懐かしい、と呼ぶには、多分、記憶にない本です。

L2書庫（押入れの雅称）から発掘したのですが、これは従姉が持っていたものだと思います。

何ゆえに、私の手元にあるのかは不明ですけれども。

昭和54年11月15日初版。

恐ろしく昔のお話ですねぇ。

松本零士氏の初期作品ということになるのでしょうか。

掲載時のペンネームが違うだけでなく、画風や作風も全く違います。

おおよその収録作は、手塚治虫氏のリボンの騎士を彷彿とさせる感じで、ヨーロッパの童話風な展開、と。

まあ、なんとも言えない感じの作品。

私自身が入手したものではないので、作品についての感想を述べようとすると。

「初期作品を収録した、という意味で貴重なんだろうと思われます」

というしかないかな。

後、ハードカバー収録版なんですが、印刷は今の週刊漫画雑誌位のクオリティーかなあ。

紙の質はそこそこかもしれないですが、文字や線の掠れは気になるかも。