中学校の技術家庭科を担当する知り合いから尋ねられました
「缶切りはどんなのを使ってるの?」
プルタブ式の缶詰が増えたことも手伝って
缶切りを使ったことが無い生徒が多いので、授業の一環として教えようという事でした。
栓抜きもマッチも使ったこと無いよ〜 という生徒も多そうです。
これで十分
安価な製品ですが、コンパクトで丈夫です。
ハンドル部は鉄製で白いメラミン樹脂塗装が施されていましたが、長年の酷使に耐えかねて剥がれております。
撮影に耐えないので、思い切って塗装を剥がしてしまいました。
初めて使うよ〜 という子供でも、コツさえ掴めば安全に缶を開けることが出来るようになります。
最初の一刺しだけに注意してやれば、後は缶自体を左手で固定しつつ「コクコク」と切り開きながら手前に進める作業に慣れるだけです。
切り口は波状のギザギザですが、この波の数は慣れるに従って減ります。
開缶に要する時間も減ってゆきます。
作業は向上代が伴うと楽しいものです。 一度でも経験すると、次も次もと開けたくなるでしょう。
その場合は底部も開けるというのはどうでしょうか?
上下ともに開けると缶全体を平たく折りたためますので、資源ごみに出す際の袋が小さくて済みます。
重さは変わりませんが体積がずいぶん減りますよ。
切り口はギザギザで、手を切る心配からは逃れられません。 特にお子様に練習をさせてあげる時には注意してあげてくださいね。
刃の位置に留意する必要がありますが、栓抜きとしても使えます。
キッチンの引き出しにひとつ。
アウトドアクッキングにも忘れずに持ってゆきたい製品です。
総ステンレス製なら 良かったな
メラミン樹脂塗装が剥げます。
サビは出ていませんが、食品を扱う製品ですので、気になります。
ステンレス製という刃先にも磁石は反応しますので、できれば本体ハンドルにも同等のステンレス鋼を採用してほしかったです。
価格が倍になっても そちらを選ぶと思います。
ハンドル部には滑り止めを考えての模様が刻まれています。
効果を感じます。
電動缶切り
20年以上前に松下電工製の電動缶切り(シャープナー付き)を戴いてから、其の便利さ故にずっと愛用しておりました。
その後松下製のモノが手に入らなくなり、ツインバード製のものを選んでいますが、缶を送るギアが摩滅するとダメになります。
そして電池式のモノを経て、最後に輸入品を買いました。
この製品は今も売られているようですが、電池の消耗が激しくて萎えます。
それをエネループで補っておりましたが、早晩刃先がダメになりました。
もう電動缶切りとは縁を切っております。
回転式刃を持つものやスティック型のものなど 色々と試した後で、このシンプルな製品に行き着きました。
ありがとね〜 ずっと使うよ。
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購入金額
400円
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購入日
2010年頃
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購入場所
楽天
hidechanさん
2016/06/17
やはりシンプルな道具が一番ですね^^
フェレンギさん
2016/06/17
そうなんですよね〜。 AC駆動の松下製は、「忙しい時に缶を開けながら他の作業も出来る」メリットを感じながら愛用していたのですが、次に松下が用意してくれた乾電池式はパワーの面でも物足りなく感じました。
手動回転レバー方式の缶切りもいくつか試したのですが、意外に力が必要な製品を選んでしまい、最終的に このシンプルな道具に落ち着きました。
圧着レンチやめがねレンチは、価格に比例して耐久性や使い勝手が高まりますが、この缶切りは安くて使える良いヤツでした。