まあ、レビュータイトルが全てですねw
ヴィクトリア、ハーツオブアイアン2をプレイする上で、色々と勉強してみると、感情移入できる訳で。
特に、ハーツオブアイアン2には、世界中の国家(当時存在したとされる実質的な物も含め)の閣僚だとか、将軍が登録されておりまして。
チベットを選んで見たのですが、そもそも、国家元首以外の人物がウィキペディアには載っていないので、気になる気になるw
コロンビアには太宰治の写真を使った将軍が居たりするので、実在を疑ったりもしたわけで。(太宰治の写真を使った将軍は実在します。単純に写真採用ミスw)
そうなると、架空人物だと感情移入できないなあ、と我慢できなくなりまして、探し始めた訳です。
しかしながら、チベットは、とてもデリケートな国家でありまして、資料は中々に存在しません。
そんな中で、どうにか辿り着いたのが、この書籍になります。
とりあえず、結論から言うと。
ゲーム用の資料としては、まあ、何とか役に立ったかな、という感じ。
閣僚などの人名について、幾人かは把握する事が出来ましたし、近代チベットでの政府内部の人間(著者は第二次大戦中から戦後にかけて財務長官職にあった)による著作という事で、政策決定権の所在とか、参考になる事も有りました。
また、チベットの成り立ち、ダライラマの誕生に至る経緯なども、興味深いですね。
チベット語の表記、読みについては、随分と揺れがあるようで、ウィキペディアなどにのっている人物の名前も表音文字が違ったりすることがあり、中々に読み進めるのは難しい部分もありました。
ただし、この本は、発行者の名前を見ても分かる通り、一般書としてというよりは、研究所に近い形の書籍です。
簡単にいうと、大学の教科書みたいなものですので、読みやすい訳では無く、これに対して、何らかの解説書か資料を合わせて読むべきものなのかな、と思いますw
勉強目的に購入した訳ではありませんので、そこは追求せず、人名事典的に巻末の索引を調べる位にしか使っていませんw
-
購入金額
3,800円
-
購入日
不明
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。