先日のAmazon Prime Dayの時に買った品の一つです。
今までLightning対応のiPhoneは何台か使ってきたものの、2台のiPhone 5sを除き内蔵メモリー量が少ない方の本体ばかり買ってきました。iPhone 6以降はメモリー量は特に欲しいところでしたが、本体の安売り品が無くなってしまったため購入価格をケチった訳です。
もっとも、私の場合Android等のスマートフォンも同時に持ち歩いていますし、音楽再生用のDAPも別途持ち歩くため、iPhoneにメディアファイルをあまり入れておかないことで何とかなっている部分はあります。
ただ、たまにiPhoneとガラケーしか持っていない時など、iPhoneに何か入れておけば良かったかなと感じることはあるわけで、そんな時に外部ストレージで対応できれば便利だと思い、安売りのタイミングで1つ買ってみることにしたわけです。
マイナーなブランドの品であればさらに安いものがあったのですが、この類いの品はソフトのサポート力も大事になりますので、比較的無難と思われるVerbatimブランドを選択してみました。
一応MFI認証はきちんと取得していますので、ある日突然使えなくなるという可能性は低そうです。現在のiPhoneが使えなくなるぐらいの時間が経過すればそのようなこともあり得るかもしれませんが…。
裏面に三菱化学メディアの社名は記載されていますが、日本語での説明がありませんので輸出モデルの並行輸入ということでしょう。
箱の中身は本体と各国語の説明書(日本語は無し)のみです。まあ、内容を把握するだけなら何語でも大丈夫だと思いますが…。
USB2.0とはいえ、もう少し速くても良い
この製品は通常のUSB A端子とLightningコネクターが両端に配置されていますので、PCで使う際にも特に不都合はありません。
ただ、購入前に仕様をきちんと調べておけば良かったのですが、Verbatimの公式製品情報によるとPC接続時でもRead 10MB/s、Write 8MB/s、Lightning接続時にはRead 8MB/s、Write 6MB/sという速度しか出ないのです。Lightningの方はどうか判りませんが、PC向けとしてはかなりの遅さです。一応いつも通りベンチマークテストは実施してみましょう。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition (PC接続)
▲Crystal Disk Mark 5.1.0 (PC接続)
公称値よりは幾分マシですが、どのみちお世辞にも速いとはいえません。ただ、意外と4Kランダムでは健闘していますので、小さいファイルの読み書きでは快適かもしれません。
Lightning側はどれを使っても大差ないと思うのですが、PC側ではもっと良い値を出す製品も少なからずあると思いますので、文字通りこれ1本だけ使うというユーザーは値段だけで飛びつかない方が無難そうです。
専用アプリの使い勝手は良好
この製品を実際にiPhone等で利用するためには、専用アプリケーションソフトである「i-Drive」が必要となります。もっとも、i-Drive未導入環境にこの製品を装着すると、自動的にメッセージが表示され、i-Driveのダウンロードページを参照することが出来ます。
案内に従ってi-Driveを導入すると、iPhoneからもUSBメモリーの内容を参照することが出来るようになります。
i-Drive経由で本製品の内容を参照すると、そのファイルの利用が可能となります。例えばmp3ファイルはこのように表示され、実際に再生も可能でした。
音楽ファイルの他、ビデオファイルも同様に再生できることを確認しています。
性能はともかく使い勝手には満足できる
というわけで、当初の目的通りメディアファイルの読み出しはこの製品からきちんと出来ましたので、その点については十分に満足しました。
ただ、PC接続時の性能はもう少しどうにかならなかったのかと思います。製品情報を読んでいると、この製品は内部にmicroSDHCメモリーを内蔵しているだけらしいので、これをもう少し高速な製品にすることで、多少なりとも改善するのではないかと思ってしまいます。
そしてこの製品を使うことにより、iTunesを経由しないコンテンツの本体再生が可能となるという点も使い勝手に貢献するでしょう。複数台Lightning端子のiOS機器を持っているというユーザーであれば、下手に本体にそれぞれ転送するよりも、これ1本を差し替えて使った方が手間はかからない気がしますので…。
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購入金額
4,440円
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購入日
2016年07月12日
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購入場所
Amazon
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