年に1〜2度ですが、標高1,000メートル以下の山を中心にハイキングを楽しみます。
一足先に家内はモンベルのトレッキングポールを愛用しておりまして、その用意が無い自分はと申しますと、山中で適当な長さの木切れを探して手にとっては「ヌルッ」「ポキッ」「イヤン」の繰り返しでした。
モンベルはアウトレットストアで買っても3000円以上しますが、楽天内で在庫品を見つけたので
買ってみることにしました。
値段は使用感に準じます
4段伸縮構造を持つアルミニウム合金製のトレッキングポールです。
黒い樹脂部分を回して緩めたり固定したりするんだと思い込んでいましたが、金属ポールの方を回す仕組みでした。
適当に作業すると、「ズボッ」と抜けてしまいます。 パイプ内に泥やゴミが入らないように気をつける必要があります。
下の段を最大にまで伸ばしてから、最上部の太いパイプ部分で長さ調整を行います。
その部分で調整可能なのは100〜120センチです。
グリップ部がスキーのそれと同じ形状のトレッキングポールの場合は、肘の角度が90度になるよう長さを調整します。
T型グリップのトレッキングポールの場合は、身長の半分を目安に長さを調整します。
ちょうどへその下あたりで上から握るのが標準的な握り方のようです。
きちんと長さを調整しておけば、登山時だけでなく、下山時にも役に立ちます。
登りでは体の力を太ももだけでなく、上体にも分散させることができるので、うんと楽です。
下りでは、大きな段差を越える時に体を上手く支えてくれます。
特に小柄な方にはT字型グリップのポールは朗報でしょう。
グリップに体重を預けることでつま先や踵に過度の負荷をかけずに下山できます。
社寺仏閣を擁するお山には、想像を絶する段差を持つ石段があります。
石段を傷つけないように石付きカバーは必須ですが、ホントに楽ですよ。
一万円前後の高級品には、カーボン製の物もありますが、
私のキャプテンスタッグも、家内のモンベルもアルミニウム合金製です。
すこし高い値札が付いているモンベルの方が全体として軽いだけでなく、グリップ部との重量バランスに優れているように感じました。
登山ではなくハイキングですので、市街地付近も歩きますし、電車を利用することもあります。
本来ザックから出っ張ってしまうはずのT型モンベルより、I型のキャプテンスタッグ製の方が
グリップ部寄りの重量バランスですので、ザックからはみ出そう、はみ出そうとするようで
周囲に迷惑をかけないように気を使う必要がありました。
ハイキングなら十分です
衝撃吸収バネが内蔵されております、 体重をかけると2センチほど収縮します。
グリップの上から生えている長さを調整可能のストラップには、輪の下から手を入れて、そのストラップを手の中に納めるようにして握ります。
スキーのポールと同じ構造ですが、意外に輪の上から手を入れている人も居られるようです。
もし間違って憶えておられているようでしたら、こちらが正しい握り方ですよ〜。
この日訪れた天王山の登山口には、自由に利用できる竹杖が用意されておりました。
ありがたや〜。
軽量で強靭な竹杖はハイキングに十分な能力がありますが、携帯性・掌に納まるグリップ感などは
製品の力を感じるところです。
利用させていただいた後は、下山口のどこかにある同じようなボックスを探して戻しておきましょうね。
キャプテンスタッグのトレッキングポール。
下山中に気づきました。 石付きカバーが紛失していることを。
しばし戻りつつ探しましたが、見つけることは叶いませんでした。
事実、このように登山中に落下してしまう樹脂部品が山の汚染に繋がりますし、カバー未装備の石付きが山の植生に悪影響を及ぼす事が懸念されます。
より高品質のモンベルは、石付きカバーの固定が強力ですし、別部品としての用意もありました。
オススメはモンベルでした。
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購入金額
1,480円
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購入日
2016年03月14日
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購入場所
楽天 遊岳人
くろぱんださん
2016/05/03
ご夫婦でのハイキングなんて素敵ですね。
フェレンギさん
2016/05/03
家内の友人がノルディックウォーキングのインストラクターをされていますが、きっと彼女目当てでおっちゃんが集まってるかも、、、とか思ったりしてます。
強く腕を振るウォーキングは、途中で飽きるかもしれませんが、ポールを使うと、上手く全身運動になるみたいです。
ちょっと前にデューク更家が過激なポーズでヒュ~ヒュ~息を吐きながら歩いていましたが、まぁ普通に、ちょっと早めに歩いてるだけです。
ご夫婦のハイキングも、毎回色々な苦情を受けながらでございます。次も一緒に行ってくれれば良いけど。