サンダーバードの頃から240GBクラスの廉価TLCSSDが多く出て価格競争している状態だが、その中の1つ。NetacのN550Sシリーズ。
これも240GBで6400円(時期によってはさらに安い)値段をつけられていたもの。
付属品どころか梱包も最低限。
サンダーバードがちょっと本体イケメンだったのとは違いまさに黒い箱。
つや消しで角が尖っている。
裏面のシールは大きめ。
本当に書くことがないぞ。保証は代理店保障3年らしい。
速度は十分 消費電力は高めの傾向か?
速度は最近のSATA3SSDとして文句無し。廉価価格帯に位置する製品であるものの、そのベンチスコアは旧型の上位モデルをこえる。計測はZ97オンボード。CDM5系と旧バージョンの3系での計測。
あくまで新品時の速度なので、上位モデルや定番メーカーと比べて長期間使用した時の速度低下や耐久性は懸念が残るが、それは他の廉価SSDにも言える事。
参考にサンダーバードのCDM3スコア。
同じCDM3系でのスコアから見るとサンダーバードよりシーケンシャルリードは劣るものの全体的にスコアをバランスよくして得意不得意を減らした感じか。まあ似たようなもの。
データが飛んでもダメージが少ないゲームクライアントや、バックアップを定期的に取れる環境ならシステムドライブとしての運用もありだ。これもサブPCのシステムで使った時期があったが体感速度はほかのSSDと比べても遜色はない。
ただ消費電力に関してはSSDにしては高めな数値を出した。毎度のごとくACアダプタとワットモニターを直結しての計測。
一部のデータは2年以上前にとったものでACアダプタの劣化等の原因も考えられるので一概には言えないが僅かに高めの傾向がありそうだ。
それに関連するのか微妙に本体の熱の持ち方がほかのSSDより大きい。まあHDDに比べれば低発熱なので気にする事でもない。
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購入金額
6,400円
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購入日
2016年05月03日
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購入場所
Tsukumo eX
cybercatさん
2016/07/26
スーパーの卵的な(客寄せ特価品)。
特定条件でCDMのスコアが悪い...というのはネットで言われてましたが、熱と消費電力の問題もあるんですね。さすが実使用レビュー。
ただここまで安いとそれでもいいか、っていう気にはなりますが。
まこりんさん
2016/07/26
この値段でこの速度なら、全然OK。
Takahiroさん
2016/07/26
熱伝導シートが一切無いみたいですから、それが原因で過熱保護回路がストップをかけるんでしょう。 NANDとDRAMとコントローラそれぞれに熱伝導シートを貼り付けてやればスコアの悪化は避けられるのでは?っと予想
下小川さん
2016/07/26
安さについては文句なしですほんと。
最初バラックで使ってたら意外と本体が暖かくなっててSMARTの取得温度も高めだったんで消費電力はかったら特にWriteが高かったんですよね。
>アスキー記事
ああ分解記事もあったんですねー。店頭で勢いで決めたから今初めて読みました!
今のところ性能低下らしき挙動は見せていない(使用時間の短いサブPCとかデータ用とか)での動作なのですが、飽きたらあけてみるのも面白そう。
jakeさん
2016/07/31
安いので気にしてました