現在車載DAPとして使用中のCOWON PLENUE D2。
2019年の発売としてはメモリは決して多くなく、内臓は64GB。
容量が大きいハイレゾファイルや、数が多く再生時間が長いWebラジオのDJCDのmp3ファイルを詰め込むと、早晩容量不足になるのはわかりきっていたので、早速外部メモリを調達した。
SDカード類も最近は安くなっているので、最初っからDAP対応最大容量の128GB。
チェックしたところ、問題なくスピードも出ており、容量も確かで、バチモンではなさそうなので、早速DAPに...
...とはならない。
実はこのままでは認識できない。
COWON PLENUE D2の外部メモリの対応最大容量は確かに128GB。ただし、FAT32フォーマットである必要がある。
一方Windows上では、32GBを超えるストレージデバイスは、標準機能ではFAT32でフォーマットできない。FAT32の規格的には、対応最大容量は2TBなので、FAT32のフォーマットが出来ても良いはずだが、FAT32には1ファイルあたり最大4GBの制限があり、「大きなファイルを扱うために大きなストレージを購入したのに、使えない!」という苦情を避けるためなのか?、Windows標準の機能ではFAT32形式では32GB以上の領域はフォーマットできない仕様にされている(FAT系では、1ファイルあたりの最大容量も、対応ストレージの上限もともに256TBとなる拡張フォーマット=exFATとなってしまう)。
この仕様に合わせてか、32GB以上のフォーマット済みの市販SDカード類は、exFATでフォーマットされている。
ただそれではPLENUE D2で使えないので、32GB以上のデバイスをFAT32形式でフォーマットできるソフトを探すことになる。
無料で何種類かこの手のソフトが提供されているが、定番中の定番、老舗中の老舗、トキワ個別教育研究所の「Fat32Formatter」。2007年初版リリースで、現状の「version 1.1」になったのが2012年。以降とくにいじられていないが、使える(公式ページには「動作環境 Windows2000/XP/Vista/7」とだけあって、8系や10の記載がないが、ともに使える)。
インストール後、SDカードスロットに128GBの「SDSQUNS-128G-GN6MN」を挿入、認識させる。そしてexFATでフォーマットされている状態から、パーティション削除して、FAT32フォーマット開始でおわり。こちらでやることはボリュームラベルを決めることくらい。
カード挿入後、「パーティション削除」すると、「未割り当て」に
これをPLENUE D2に挿入すると...もちろん問題なく使用できるようになった。
これで64GB(内臓)に128GBを加えて、192GBの最強状態に。
そう何度も使うものではないけれど、こういう「使える」ソフトは素晴らしいな。
※そんなソフトだが、作成者による開発は終了しており、今後のWindowsのヴァージョンアップ対応などには不安を残す。実はソースコードも公開されており、後継者募集中。ZIGSOWに強者はおらんかのう....
確実に出来る
実は、コレを使う前に他のフリーソフトをひとつ試したが、ディスク認識しなかった。
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購入金額
0円
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購入日
2020年06月10日
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購入場所
トキワ個別教育研究所
baelさん
2020/10/28
https://ja.osdn.net/projects/gparted/
cybercatさん
2020/10/28
再び使うときにGparted試してみますね。