屋外設置の時計の補修用に使いました。
Amazonで購入できる格安の修理交換用ユニットです。
価格なり
アルミ製の3針仕様ですが、発泡緩衝材に包まれてメール便で送られるので、針が少し曲がっておりました。 価格に免じて許すよ。
単三電池が一本必要ですが、別途用意する必要があります。
ムーブメントから伸びる円柱の長さは、約10ミリです。
盤面に2〜3ミリ程飛び出す余裕があれば、付属のナットできちんと締め付ける事ができます。
当方では、ネジで締めずに、筐体と文字盤裏の間に両面テープを使って固定しました。
ムーブメントが電池を含めても数十グラム(未計測)と軽いので、きちんと固定できてます。
きちんと計測していませんが、屋外設置・時計筐体は金属製で内部の温度変化が激しいという
悪条件の下で、時計の役目は果たしています。
まだ真夏を経験していないので、そのあたりは少し不安であります。
もしも今年の夏で音を上げるようだと評価を変えますが、、
30数年前、この地に移ってきた時に、新しく別作したビリヤード店の看板を兼ねた時計です。
アクリル製の文字盤に、本物のビリヤード球を半分に割ったものをインデックス代わりとして
貼り付けています。
前述のとおり、時計の内部温度が激しく上下しますので、数年で時計は役を成さなくなり、
看板としてだけ機能させていました。
(この時点では時計は止まっております・ 動かない針は正しい長さで視認性良し)
数年ごとに内部に仕込んでいるサークライン蛍光灯が切れるので、それの交換時期に安価なムーブメントを入れようと考えました。
(文字盤と針のサイズが合ってませんが、そこはご勘弁をお願いします)
最初はケーヨーデイツーで買った千円の電波時計を入れる計画だったんです。
でも、電波時計は正しい時刻を受信するまで数時間が必要となります。
一度バラした電波時計ユニットを上下を間違えないように取り付けても、時針・分針の位置がきちんと決まらないと、取り付けた翌日にあらぬ時間を指すようになります。
それに安い時計ユニットの、針に位置決めはいい加減な造りなんですよ、、、。
このユニットなら、針がきちんとハマる位置を決めてから、後で時刻を任意に合わせれば良いので
仕事が楽でした。
分厚い透明アクリルの風防を取り外すのも、ベゼルを固定するのも、高所なんで危ないし、重たいので、何度も作業するのはイヤでしたしね。
もうあと何年お店を開けられるか判らないから、時計は止まったままで良いよ と言われていたのですが もののついでと交換してみました。
Amazonでは色々な針色・形状のリプレイスユニットが売られていますので、思い入れのある壁掛け時計の補修に使われてみてはどうでしょうか?
作業は簡単です。
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購入金額
342円
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購入日
2015年10月頃
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購入場所
Amazon
いぐなっちさん
2016/04/25
すごい!
くろぱんださん
2016/04/25
動いていなくても存在して欲しい、なんだかそんな時計ですね。
フェレンギさん
2016/04/25
このビリヤード店は、父親と母親が経営してるお店です。
お客様が後継者の心配をしてくださりますが、なにせ父親はプロ一期生ですので、私などでは代わりが務まりません。
命あるかぎり、台の周りを歩いてもらいます。
フェレンギさん
2016/04/25
お店の中に居ると、防音処理をしているため店外の様子は分からないのですが、通りすがりの方々が、写真をよく撮られているそうです。
お店の外観も、昭和の香り漂う「看板建築」でしょ。 人も建物も古いわ〜。
でも頑張っております。