3月15日に東京の秋葉原で行われたASUSのイベント、ZenTour 2016に参加してきました。ちなみに私はASUSの製品とは20年来の付き合いで、選べる場合はASUSの製品を買ってきましたが、もちろん20年前にスマートフォンやタブレットはないので、マザーボードの話です。私の中では、ASUSというとマザーボードですが、近年は、ウルトラブック、タブレット、スマートフォンに、かなり力を入れているようで、完成度が高く、人気があります。
東京では、主に今回レビューを行う、ZenPad S 8.0のプレゼンが行われました。また最新のZenシリーズ製品をタッチアンドトライできるという事で、気になっていたZenfone Zoomを含めて一通りさわってきました。
プレゼントとして頂いたこちらのタブレット(ASUS ZenPad S 8.0(Z580CA-BK64))は、日本では未発売のストレージ容量が64GBで、Z スタイラスがバンドルされているモデルです。ストレージ容量の差はありますが、それ以外の基本的なスペックは32GBのモデルと同じようです。またこちらはメディア等にサンプルとして貸出したものという事で、パッケージは開封してありましたが、私のは汚れやキズなどは見当たらないし、初期化もしてあるので、ほぼ新品な感じでした。またノベリティの定番ボールペンとクリーニングクロス、ZenTour 2016 TシャツとZenシリーズのカタログを貰いました。
ASUS ZenPad™ S 8.0 (Z580CA-BK64)
OS: Android 5.0
液晶: 7.9型LEDバックライト 2,048×1,536ドット(QXGA)IPS液晶 ゴリラガラス使用 アンチフィンガープリント加工 フルラミネーションディスプレイ
CPU: Atom Z3580
メモリ: 4GB
ストレージ: eMMC 64GB、ASUS WebStorageサービス5GB(永久無料版)、Googleドライブ100GB(2年間無料版)
グラフィックス機能: PowerVR G6430
無線機能: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth V4.1
カメラ機能: 500万画素Webカメラ(前面)、800万画素Webカメラ(背面)
搭載センサー: GPS(GLONASSサポート)、加速度センサ、光センサ、電子コンパス、磁気センサ
ASUS ZenPad S 8.0 (Z580CA) Tablets ASUS 日本
一通りの機能が揃っているし、全体的にハイスペックです。今のところ主に自宅で使っていますが、今まで使っていたタブレットでは重かったゲームが快適に遊べるし、IEEE 802.11 ac対応なので、通信速度がかなり速くなりました。
タブレット本体には、問題はなさそうですが、Z スタイラスが、初期不良(タブレット本体とは違いこちらは未使用品なのかもしれません)のようで、認識はしていますが、ペン先が機能していない感じで、何も書けませんでした。メーカーに問い合わせる予定なので、進展したら追記します。
液晶をペン先でツンツンと軽く叩いていたら、急に書けるようになりました。どんな仕組みで動いているのかわかりませんが、チップ(ペン先)がしっかり刺さっていなかったとかなんだろうか。
パッケージと内容物
デザインと作り
すっきりとしたデザインで、シンプルですが、全体的にきれいにまとまっている感じがします。エッジや表面の加工がしてあるので、高級感があります。
液晶の画面占有率が74%という事で、うちにあるタブレットと比べるとだいぶ狭額縁で、サイズのわりに画面が大きくて見やすいです。また今まで使っていたものと比べると大幅に軽いので、手に持って使うのが、かなり楽になりました。
液晶と画像処理
液晶は7.9型でアスペクト比が4:3の2k(2,048x1,536)IPS液晶、ゴリラガラス使用、アンチフィンガー プリント加工、フルラミネーションディスプレイという事です。ゴリラガラスとアンチフィンガー プリント加工なのでキズと指紋が付きにくいようです。またフルラミネーションディスプレイなので、画面の表面から映像までがとても近く、映像を直接触っている間隔が従来のものよりかなり強いです。このタブレットの特徴として、TVのような画像処理を行う「VisualMaster」という機能があります。単純に液晶の性能によるところも大きいと思いますが、いろいろな動画を見たところ、とても精彩で見やすい感じがしました。またこちらのタブレットにはディスプレイの設定を行うASUSのアプリ「Splendid」が入っています。こちらのアプリで、色温度と画面カラーモード(色相と彩度)、ブルーライト軽減フィルターの設定が行えます。
