3週間に一度のペースで、大量のにんにくの皮むきを行います。

手が空いた時に作業しますが、途中で他の仕事が挟まることも多々あります。

その時に愛用しているのが、このステンレスソープ。

普段は食器洗いスポンジの近くに置いていますが、磁石が反応しない高品位なステンレス鋼材のようで、全く錆びません。

またステンレス製流し台との電位差も少ないようで、接触面から錆が発生するようなことはありません。　ご心配の向きは樹脂製の受け皿を用意なされると安心だと思います。

多量のにんにくの皮むきを行い、手指にその匂いが付いてしまうと、それを除去するのは困難です。

石鹸を使っても、なかなか落ちません。

が、このステンレスソープを両手に挟んで流水の中で揉むと、確実に匂いが取れてしまいます。

もちろん石鹸で手を洗った時のように、よい香りは付きません。

ただ匂いが落ちます。

数値化出来ませんが、冷水よりお湯のほうが効果が高くなるように感じます。

またソープの表面が汚れると効果が落ちるようなので、折にふれて熱湯をかけるなどの処置をオススメします。

Wikipediaによると

にんにくや玉ねぎに関しては、その匂いの原因であるスルフィド類は難溶性なので、石鹸などを使った水洗いでは落ちにくいのに、金属と反応することにより水溶性の錯体に変容するのだそうです。

また魚臭の原因はアミン類で、もともと水溶性であるため、金属を用いることで洗い流すと効果が高い。　ただ金属が錆びていると所定の効果が期待出来ないので、錆びにくいステンレスを採用している。　とのことです。

ダメ元で、「108円で科学の実験」という考えもあります。

ジロンカスメルキラーは、無垢のステンレス塊に同心円状のリブが刻まれていたと記憶してます。

この100均で買ったステンレスソープは、滑らかな表面を持つ中空成形です。

実測27gでした。

磁石は反応しませんし、全く錆びないので、一定のレベルにあるステンレス合金だと思われます。

もし生魚を扱った後処理に利用することを考えると、表面はなめらかな方が「残らない」ので

良さそうに思えます。

金属イオンの溶出を考えると、表面面積が増えるリブ加工に長があるのかもしれません。

イオン脱臭を謳う製品は、その効果の立証が難しいと思います。

でも、銀イオン・銅イオン・ステンレスソープは「錆びていない金属」ですか、、。

多くの製品が市場で愛されています。

とんでも科学と断罪してしまうには「惜しい」ステンレスソープです。

108円で買えますので、ぜひ一度お試しください。