パッチコです。今回はAsusのシムフリースマホ、ZenFoneZoomです。
前回のZenFoneGoとの同時レビューです。本当にたまたまですが、2台のシムフリーを試す機会ができて、今後の機種変について結構勉強になりました。
Zoomが発表された時点で、最も興味を引いたスマホでありました。ただ、その価格もありなかなか踏み出せなかったのですごくいい機会ですね。
特にパッチコは普段持ちのスマホが2台、タブレット、コンデジを持って歩いているので、できればコンデジをなくしたいところ。
さてさて、Zoomはコンデジを超えることはできるのでしょうか。
ZenTour2016追加分に招待されました。
パッチコの参加したのは追加公演の横浜最終日でした。
今回禅太郎はこのサイズだけでした。
一番の売れ筋はLaserかなー。カラーバリエーションが豊富。
個人的に気になっているのはZOOMとSelfie
Selfieの裏蓋をGoとかでも販売して欲しいと熱望してきましたw
今回はZoomをお借りすることになりましたが、実はこの時Goもレビュー中だったんです。
シムフリーの定についてはGOのレビューを読んでほしいです。
GOとZOOMの共通点は結構多いですよ。
開封の儀とスペックについて
今回お借りしたのはZoomです。シムフリーで光学ズーム内蔵、128GBのストレージ。 欲しい機能はだいたいついているので、正直、これとシムがあればだいたい足りてしまいそう。
今回は借用機なので、少々くたびれています。
箱は結構凝っていますね。Zoomは全機種ストラップが付いているそうですよ。
内容物は本体、ストラップ、充電器、ケーブル、ヘッドホン、保証書、マニュアル。充電アダプターは急速充電対応なので、若干大きいそうです。
Zoomの特徴的な背面。プレミアムはレザー製の背面カバーが用意されています。
上面はヘッドホン端子とマイク。
底面はUSBとマイク。背面にスピーカーがあるのですが、モノラルです。
カメラの付加価値を前面に押したため、物理ボタンは多めです。
脱着式の背面カバーを外すとSIMカードスロットとMicroSDカードスロットが出てきます。
残念ながらバッテリーは交換できなそうです。できる?
スペックについて
仕様表ではあまり差が見えませんが、Intel製のプロセッサはスマートホンではこれだけでしょうか。
タブレットはATOMもあります。
やっぱり気になるカメラ性能について
ハードズームとオートフォーカスはそれなりにいいところと悪いところがあります。
当たり前のことですが、この点をちゃんと理解された方が自分にあったスマホに巡り会えると思います。
今回は幾つかのシテュエーションでの撮り比べを実施してきました。
今回比較に使った機種は4機種。
左からZenFone Zoom, iPhone6 Plus, ZenFone Go, XperiaZL2 SOL25
今回、ロケに行ってきました。東京、池袋のサンシャイン水族館です。
水族館の環境はカメラ撮影に向かない環境です。明るいところでは問題がなくても、暗い環境では発色や露出がシビアになり、また動きがあるものなので手ぶれやピントが難しい。
フラッシュは焚けず、いろいろなシチュエーションを試すことができます。
動画は今回3機種のみになってしまいましたが、色合い、音のシャープさはZoomですね。
Goは思いのほか、暗いところでのフォーカスやシャッターが速くていイメージ。でも実際の画質は残念ながら最下位。
SOL25はオペミスで資料が残っていませんでした。。すみません。
ZOOM
GO
IPHONE
すべてオート設定です。当然という仕上がりですが、この場合、スポーツモードでもナイトモードでも合わないですね。どっちかというとシャッター速度をあげた上で露出、ISO感度を上げたほうがいいかな。設定次第ではかなりよく撮れると思いますよ。
明るい場所での人物:
ZOOM。おそらく今回、色合い、血色ともに一番良かったかも。
SOL25。さすがのSonyの高級品。これも悪くない。
IPHONE6。人撮りには定評のあるIPhoneですが、アスペクトが4:3しかないので減点。
でもシャッターはレスポンスが良い。
GO。白飛びです。美白モードを使えば良いのですが、コスプレ写真向きかなあ。
Zoomの光学ズームはすごい:
ズームは光学には絶対かないません。たかが3倍、されど3倍。
全然ノイズの無いズーム機能は欲しいですね。
デジタルズームは劣化が目立ちます。
デジタルと組み合わせれば15倍まで行けますが、このように荒れてしまうんです。これは思い切ってデジタルオフでもいいかもしれないですね。有効時でもズームしていくと光学ズームとデジタルの切り替えポイントで一旦ズームが止まるのでわかりやすいです。
純粋に比較用の車撮影。一番わかりやすいかも?
