージとして高価で扱われているのはRCAやRFT、SYLVANIA、Electro Harmonixといった欧米(欧州といっても西欧だが)系。しかし以前は日本でも製造され、よく使われた球だった。松下、東芝、日立のあたりがメジャーだが、NECも作っていた。この管は菱形に「NEC」の文字とその上に筆記体で「Nippon Electric」と入るNEC製。裏には製造年月?「1960-4」の刻印と消えかかった「通信用」の文字が。
真空管は形式が同じだと諸元は同じだけれど、いい意味でアバウトな品。メーカーによって、あるいは製造年によって色々な味わい・色合いがある。この球はどんなものなんだろうか...結局ギターアンプの方はパワー管が当時手に入らずジャンクのまま。今度時間があったらいじっても良いなと思っているけれど、そんな時間があったら最近はzigやっているわけで、いつになるやら...
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購入金額
0円
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購入日
1990年頃
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購入場所
はにゃさん
2012/10/22
国内製造はありませんが、いまでも結構生産されてます。
この管はゲッターがちゃんとしてるので、大丈夫そうですね。
ところで、パワー管は何を使ってました?
cybercatさん
2012/10/22
>ところで、パワー管は何を使ってました?
たしかEL34だったと思うけど、そのジャンクギターアンプヘッド、かなり機材の奥底にあるので確認できましぇんw
eulerさん
2012/10/23
真空管いいですよね~
時間ができたら12AU7でヘッドフォンアンプ作りたい・・・
その前にニキシー管時計を早く進めろと言われそうですが・・・
cybercatさん
2012/10/23
>真空管いいですよね~
ですよね~ww
自分もゲテモノCDプレイヤーw
Mighty-Dragonさん
2021/06/22
cybercatさん
2021/06/22
なるほど、すごく由緒正しい球だったのですね。
この球、およびアンプの方ですが、自分がこの記事を書いた後単身赴任で飛ばされてしまったので、まだ手付かずですけれど、まだ実家にあります。
帰任出来たら、よい週末趣味になりそうです。
良い情報ありがとうございました。