レビューメディア「ジグソー」

日常のちょっとした運動へのきっかけに

EPSONのGPS搭載活動量計です。

今まではPS-500Bを使っており、これにGPSが付いたら最高!

と思いながら過ごしていました。

 

と言っても、特に何かスポーツをしている訳では無く、日常的にどの程度活動

しているかを見える化するためのアイテムでした。

 

そして、主に「歩く」もしくは「自転車に乗る」際にPS-500BとスマホのGPS

ロガーを使って夜のお酒を飲む口実を作っていた訳です。

二つの機器をひとまとめにできれば嬉しいな、と言うわけで今年念願のGPS

+活動量計にバージョンアップした本品を導入しました。

更新: 2016/04/10
ファーストインプレッション

ソフトウェアも問題は無いね

PS-500Bは導入当初、ハードウェアの完成度にソフトウェアの作りこみが

釣り合っておらず、色々な不具合を持っていました、初号機だから間に合って

いなかったのかもしれません。

 

もちろんソフトウェアレベルなので、後々バージョンアップを重ねていけば

改善は図れるのですが、現在はここで印象を悪くしてしまうとあっという間に

永久に残る口コミで商品価値が下がる可能性があります。

まぁ私も以前のレビューで色々文句を書いた覚えがありますが、内容は正直

覚えていません(笑

 

対して本品はWristableGPSの最新製品と言う事で過去製品が不具合を潰して

くれていたのでしょう、大きな不具合は今のところ感じていません。

PS-500Bは測定データをクラウドに上げるアップロード作業がとにかく不安定

で、発売から1年以上経過し、バージョンアップでだいぶ改善されたのですが、

未だに私の環境では成功率1/3です、毎週のようにアップロードしていた

のに、これは苦痛です。

 

また、PS-500Bは脈拍測定センサー部分の肌への食い込みが少々強く、時には

内出血のように赤くなることもありましたが本品は割とソフトになっています。

そもそもバンドの締め付けをあまり強くしなくても脈を拾ってくれます。

 

そして、最高に嬉しかったのはGPS搭載で、GPS機能未使用時であっても

定期的にGPS捕捉をしているお陰で時刻が正確であると言う事です。

電波時計が広く普及している現在において、当たり前のように正確な時刻を

刻む時計ばかりなのですが、残念ながらPS-500Bは1週間に30秒から1分程

時刻がずれる事がありました。

PCに接続してデータアップロードの際にはPCの時計と同期してくれるため、

NTPで時刻合わせしているPC経由で時刻補正されるのですが、ちょっと残念

でした、本品は電波時計相当の精度が確保されているので普通に時計として

利用可能です。

更にPS-500Bでは不可能であった秒の表示も可能、普通に便利だぁ!

更新: 2016/04/10
実用性

Pulsense機能搭載なので、何気ない行動もきちんと拾ってくれる

活動量計機能を搭載しているので、ちょっと動き回るだけでも歩数をカウント

して、脈拍を測ってとPS-500Bでできていた事は一通りできます。

また、PS-500Bでは過去のデータはPCなりスマホへデータ転送しない限り

見る事はできませんでしたが、本品は過去一週間分のサマリーを本体で確認

する事ができます。

これが地味に便利で、日によってはあまり動かない日もあったりするのですが

一週間分が一覧できると他の頑張った日で相殺できている(ような気がする)

と自分を甘やかす事が出来ます。(笑

 

他にはPS-500Bは一回の充電で最大36時間稼働できたのですが、本品は同様の

使い方をすると2倍程度の稼働時間があるようです、仕様としては5日間と

ありますが、正直そこまでは持たないか?