サウンド機能
タブレットのスピーカーというと設置スペース等の問題もあり、しょぼいものが多い印象ですが、こちらのタブレットは前面の左右にスピーカーが付いていて(デュアルフロントスピーカー)、タブレットの内蔵スピーカーとしては、かなり良い音が鳴ります。ゲームをいくつか試してみましたが、今まで使っていたタブレットとは比べ物になりません。またDTS-HD Premium Sound™、SonicMasterに対応、ASUSのアプリ「Audio Wizard」を使う事でサウンドの設定を行えます。
ZenUI
ZenUIはASUS独自のユーザーインターフェイスで、ASUS独自のホーム(ランチャー)、通知、クイック設定、アプリ等を合わせてZenUIと呼んでいるようです。今回ここではZenUIのいくつかの機能を紹介していきます。
ZenMotion
ZenMotionには、スリープ関連の機能「タッチジェスチャー」と通常時の機能「モーションジェスチャー」があります。
タッチジェスチャーは、ダブルタップでスリープ、スリープの解除を行ったり、スリープ状態でタッチパネルにアルファベットを書く事でアプリを直接起動できる機能です。カスタマイズ可能なので、頻繁に使うアプリを登録しておけば、すぐにアプリが使えるようになってとても便利です。
SuperNote
UIという感じはしませんが、ASUS独自のアプリは基本的にZenUIに含めているようです。こちらは手書きのメモを取るためのアプリのようですが、わりと多機能です。
ファイルマネージャー
新しいバージョンのAndroid OSを使っていないので、その辺りと比べてどうなのかわかりませんが、見やすくて使いやすいし、主要なクラウドストレージに対応しているので便利です。また左下のPC ファイル転送(httpサーバーを開始してPCのブラウザでファイルの送受信を行う機能)が簡単で便利ですが、パスワードとかは無いようなので、グローバルネットワークで使うと知らない人に接続されそうです。
いろいろなアプリを使ってみました
普段使っているアプリを中心に、いろいろなアプリをこのAndroidタブレットで使ってみました。ちなみに私は大半の事をWindows PCで行っているため、外出時はそこそこいろいろな事(主にブラウザと電子書籍リーダー)に使いますが、在宅時はほぼゲーム専用です。
ソニーの電子書籍 Reader
外出時の空き時間に、電子書籍を読む事が多いけど、以前に使っていた端末は解像度が低かったので、文字が読みづらかったけど、こちらのタブレットでは、横向き(見開きで2ページ表示される)でもまったく読みづらくなりません。また絵や写真のあるものは、以前よりかなりきれいに表示されるようになりました。
BOOK WOLKER (電子書籍)
こちらも、同じように読みやすくなりました。電子書籍を自宅の無線LANでまとめてダウンロードしましたが、IEEE 802.11 ac対応(390Mbps)なのでとても速いです。
リトル ノア
以前にプレイしていたゲームですが、こちらのAndroidタブレットでプレイしていた時は、ユニットをたくさん出すと、どんどん重くなっていきましたが、このタブレットだとまったく重くなりません。画質と音質も大幅に良くなりました。
かんぱに☆ガールズ
DMM オンラインゲームのブラウザゲーム(Flash Player)のAndroid版です。以前にこちらのAndroidタブレットでプレイした時は、重すぎてまともにプレイできない感じでしたが、このタブレットなら快適にプレイできます。Flash Playerを使っているのもあって、ブラウザ版がわりと重いので、高性能なAndroidタブレットがあれば、Android版でプレイした方が快適なようです。
とても快適です
私の欲しい機能は揃ってるし、全体的に高性能なため、何をするにしても、とても快適です。またAndroid OSの足りないところ、不便なところを、ASUSのアプリやプリインストールしてあるアプリが解消してくれるので、そのままでも使いやすいです。
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購入金額
0円
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購入日
2016年03月15日
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購入場所
ZenTour 2016(プレゼント)
プレカリアート真面目明さん
2016/04/16
うらやまc
性能、機能、コスパともにナンバーワンですね
n-eさん
2016/04/16