VAIO Fit 15EはVAIOブランドがSONYから離れてVAIO株式会社となったときに最初のモデルとして登場しました。
ちなみに、VJF1511AUS1Bは本来法人向けの機種ですが中古市場に出ていたものを入手しました。
基本設計はSONYが2013年に発売したVAIO Fit 15Eと全く同じです。
さすがに5ヶ月で全くの新モデルは用意できるわけないですから当然の結果でしょう。
2015年になり、VAIO ZシリーズやVAIO S11などの完全新規製品が登場するなかでVAIO Fit 15E/Fit 15E mk2はVAIOのスタンダードモデルという立ち位置の製品でした。
2016年にはVAIO S15という筐体が同じで性能が大幅に向上した後継機が登場し、Fit系は一応終息となりました。
いたって普通
VAIO Fit 15EはスタンダードモデルということでVAIO社のほかの製品と比べるといたって普通な印象なスペックです。
VJF1511AUS1Bの場合、主なスペックは
OS:windows 7 Professional SP1 32bit(windows 8.1 Pro 64bitからのダウングレード)
CPU:intel core i5-4210U(Haswell Refresh)
GPU:intel HD Graphics 4400
Strage:500GB HDD(5400rpm)
Memory:4GB(4GB*1)
Display:15.5inch(1366*768)
ODD:DVD Super-multi
となっています。
OSに関しては本来はダウングレード権つきのwindows8.1でしたが、すでにアップグレード済みのものだったので、windows 10 Proにアップデートしました。
一般ユーザー向け最新バージョン(Anniversary Update)を適用しています。
また、追々書いていくことにはなりますが、光学ドライブはBD対応のものに交換しました。
mk2にしなかったのはVGA出力よりもUSBポートの数を優先したため。
SONY時代~VAIO移行直後のモデルはUSB2.0*2 & USB3.0*2の計4ポートありましたが、mk2以降はビジネス向けを優先し、VGA出力(15pin)がついたことで、USB3.0ポートが1つ減ってしまいました。
Simple is the best を地でいくデザイン
VAIO Fit 15Eのデザインはとてもシンプルです。
同クラスの国内大手メーカー製PCは光沢のあるデザインが多い印象ですがVAIO Fit 15Eの場合は画面周辺と天板のロゴ以外は光沢がないデザインです。
最近、個人的にマット調の感じが好みなのでこれは好印象。
SONYブランドではなくなりましたからもちろんSONYロゴはなし。
買った当初の写真なのでOSがwin8.1ですが今はwin10にしました。
スピーカーが手前にあり、ユーザー側を向く設計となっていることでキーボードのある面はキーボード、タッチパッド、電源ボタン、Num lockとCaps Lockのランプ、VAIOのロゴしかありません。
余計な段差などもなくスッキリした印象です。
SONY時代には搭載されていたVAIO CareやNFCがなくなったことから、AssistボタンとNFCロゴも排除されています。
パームレストについているステッカーもCPUのものだけ。
※SONY時代からFit系はこうだった気がする。
キーボードが…
そのままなんですが、正直キーボードは以前使っていたVPCEB18FJのほうが好きですね。
薄くなって静かにはなったのですが、打ち込んだ感じが柔らかいのと時々筐体がたわむような感じがあります。
この辺りは同じ筐体を流用しているS15ではどうなのか気になるところ。
もう一つ不満点というか気になる点を挙げるとするなら、パームレストの端は尖っていて時々気になります。
少し丸みが欲しい…
手で触れている場所が気になるポイントになってしまっているのは大きな減点ポイントですが、性能面では不足ありません。
SONY時代のVAIOに入っていた多くのプリインストールソフトがほぼすべてなくなり、メモリを圧迫しなくなったからか、従来は8GBに増設して何とかしていましたが、今回は購入時のままの4GBでも問題はないように感じます。
あとは、以前のPCから微妙に光学ドライブのボタンやSDカードスロットの位置が変わったことで多少混乱しましたが、慣れてきて問題は無くなりました。
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購入金額
55,000円
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購入日
2015年12月20日
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購入場所
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