いずれにしても一泊二日なら充電器(ちょっと大きい)を持ち歩かなくとも

過ごせます。

GPS機能を使うとガンガンバッテリーを消耗してしまうので、その際は充電器

も必須ですがね。

 

バッテリーと言えば充電時には10%単位で状況が分かるようになりました。

欲を言えば設定画面等でも良いので、通常利用時でも残量表示をもう少し

正確に表示できる画面が欲しいです、さすがに0~3までの残量表示では

アバウト過ぎるので、10段階位で知りたいです、いつも残量1になると

ピンチを感じてしまうのです。。。

 

Pulsense機能と言えば、PS-500Bで利用していたPCでのデータ確認機能で

ある、PULSENSE VIEWが本品でも継続して利用できます、活動量計機能と

してはほぼ同等なので当たり前と言えば当たり前ですが、過去データをその

まま引き継いで利用でき、便利です。

更にGPS側の情報はNeoRunと言うソフトで管理しますが、こちらは中々

充実したデータ表示機能を持っており、各種センサーで計測したデータを

漏らさず表示してくれます。

特にグラフは複数重ね合わせる事が可能で、スピード・標高・心拍数・ピッチ

・ストライドと平均速度を自由に組み合わせ可能です。

各種データと地図データ表示可能
各種データと地図データ表示可能

残念ながら ヘタレな私は歩くだけなのでペースとかヘボヘボですが、こう言う

のが欲しかったんだよなぁ、って思える充実っぷりです。

前述の通りデータアップロードはスムーズに進むし(時間は掛かりますが)

何よりアップロード進行状況が詳細に表示されるので精神的苦痛が無くなり

ました、なぜPULSENSE VIEWでも同様に進行状況を表示してくれなかった

んだろう・・・

 

いずれにしてもNeoRunは更に使い方を研究したくなる物です、目標設定

をして練習管理をきちんとすれば実力アップの近道になるかも?

 

ちなみに、PS-500Bを使い始めてから7Kgほど減量しました。

更新: 2016/04/10
操作性

メニュー階層が深くなり、覚えるのも大変

非常に多機能な本品ですので、設定するのも使用するのも多数のメニューが

用意されています。

その為本体には4つの操作ボタンと画面タップで5種類の入力方法があります。

ただしBボタンは照明操作用であり、画面タップはログ取得時に使用するので

通常はA/C/Dの3つのボタンを使う事になります。

 

それぞれ押し込みと長押しで機能が振られており、覚えてしまえば簡単なの

かもしれませんが、最近物覚えが悪くて・・・とりあえずAボタン長押しで

時計表示仮面に戻る事が分かっただけでも随分と楽になりました。

階層が深いメニューから都度戻る、戻る、戻ると操作する必要が無くなった

ので。。。

 

けっして操作性が悪いわけでは無いです、一貫した割り当てなので覚えれば

問題無いと思います。

逆にログ取得時は、画面タップとC/Dがメインになると思いますが、ボタン

配置がPS-500Bの側面配置から4隅配置になったので、特にDボタンが少々

押し辛いかもしれません。

そう言えば良く見るとDボタンだけ形状が違う。

Dボタン(右下)の形状が他と違う_メーカーWEBより
Dボタン(右下)の形状が他と違う_メーカーWEBより

更新: 2016/04/10
デザイン性

腕時計度400%Up

いや、まぁPS-500Bが腕時計度低すぎただけですけど・・・

あまりにガジェット過ぎたのが割と普通になったと思います。

またまたメーカーWEBより

PS-500Bの画像_メーカーWEBより
PS-500Bの姿_メーカーWEBより

特に液晶下部にあった青色LEDの数々、運動するとバーが伸びて行って

頑張っている感が良くわかったんですけど、電車に乗った後 吊革に

掴っている時にビカビカしていると、「あぁ、コイツうぜぇ」と

思ったりしますね。

 

本品は形状も丸くなったし、秒針も出るし(笑 腕時計として普通に

身につけられる最低限のラインまで来たかな。

SEIKOの時計屋さんにも手伝ってもらえばまだまだ改善するか?

 

  • 購入金額

    37,000円

  • 購入日

    2016年03月30日

  • 購入場所

    メーカーショップサイト

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