レビューメディア「ジグソー」

53本目の真空管。セラミックインシュレーター付きの珍しい?6L6G

安くて勢いで買ったAmazon Kindle Fireと、CK1006を使ってみたいがためだけに買った6L6G真空管アンプ。
共に使い道をちゃんと考えてなかった(爆)訳ですが、これに余っていたMonitorAudioのスピーカーを組み合わせたら、なんとAmazonのPrime Music専用システムに!(贅沢な!)
だらだらとBGMと流すには最適なんですよ、Prime Music。

使っている6L6Gアンプですが、出力管の6L6Gが曙光の激安球で前から気になっておりました。
しかも、初段と整流管をST管の6SN7とCK1006に交換したところ、ベースの高さが違うので、6L6Gだけ一段低くなっちゃったんですよね。

 

左から2番目と一番右側の一段低いのが、6L6G。
高さがこれだけ低いんですよ。CK1006と6SN7がピッタリ同じ大きさ(しかもトップゲッター)なので、高さを揃えたくなってくるじゃないですか。

曙光は中国でもそれなりの真空管メーカーだと思いますが、この手の激安中華アンプに付いてくるのは、大抵曙光の管で、しかも作りがめっちゃ汚いものばかり。
それなりのグレードの製品も作っているんですが、ジャンク品というか、選別落ち…まではいかないけど、B級品的なアウトレットが使われているのかなぁ。


どれもベースに汚れが酷かったり、接着剤がはみ出してたり、ベースの金属が錆びてたり、中の加工がめっちゃ雑だったりガラスの内側が汚かったり。
音は出るんですが、見た目がよろしくありません。

そこで、このアンプの6L6も買い換えたいなーと思っていたところ、HALTRONの6L6Gを見つけて購入してみました。

 

 

ベースの下になにか吸盤状についているのは、撮影用に取り付けたカメラのファインダー用のゴムキャップ。
自立しなかったので撮影のために取り付けています。

スタイルのいいST管ですね。
HALRTONはイギリスの真空管商社で、ドイツや英国の他、東欧のメーカーに委託して真空管を製造、自社ブランドで販売していました。
この6L6Gはおそらく1960年頃?と思われる管のようです。



特徴的なのが、アノードのガイドに取り付けられたセラミック製のインシュレーター。
この構造の6L6Gって見かけたことがありませぬ。
G1フィンも省略されているので、結構独特な作りなんですよね。


 


早速、取り付けてみました。
…って、HALTRONの6L6Gでかっ!!!
いや、これ、2A3並にデカいですよ。
普通、6L6ってもっと背低いんですよ…って、上部だいぶゆとりあるし、ピンチステムの部分も妙に間延びしてるというかゆったりな作りだしなぁ。
まあ、出力管がデカいってことは見た目も良いので良しとしましょう。
なんか本末転倒ですが…。
初段よりも出力管が小さいのって、なんか微妙な気がするんですよね。音には関係無いですが。

音といえば…いやー、このシステムほとんど電源入れてないので聴き比べ出来てないや(汗
奥行き感が増したような気がしますが、たぶんプラシーボかなり入ってます。
それよりもCK1006のノイズが結構気になったり。
鳴らしちゃえば消えるんですが、CK1006って結構ノイズ載るんですよね。
見た目がいいので良いのですが。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2016年05月20日

  • 購入場所

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