若干暗くなり始めた夕方です。でも夕焼けではないくらい。同じ距離、同じ時間帯で撮影してみました。
zoom。影とシルバーの表現のバランスがいい。
go。全体的に言えるけど、白とび傾向。無加工でアップするならこれもありかな。
iphone6plus。iPhoneはいつも無難なところを狙ってきます。やっぱり、人撮りがメインかな。
また、アスペクトも4:3のみしかできません。悪くはないけど。
SOL25。比べた機種で一番高いし、カメラ性能もおそらくトップですが、
光学ズームはないのです。色合いもいい。これはSonyならではなんですけど、
価格も2倍。
参考までに。場所も時間帯も違うけど、PowershotとNikon1S3の画像も載せておきます。
powershot:パッチコ所有機でコンデジ代表。30倍光学ズームは付いてますけど、
色表現がイマイチ。どっちかといえば、のっぺりした写真を撮るにはいいかも。
Nikon1 S3。コンパクト一眼代表。いやはや一目でわかるニコン的味付け。
シャープさや光沢ならこれですねえ。
きになる弱点
・オートフォーカス遅い?
光学レンズを採用したことで弊害もあるかもしれません。フォーカスのピントが合うまでに若干のラグがあるように見えます。距離の計測はレーザーとのことなのですが、物理レンズの動作がもっと速くなると使い勝手も全然変わってきそう。
・ボタン位置は好みが分かれるところ。
SOL25はカメラボタンが気持ち上になります。
Zoomは動画ボタンとシャッターボタンが結構下付きです。
カメラボタンはカメラメインで使用する場合には欲しい機能。でもパッチコのように胸ポケやカバンに押し込んだ際に動画が記録されたりカメラが起動してしまったりすることがありました。
ソフトケースなどを併用すれば押されにくくなることもできますが、そうすると逆にシャッターが押しにくくなる。悩ましいところです。
多彩なシチュエーションに対応できるプリセット機能。
ZenfoneZoomは全体的に色合いを重点に置いたオート性能だと思います。
もちろん細かくマニュアルで設定してそれぞれのカメラに近づけることもできるでしょう。
ただ、個人的にはそのシーンはその時だけのもの。私も本当に狙った時以外は本当にオートが多いです。いちいち全部調整するのであれば、これは一眼レフや専用コンデジに分があります。
Zenfone Zoomはその辺にも抜かりなく、1画面に収まらないほどのプリセットが用意されています。今回のレビューではオートを中心にテストしましたが、これらのプリセットをうまく使えば、もっともっといい写真が撮れることが最大のメリットじゃないかな。
プリセットはたくさんあります。使いこなすにはそれぞれのメリットを理解しておく必要があります。
マニュアル撮影も自由度が高い。使いこなすににはコツがいります。。
若干レンズが暗いので、慣れないと明るく撮るにはちょっと難しいです。リアルタイムプレビューなのは助かります。
カメラ機能の充実は結果として持ち物を減らせる!
パッチコのカバンを考えると、Zoomに持ち替えるだけでコンデジを持っていかなくても良くなります。カバンサイズはとても気にしているので、これはとっても大事。
写真性能はコンデジを超えましたね。プリセットとマニュアルを使いこなすのには若干のトレーニングがいりますが、ここまで充実したのなら問題なさそう。
ただ、Goのレビューでも書きましたが、Suicaに対応できていないので、あとはこれだけなんですよね。
それと色。これはどうでもできそうです。皮の赤は難しいところなので、プラでもいいから出して欲しいなあ。
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購入金額
0円
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購入日
2016年05月05日
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購入場所
ASUS
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