通販で安くなっているものを見つけたときに、型番から「どうせ東芝製のHG6のmSATA版だろう。後で情報を調べよう」という程度の感覚で買ってしまったのですが、後から調べたところCFD販売の製品情報には全く掲載されていないものであることが判りました。購入時にも製品写真が無かったので、CFD販売の外箱に記載されている情報も得ることが出来なかったのです。
もっとも中身は予想通り東芝HG6のmSATA版で間違いは無く、性能も恐らくCFD販売から出ている2.5インチSATA版のCSSD-S6TM256HG6Qと同じと見て良いでしょう。
実はmSATA接続に対応する本体など全く持っていないのですが、変換基板を使えばごく普通のデスクトップPCでも使えますので、その辺りは気にしないことにしました。
CFD販売のSSDは、箱の表面にCrystal Disk Markと思われるベンチマークの結果が掲載されている辺りが面白いところです。
最速ではないがまずまず速い
それではベンチマークテストの結果です。測定環境はここ最近掲載したSSDと同様ですが、mSATA-SATAの変換基板経由となります。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
最速とまではいえませんが、充分高速な部類でしょう。Nano Pico Edition(Crystal Disk Mark 3.0系)の値はパッケージ記載のものと比較して概ねシーケンシャルで上回っていて、ランダムで同等かやや下回っているという具合でしょうか。
なお、ベンチマークのスクリーンショットで明らかな通り、このパッケージの中身は東芝製のTHNSNJ256GMCUそのもので、型番ラベルも基板裏面にそのまま東芝のものが貼られています。
今回用途のないmSATA版を敢えて買った理由は、単純に安かったからです。2.5インチ版の同等製品と比べて約4千円ほど値下げされていましたので、変換基板を別に買っても充分安上がりだったのです。
この製品は最近の安売り品と比べてもさほど変わらない価格で、性能も比較的良く、東芝製の信頼感もあるというお買い得感が光るものに仕上がっています。さすがにすぐに売り切れてしまいましたが、この値段であれば文句ない出来です。変換基板を足すともう少し高価になるため、星は少し低めでつけていますが…。
-
購入金額
7,980円
-
購入日
2016年03月01日
-
購入場所
NTT-Xストア
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。