ニューバランスのランニングシューズが型落ちで特価販売していたので、購入してみた。ニューバランスのシューズというと、紺やグレーなどの落ち着いたカラーリングというイメージがあったのだが、ランニングシューズとなると、原色や蛍光色などビビットなカラーリングというのが業界の定番らしく、ニューバランスにおいても、鮮やかなカラーリングのものが数多くディスプレイされていた。派手なものは好みではないので、黒が中心に配色されている比較的地味目なものを選択。これが初のランニングシューズになる。
M1090というモデルで、フルマラソンを4時間以内の完走を目指すランナー向けの製品であり、公式情報によると、「フルマラソンでサブ4達成を目指すランナーに向けて、スピード走行に対応するレーシングラスト、フィット性を高めるFANTOMFIT、クッション性に優れたREV LITEを搭載した男性用モデル。」とのこと。フルマラソン初心者~中級者向けの製品ということらしい。
とはいっても、マラソンどころかランニングにすら興味のない私にとっては、ランニングシューズの機能云々というのは正直なところよく分からないというか、適切に評価できない部分であって、単に鮮やかな発色やデザインが気に入ったから、普段履いているスニーカーの代わりに良いかもと思っただけでなのではあるのだが。
ブランドの象徴でもある「N」のマークが旧来の字体よりも細めになっている。ランニングシューズのカテゴリに属する製品には、この字体が使われている模様。ランニングシューズに求められる「スピード」という機能をデザインで表現すると、細めの字体が適しているということなのかもしれない。速さを感じさせるデザイン。見ていると確かにスピード感がありそうなという気がしてくる。Nマークを含め、ほとんどの加飾はプリント材が圧着されたもので、剥がれてきやしないかと心配になる。軽量化と加飾の両方を求めるとこうなるのだろう。やむを得ない気がする。
甲の部分はメッシュ状の素材が使われていて、通気性が良さそう。ステッチ入りのシューレースが何気に良いアクセントになっている。
踵部にある水色の部分は、ABZORB(アブゾーブ)というクッション性を高める素材。着地時に足が受ける衝撃を確実に吸収すると同時に、そのエネルギーをテイクオフ時にリターンする反発弾性も備えている。
アウトソールにはフラットソールを採用。雨の日に履いているとよく分かるのだが、足裏が地面を掴んでいるという感覚があることからも、十分なグリップ力があるといえるだろう。
ドロップは8mm。ドロップとは、シューズのつま先側と踵側の高低差で、大きければ大きい程クッション性が高いといわれている。
初めてのランニングシューズということで、機能性についてはうまく語れないが、履いた瞬間に感じたことは、その軽さだ。全体的にフィット感があり、特に踵から土踏まず辺りまでのホールド感が良い。足と一体感があるといえばいいだろうか。真夏の炎天下を長時間にわたり歩き回わらなければならない時に履いてみたのだが、足の疲労度合が普通のスニーカーを履いた時とは全く違った。足は蒸れないし、足への負担が軽減されていることが実感できた。ちょっと距離を歩く時には最適だろう。普段履きのスニーカーの代わりにランニングシューズを履いてみるという選択もありなのではと思う。
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購入金額
7,990円
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購入日
2016年05月15日
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購入場所
ゼビオ
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