以前からSAMSUNG製のフラッシュメモリー製品は高く評価していましたが、なぜかmicroSDHC 32GBのEVOは1枚も持っていないことに気付き、Amazonのタイムセールに合わせて購入してみました。
Amazonお馴染みのFFP(フラストレーションフリーパッケージ)入りで届きました。
microSD-SD変換アダプターが同梱されているものです。アダプターはPROシリーズ添付のものと変わらないように見えます。
PROシリーズがMLC NANDを採用して10年保証となっているのに対して、EVOシリーズはTLC NANDを採用して1年保証と、明らかに格安モデルという位置づけで販売されています。
ランダム性能はPRO譲り
それではいつも通りの環境で性能を見てみましょう。カードリーダー・ライターの買い換えはまだ済んでいませんので、今までと同じiBUFFALO BSCR09U3WHとなります。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
さすがにシーケンシャル速度はPROよりも大きく劣ります。どちらのテストでも約半分というところでしょうか。
その一方で4Kランダムの性能は素晴らしいものがあります。リードはPROよりも若干劣る程度なのですが、ライトの方では僅かながらPROを上回ってきています。
また、先ほどPROの半分程度と評したシーケンシャル速度ですが、クラスを考えればかなり素晴らしい値であることも見逃してはいけません。
上記の東芝製とほぼ同クラスの製品ということになるはずですし、最大リード48MB/sという辺りもほぼ同等なのですが、ランダム性能や書き込み性能は次元が違うといえるほどにSAMSUNG EVOが上回っています。
保証期間の短さなど残念な部分もあるのですが、それを差し引いてもこの製品のコストパフォーマンスは素晴らしいといえます。通常はローエンドクラスとしては少し高めの実売価格なのですが、タイムセールであればまさにローエンドという価格帯に降りてきますので、そうなれば迷わずお薦めできる製品です。
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購入金額
1,080円
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購入日
2016年03月02日
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購入場所
Amazon
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