以前日記などでは少し話題にしたことがあるのですが、仕事で伺った客先の会社で廃棄品をいただいてきた品です。
本来ならば廃棄になるような世代ではないのですが、HDDが故障したためWindows 8が修復→再起動を繰り返してしまって使えないという状態であり、修理に出すほど時間も金もかけるべきPCではないと判断して新たにPCを買ったため、捨てるつもりだから使えるなら使って良いという話でしたので、いただいてきたわけです。
主な仕様は以下の通りです。
・CPU:Intel Celeron 847 1.1GHz
・RAM:DDR3-1333 4GB(1/2スロット占有)
・HDD:500GB SATA
・チップセット:Intel NM70 Express
・液晶:15.6インチ 1,366×768 Pixel
・ネットワーク:有線 100BASE-TX、無線IEEE802.11b/g/n
・DVD SuperMultiドライブ搭載
CPUは最下位ではあるものの一応SandyBridgeであり、Windows 8.xだけではなくWindows 10にも十分対応可能です。
まず、HDDコピースタンドで標準搭載のHDDから別のHDDへデータを救出できないか試してみたのですが、これは途中でエラー停止となってしまいました。
そこでHDDを取り出し、HDDコピーソフトでSSDにイメージをコピーしてみました。使ったのはHD革命Copy Driveです。
コピー先はこちらのSSDとして、不足分に応じて領域を縮小させています。
これはあっさりと成功しました。そこで客先で使っていたアプリケーションはすべて削除して、Windows 10へのアップグレードを実施してみました。Windows 8からアップグレードした環境を試したかったというのが一つ、環境を壊してしまっても全く影響がないというのがもう一つの理由です。
Office中心なら使える
実はこのPCが客先に新品導入された直後にも、設定作業などのために操作したことがあったのですが、そのときにはお世辞にも快適とはいえないPCでした。やはりCeleron 847というCPU性能の低さに加え、HDD(標準搭載はTOSHIBA MQ01ABA050)の遅さも結構気になるものでした。
そこでこのPC/AT互換機を使う際には、必ず何らかのSSDを用意しようと考えていて、TLC NANDでメイン級での常用にやや不安を感じたSK Hynix SL301を投入したというわけです。
実際にSSD化して使ってみると、思いの外快適に動いているという印象です。Windows 8→Windows 10というアップグレードの影響も無視できないのかもしれませんが、SSD化だけでもかなり印象が変わってきます。
普段自分が常用しているPCと比べれば絶対性能は明らかに劣りますし、15.6インチの画面サイズだけあり携帯性はあまり良くありませんので、当面はWindows 10のInsider Buildの動作検証用として使おうと思っています。現時点で私が常用しているWindows 10 PCはMicrosoft Surface Pro 3だけで、これはInsider Buildをインストールしないよう設定しているものですので、今までは検証環境がなかったのです。
わざわざ金を出して今更買おうと思うようなPCでもありませんが、いただけるものとしてはかなり実用度も高く、有難い存在となっています。
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購入金額
0円
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購入日
2015年12月頃
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購入場所
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