Hitoshi Hoshiyama 氏の開発したフリーソフト、「マウスチャタリングキャンセラ(β版)2.2β2」です。
古いマウスなどで起こる“チャタリング”と呼ばれる誤作動を、ソフトウェア的に修正するソフトです。
基本そのままで何とかなる
チャタリングとはマウスボタンの接点の劣化などによって、シングルクリックが勝手にダブルクリックになってしまう現象のことです。
このソフトは常駐してマウス入力を監視することで、クリック間隔が極端に短いダブルクリックをシングルクリックとして自動修正してくれます。
マウスの各ボタンをそれぞれ監視でき、チャタリングと判定するクリック間隔をミリ秒単位で指定できます。
もちろん監視の有無もボタンごとに指定可能です。
クリック間隔での判定方式は、下記の3種類の中から選択できます。
●Down-Up間隔測定方式(Down-Up閾値)
指定した時間より短い間隔のクリックをチャタリングと破棄します。
遅延がないため、通常はこちらを推奨します。
●イベントディレイ方式(ディレイ時間)
指定時間経過後のボタン状態からマウスイベントを生成します。
ドラック失敗が多発する場合にはこちらを使用してみてください。
●ハイブリッド方式(ハイブリッド)
指定時間より短い間隔のクリックをチャタリングとして破棄し続け、ドラックではない場合は最後のマウスイベントを生成します。
上の2つで問題が解決されない場合はこちらを使用してみてください。
ダメなときには設定だ
①マウスチャタリングキャンセラから、実行ファイルをDL。
②ダウンロードした実行ファイルを解凍し、「ChatteringCanceler.exe」というファイルを実行。
基本初期設定で利用できますが、「チャタリング」が改善されない場合、設定が必要になります。
③実行中の「マウスチャタリングキャンセラ」のアイコンを右クリックし、設定という項目をクリックする。
④「マウスチャタリングキャンセラ」の設定画面が表示されるので、「ボタン監視設定」という項目から、監視方式を「イベントディレイ方式」または「ハイブリッド方式」に設定する。
信じて待つ
作者様のサイト「ヨン様と呼ばないで!」によると
『なお「長時間使用時にキャンセル動作しなくなり、終了時にフックハンドル無効メッセージが出る」件については、打開策はおろかどんな情報を取れば有効なのかも見当がついていません。
何らかの情報が見つかり次第対応しますので、よろしくご理解をお願いします。』
とのこと。
ロジは正式に採用すべき(汗)
騙されたと思って使ってみるべし。
私はこのソフトのおかげでMX2000ではなく、チャタってるG700を今でもメインで使っています。
ロジ(もはや指定)は保証期間内なら交換してくれますが、期間内でもお気に入りのマウスが終息する場合も多々あります。
そんなときにこのソフトのありがたみを感じるわけです。
-
購入金額
0円
-
購入日
不明
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。